全国的に自粛の嵐で、イベントや祭りはすべて取りやめとなり、大都市では緊急事態宣言も発令されました。
「会社の業務が激減しているから、給料が4割減になるかもしれない」
娘が深刻そうに、電話をくれました。
家賃が高額な都内に、家族とともに暮らしています。
コロナの恐ろしさは感染力とともに、生活破壊だと感じたことをお伝えします。
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コロナウィルスの破壊力
コロナ疎開は厳禁なので、私は孫に会いたくても当分は会えそうにありません。
そして、グループホームにいる実母にも、面会できない日々が続いています。
緊急事態宣言が発令され、東京や大阪では人影がまばらとのこと。
さて、私の次女夫婦はこの春に、引っ越しをしたばかり。
というのは会社が契約したマンションに住んでいたけれど、転勤がないため住宅補助がなくなりました。
それで、同じマンションに住み続けるには、新たに個人での契約となり、敷金や礼金が必要になるので決断したわけです。
3月まで住んでいたのは、エレベーターなしのマンション3階。
2歳になる子どもが走り回ると、階下から苦情は来ないけれど、かなり神経を使うという娘。
それで、近くの貸家に移ったのです。
保育園が都内なので、家賃の安い郊外には引っ越しできませんでした。
借りた物件は住宅の密集地に位置しているため、1階は昼でも薄暗いのだそうです。
それなのに家賃は13万円!
人気のエリアということですが、地方とはえらい違いです。
夫婦で共働きなので、勤務地に近く便利は良いけれど……。
降って湧いた災難コロナ
2020年は日本中どこもかしこも自粛の嵐で、夏祭りも中止、花火もとりやめです。
私の家は零細な自営業なので、波をもろにかぶっていました。
収入は前年を大きく割っています。
海外に移住している長女は、もう3月半ばからロックダウンに遭い、部屋に幽閉されている状態。
さらに都内で事業を営む長女の夫は、休業中です。
それに比べたら、サラリーマンの次女夫婦は、ましだと感じていたんですね。
それが、いきなり収入4割ダウンの話です。
いやあ、参りました。
一族、総崩れ(@@;)
わが一族には、お役人や政治家がひとりもおらず、全くの庶民ですから、半端なく厳しい。
皆さまはきっと盤石な暮らしぶりだと考えますが、わが家はたいへんな状態(~_~;)
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貸し付け制度
国はコロナの影響を受けて、生活が苦しいならお金を貸そうと言ってくれました。
生活福祉資金貸付制度では、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、貸付の対象世帯を低所得世帯以外に拡大し、休業や失業等により生活資金でお悩みの方々に向けた、緊急小口資金等の特例貸付を実施します。
貸付対象
低所得者世帯
必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)
障害者世帯
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者等の属する世帯 高齢者世帯 65歳以上の高齢者の属する世帯
生活福祉資金貸し付けには条件があるので、必要な方は厚生労働省のリンクをご覧下さい。
こちらの貸し付けは、まず都道府県にある社会福祉協議会に申し込みます。
審査の上で貸し付けをできるかどうか判定。
低所得者向けですから、私の娘夫婦は利用できないでしょう。
事業者向け
観光業や飲食店など事業者向けの貸し付けは、日本政策金融公庫が窓口となり、「新型コロナウィルス感染症特別貸し付け」を実施。
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況悪化を来しているみなさまを対象とした「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を取り扱っております。
貸し付けというのは、返済が義務です。
なので借金はできればしたくありませんが、降って湧いた災難のコロナには、糊口をしのぎつつ、やり過ごすまで待つしかありません。
糊口とは、飢えない程度に薄いおかゆをすすって生きること。
30万円現金給付
国が給付する30万円の現金給付は、収入が50パーセント以上下がって、非課税世帯並みの所得水準が対象のようです。
30万円現金給付 対象となる収入目安は?新型コロナウイルス | NHKニュース
次女夫婦は、給料が4割減なら対象になりませんね。
私どもも、給付されることはありません。
条件が厳しすぎ……。
2020年の年頭は「価値観が変わる」というコラムが、日経を 飾りました。
コロナの終息が見えないので、経済は縮むだけ縮みそうです。
なぜなら今年一年で終わるのかどうかも、危ういから。
支援について、弁護士が作成した一覧カードがあります。
参考にしたい方はご覧下さい。
まとめ
コロナは強い感染力と、肺に劇的なダメージを与えるのが怖ろしい。
都市封鎖に近い状態は収入ダウンさせ、人々の生活を破壊。
あらためて、たじろいでいます。
節約だけでこの危機を乗り切るのは、たいへん難しい。
このままでは、ますます少子化が進んで、ほとんどの人が苦境に陥ると思います。
コロナ特別貸付制度と、30万円の現金給付について調べましたが、条件が厳しいため、30万円を給付されるのはごく限られるでしょう。
政治家とお役人の坊ちゃん体質に幻滅し、今回は声もありません。
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