人間関係で悩む方は、とても多いです。
学校や家庭、会社、サークル活動や部活……人が集まれば、あつれきが生まれ、大なり小なり衝突があるのでしょう。
私が人間関係で悩んだとき、とても参考になった加藤諦三さんの本『他人と上手くつきあえない人「きずな喪失症候群」という病』について紹介します。
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加藤諦三
社会学者で、早稲田大学の名誉教授である加藤諦三さんは、テレフォン人生相談の名パーソナリティとして有名です。
親子、夫婦、友人、仕事や不倫など生き方について、迷える相談者に寄り添うアドバイスが胸に響きます。
「多くの離婚の原因は、モラルハラスメントです」
たまたま聞いた放送で、そうありました。
表面だけでなく、妻が陰で操ろうとするモラルハラスメントもあるとか。
心理についての著書もたくさんあり、私は悩みがある時いまでも読み返しています。
『他人と上手くつきあえない人』本は、 読みやすく人間関係について、目からうろこが落ちるような内容です。
なぜ人と上手くいかないのか
本当はあの人と親友になりたい考えているのに、なぜか遠ざけられてしまう。
そんな経験がありませんか?
私は人との関係について、悩んできました。
この本には心に不信感や優越したい気持ちがあると、態度やしぐさに表れ、それを人が敏感に感じ取るため、親交が深まらないのだと、あるんですね。
この本は、親しい人間関係が築けない人は、なにが問題かを解説しています。
- 相手に母なるモノを求めてしまう
- 適切な距離感を知らない
- 相手の立場や苦労を思いやることがない
心理的に絡む
夫婦や親子でよく見られる葛藤。
相手にしつこく絡むことで、自分のおもしろくない気持ちを発散するタイプの人がいます。
なかには無自覚に絡む人もいるし、感情的になってしまいブレーキがきかない人も。
要するに自己中心的なのですね。
自分は王様、他人は自分に優しくすべきだし、言うことを聞くべきだ。
そんな考えが胸底にある。。
そういう人が親だと、子どもは鬱など心理的な問題を抱えるかもしれません。
成長した子どもはいつか親に、手痛いしっぺ返しをすることがあるでしょう。
しっぺ返しをするくらいの強さがあれば、世の中を渡っていける。
けれど、心が折れやすいと、引きこもりになってしまうことも。
そうならないための予防策としても、加藤諦三さんの本はおすすめです。
文庫本で550円の『他人と上手くつきあえない人』
自己啓発セミナーなどにハマると、高額な料金ですが、本はその点、良心的です。
しかも、繰り返して読むことができる。
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癒やしを与える人
人ぞれぞれ暮らしが違うし、家族や経済状態、体調も同じ事はありません。
加藤諦三氏は、「ヒナゲシなら野に咲くヒナゲシ のように生きたら良い。むりをして胡蝶蘭になろうとすると、他人にムリをしていることが伝わり、結局それで遠ざかるのだ」というようなことを本の中で、語っています。
例えば、悩みの相談者は自分のことばかり述べがちだけれど、相手の立場を思いやることができれば、それだけでほぼ解決する。
そのようなことも述べているんですね。
加藤諦三さんの本は新刊はもちろん中古もあるし、電子書籍もあります。
私はたくさんの本を処分したけれど、加藤諦三さんの本は手元に置きました。
読む度に新たな気づきがあるからです。
まとめ
『他人と上手くつきあえない人 きずな喪失症候群という病」についてお伝えしました。
私の悩みは、父にそっくりなこの性格です。
ファミリーチェーンという言葉を、はてなブロガーの方が教えて下さいました。
血族って、なかなかに厄介ですね。
加藤諦三さんは末っ子として生まれて、モラハラなお父様との関係が辛かったそうです。
人間はなにが幸いするかわかりません。
加藤諦三さんも親子関係で深刻に悩んだからこそ、名パーソナリティになったのでしょう。
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