少し前に実母が急に亡くなり、呆然としています。
老人施設に暮らしていた母は、満81歳。
コロナ禍でなかなか会えないままに、肺炎を悪化させ、息を引き取りました。
一日葬で見送ったことをお伝えします。
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突然の訃報
私が住む場所から、距離にして150キロ離れた町で母は暮らしていました。
ひとり暮らしでしたが、59歳のときに脳こうそくとなります。
そして、後遺症で70代になると脳血管性の認知症に。
老人施設に3年あまり前に入所しました。
コロナ禍で面会できない月日が続いたのです。
2月中旬に義母を見送ったばかりなので、まさか実母が亡くなるとは……。
叔父から電話をもらったときは、呆然としました。
母は昨年、緑内障をこじらせて、ほとんどが目が見えない状態。
食事も介助をしてもらい、摂っていました。
そうしているうちに肺炎となったのです。
一日葬
母には私のほかに、もうひとり子どもがいます。
父親が違う弟は7歳下。
その弟が喪主です。
喪主が関東地方に住んでいることもあり、叔父たちがお寺の和尚さんの許可を得て、一日葬に。
火葬と告別式を1日で執り行いました。
母の場合は、親族だけのささやかな葬儀です。
お母さん、生んでくれてありがとう。
薄幸だった母の人生を思うと、涙がとまりません。
母は手荷物だけで老人施設に入所して、思い出を私に残して、黄泉の国へ旅立ったのです。
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永代供養
父親の違う弟は、51歳の独身。
菩提寺と相談して、母を永代供養にするとのこと。
浄土宗のお寺です。
- 永代供養料
- 納骨法要
- 刻字料
お寺の裏手の墓地に、観音像があり、永代供養墓があります。
いずれ弟も、そこに入れるように手はずを整えたのでしょう。
母の永代供養は50回忌まで。
費用は100万円あまり。
いつの日か弟が身罷ったときは、プラス20万円とのこと。
生命は有限
母が亡くなったとき、私は死に目には会うことが叶いませんでした。
あっさりとこの世から、いなくなった母。
花が好きだった母は、今年の桜を見ることができません。
生命は有限だということを、改めて感じる春。
私もあと何回、桜を見ることができるのだろう。
いまを大切に生きて、縁ある周囲の人達と和やかに過ごしたい。
母は若いときも老人施設に暮らしてからも、近くに住む叔父や叔母に支えてもらいました。
私は感謝しかありません。
まとめ
納骨はお盆か、秋彼岸のころになるでしょう。
母の遺骨は現在、お寺さんが預かってくれています。
弟が独身のため、母は菩提寺の永代供養で永遠の眠りに。
私は自分の部屋に母の写真とお水を置いて、これからも冥福を祈りたいと思います。
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