2019/11/10更新しました。
シンプルライフにはノウハウが必要です。
そして続けるためにはモチベーションも大切でしょう。
節約主婦の私は図書館の本を活用してノウハウを集め、やる気を養っています。
きょうは『50代からの老いない部屋づくり』部屋を考える会著・メディアファクトリーを借りてきました。
ヘヤカツってご存知ですか?
就活、婚活、妊活、終活などなどたくさんありますが、ヘヤカツは断捨離やミニマリストとはちょっと違う観点から住まいを考えています。
部屋を考える会・代表は長崎夏海氏。
もしドラの作者でヒットメーカーですね。夏海という女性的な名前ですが、男性です。この本が出版されたのは2014年当時、長崎さんは46歳とのこと。
スポンサーリンク
ヘヤカツとは?
本にはこれからの人生を活かすために、掃除のしやすい部屋をプロデュースしましょうということが書かれています。
なぜなら過ごした時間に比例してモノが増えていき、メタボなおうちに陥り、部屋から流れが失われるから。
すると、空間が古びて、そこに住む人も老いやすくなるというのです。
怖いですね。
アンチエイジングの反対のことが、住環境によって起こるなんて。
文中に部屋のメタボ診断がありました。
- 掃除が面倒くさい
- 収納に余裕がない
- 物置に使わないモノをしまっている
いくつか当てはまりましたか?
私は3つすべてが当てはまります。
掃除機をすぐ使える場所に
掃除が面倒くさくなるのは、掃除機をすぐ取り出せないことが原因と言うケースが多いそうです。
確かにわが家も階段下の収納庫の奥のほうにあるため、百均で買ったほうきを使っていました。
そして2018年に掃除機を買うことにしました。
なお『50代からの老いない部屋づくり』の本ではお掃除ルンバをすすめていません。掃除機をかけることができるように通り道を作ることを推奨。
なので床になるべくモノを置かないように、部屋がひと目で見渡せる空間であるようにと説いています。
ヘヤカツとは、部屋に道を通して、流れをつくる方法。
部屋に活力を取り戻して、流れのある部屋で50代からの人生を豊かにしましょうと、いうのです。
掃除は毎日15分
大掃除を一週間に1度するより毎日15分。ゴミやほこりのない状態の「ちょこちょこ掃除」がおススメ。
ヘヤカツの第一歩は掃除がしやすい部屋づくりです。
それはリバウンドを防ぐため。
せっかく掃除をしても、いつのまにか元通りに散らかってしまった。そうならないように部屋の環境を掃除をしやすく変えてゆく。
片づけてもリバウンドした経験があるので、ほんとうに身に沁みる想いで読んでいます。
油断するとすぐ散らかるのが悩み。
スポンサーリンク
浴室にはモノを置かない
家のなかでけっこうな面積を占めるのが浴室ですが、湿度が高いためカビがはびこりやすい。
ええ、確かに私の家の浴室は梅雨どきから夏は特に黒カビが気になる。それで、ハイタ―を使うことがありました。
この本には、銭湯に行くときのようにカゴの中にお風呂セットをまとめ、出るときに浴室の外へ出すと良いとあります。
お風呂の床にシャンプーや石鹸がないと、洗い流しやすく、いつでもスッキリ。
追記:浴室を使用したら、水分をふきとるようにしました。ぬめりやカビが出ないようになります。築年数を経た家に暮していますが、手入れ次第でキレイを保てますね!
片付けられない人の心理
「あれがなくなったらどうしよう」
「後悔したくない」
そういう不安な人は部屋を片付けることができない。
ドキッ!
私は不安と脅えのかたまりに違いありません。
ヘヤカツをしていつもスッキリとした空間に住むと、積極的に取り組む元気が生まれて、外へ出かけたくなるそうです。
じつは私、外出すると、つい「あ~早く帰って片付けなきゃ」と汚部屋が胸をよぎりせっかくの時間を心から楽しめないことがよくあります。
部屋を大事にする人は老いない、というのが本の著者である岩崎夏海さんの持論。
まとめ
ヘヤカツのことを初めて知りました。
本のなかには、捨てられない思い出のモノは「自分たちの歴史を振り返るための博物館」にすると良いとも。
そうやって、ヘヤカツを50代の道楽にして、必要があればリノベーションもするのもOK。
わが家は建てて25年を迎えるので、楽しくヘヤカツをしたい!と思った一冊です。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク