2021/02/13更新しました
緊急事態宣言が解除されますが、家計のコロナショックはこれからが本格的になりそうです。
- ボーナスが出ない
- 給料の激減
- 大学の授業料が払えない
庶民の家計にゆとりはなく、経済的な格差がますます広がりかねない状況を、あさイチの番組からお伝えします。
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学費ピンチ
2020年5月27日のあさイチ『家計のコロナショック』には、50代の母親と音楽大学4年の娘さんが登場しました。
母子家庭で、コロナウィルスの影響による家計ダメージを受けています。
- 非正規で働いていた母は、父親の介護のために離職し、いまは求職中。だが、仕事がない
- 音大生の娘は年間の授業料が200万円、そのほか楽譜や楽器などが必要なのに、ピアノ伴奏のアルバイトがなくなって、困っている。
音楽大学4年生の娘さんは、奨学金と結婚式場などのピアノ伴奏のアルバイトで得たお金を学費に充てていました。
でも、アルバイトの8万円がコロナ禍により失せて、あと一年の大学生活ですが、200万円の学費に困っているんですね。
番組では、学生支援緊急給付金を紹介。
参照元:
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、世帯年収が減ったり、アルバイトの収入が激減したりした学生が対象の給付金です。
申請の窓口は、大学や専門学校など。
大学が希望者のリストを日本学生支援機構へ提出してから支給かどうかがきまるので、スピード感は期待できないかもしれません。
しかし、住民非課税世帯の学生には20万円が給付されます。
そのほかの学生は10万円。
国立大学だと、成績が真ん中から上位の場合は申請により授業料が免除 されることもあります。
番組に登場した方の音楽大学は、学費を免除しないとのこと。
それにしても私立の音楽大学や美術大学は、驚くほど学費がかかりますね。
年間200万円だとすると、4年で800万円。
大学4年生なので、卒業までもう少しです。
休学や退学せずに、ぶじに卒業して就職してほしいものです。
全国には、アルバイトが減って困っている学生さんが多いのでしょう。
私の次女は奨学金を借りて、国立大学で学びました。
借りたのは月々5万円で、4年分240万円です。
自分で働いて返済中のワーキングマザーで、2029年までの返済。
月に14,227円を払っているところです。
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収入ゼロ
あさイチの番組では次に、ダンスのインストラクター40代女性が登場。
なんと本業の収入がゼロになったそうです。
この方は住宅ローンを抱えています。
マンションの管理料と住宅ローンで、月に13万円の支払いを、独身の女性がひとりで払うのはたいへん。
わが家は夫婦ふたりで協力して、ようやく住宅ローンが終わりました。
ところで番組では、女性はマンションの売却を決意します。
そして個人事業主が受けることのできる給付金などの情報を収集している場面で、その方の登場シーンは終わります。
国が持続化給付金の申請を受け付け中。
書類に不備があると、給付が遅れるため注意して下さい。
5万円の収入減
3番目に登場したのは、乳児がいる20代夫婦。
佐賀空港にご主人が勤務の20代夫婦は、月給が5万円も減って困っています。
コロナウィルスにより、人々の移動が制限されましたから、航空会社は乗客が激減。
「5万円も給料が減ると、家賃の支払いや育児費で苦しい。仕事は好きだけれど、転職を考えるときもある」
この方の場合は、労働組合が機能していたので、会社と掛け合うそうです。
パートだと労働組合に期待できず、個々が対応せざる得ないでしょう。
生活防衛のための申請リストは、マネーポストがよくまとまっています。
どの申請も書類に不備があると、書き直しとなります。
細かい文字を読んで、何度も記入するのは骨が折れる作業ですね。
補助金はとくに審査がきびしいことがありますが、ネバーギブアップ。
申請を2度や3度であきらめると、役所の思うつぼです。
自治体によりますが、水際作戦が徹底している職員もいるのです。
通い詰めるくらいの気持ちで申請書をだすと、通る確率が高くなるでしょう。
「新型コロナ恐慌後の世界」本は、いま売れ筋。
先をにらんで、備えたいものです。
このご時世で給料が減らず、ボーナスもでるのなら、恵まれています。
サバイバルが必須という方が多い。
日本の経済とわが家の家計について、考えてみませんか。
まとめ
あさイチ『家計のコロナショック』を見て、厳しい経済状態の家庭が多いことにあらためて気づかされました。
- 学費が払えず大学を中退しなければならない
- 仕事がみつからない
- 給料が減った。
そういうときは助成金や補助金制度を使って、乗り切りましょう。
手続きは面倒かもしれません。
場合によっては2度も3度も、書類の不備で突き返される可能性もあります。
あきらめない人だけが、お金を受け取ることができるに違いありません。
家計のコロナショックに際して、どう乗り切るかについてお伝えしました。
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