先週、ドラッストアへ買い物に行きレジに並ぶと、私の前に並んだ30代くらいの地味めな女性が「クレジットカード・リボ払いで」と、店員さんに言ったのです。
見るとなしに眺めると、その女性が買っていたのは菓子パンや洗剤など、ごく日常的なモノばかり。
社会人がお金を借りる理由の1位は生活費とのこと。
借金と家計について考えます。
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生活費が足りない
私は前にポイントが付くので、クレジットカードやペイペイで食品などを買った時期がありました。
クレジットカードはもちろん私の名義で、私の口座から引き落とされる設定。
1回払いにしていますが、クレジットカードやペイペイって、つい使いすぎてしまうんですよね。
気を緩めると生活費が足りなくなるリスクは、どなたにもあるでしょう。
始まりはたった5万円 年利300%の“抜け出せないヤミ金地獄” どん底から脅迫と戦う日々(RBC琉球放送) - Yahoo!ニュース
暴利のヤミ金はもちろんのこと、リボ払いも返済の総額は大きくなりがち。
リボ払い
私がリボ払いの怖さを知ったのは、50代の初め。
当時、クラウドワークスに登録して、節約記事をまとめていました。
5千文字を書いて、3~5000円の報酬をいただけたのですが、直しがてんこ盛りで、時給にすれば100円以下の薄給ライター。
そのとき、リボリビング払いについて記事を書いたのです。
月々の支払を5千円とか1万円とか定額にして、クレジットカードで物が買える仕組みが、リボ払い。
- 例えば金利15.00%の定額方式のリボ払いで50万円の買い物をする
- 毎月1万円の返済
- 支払回数は6年7カ月
- 手数料は驚きの総額29万円
50万円の借金が79万円に膨れ上がるのが、リボ払いの怖さです。
ドラッグストアでリボ払いにした女性は、おとなしそうな地味な方でした。
菓子パンや洗剤をリボ払いにしていたら、スーパーでの食品もリボ払いかもしれません。
リボ払いの金利や借り手のリスクは、学校では教えてくれない。
金融リテラシーが低いと、社会の罠にハマってしまうでしょう。
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お金を借りた理由ランキング
借金をするには、ギャンブルや高額な車を買ったなど、さまざまな理由があるはず。
でも実は生活費の工面が、1位の日本です。
社会人がお金を借りた理由ランキング
- 生活費の工面
- 住宅や車の購入
- 買い物
- 遊興費や交際費
- 新生活の準備や引っ越し
- ギャンブル
- 旅費・交通費
- 冠婚葬祭
- クレジットカード支払
- 投資のため
借金してハイリスクな投資をし、失敗したら……
借金だらけになります。
リターンだけに心を奪われないように。
失敗しない家計作り
電気代の高騰や、相次ぐ食品の値上げに、生活費の工面に困るケースが増えています。
インフレは、私の家のような低所得世帯を直撃。
- ギャンブルをやめて食費に回す
- タバコや酒を控えて医療費を抑える
- オレオレ詐欺に気をつける
- クレジットカードが不正使用されていないかチェック
生活費をクレジットカードのリボ払いにすると、借金がかさんで支払が永遠に続く。
クレジットカードのなかには、最初からリボ払い専用になっているケースがあるので、注意が必要です。
月々1万円は甘い餌で、クレジットカード会社にとって儲けが大きい。
まとめ
えらそうなことを言えない私です。
金融知識が乏しくて、28歳で夫の住宅ローン・連帯保証人になりました。
金利は全期固定の7パーセント。
その当時は、まさか2,400万円の借金が5,000万円になるとは知らなかったのです。
借金の金利は怖い。
連帯保証人なので、夫がコケると共倒れ。
たとえ離婚しても債務からは逃れられないし(>o<)
綱渡りのような家計だったことを反省し、いまも勉強中です。
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