夏は脳こうそくに気を付けたい季節です。
脱水から赤血球が固まりやすく、また、めまいやふらつきなど熱中症と似ているため、脳神経外科の診察を受けるのが遅れることがあります。
そして、気づかないうちに動脈硬化が進行していることもあるでしょう。
血管年齢をチェックしてみませんか?
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血管は沈黙の臓器
私の母が1回目の脳こうそくで入院したのは50代後半。仕事上のストレスを抱えていた時期でした。
自分はまだまだ若いと思っていても、動脈硬化が進行していたのです。
血管がしなやかさを失い、内壁が硬く厚くなるのが動脈硬化です。
困ったことに、血管はどんなに硬くなっても傷ついても症状が現れません。
婦人公論2017年2月14日号に血管年齢がわかるチェックリストが載ってたので、紹介します。
あなたの血管は実年齢より若い?老けてる?
- 階段を上がると胸が圧迫されたような感じがする。
- インスタント食品や脂っこい食事が好きで、よく食べる。
- 電話が鳴ったらすぐ取らないと気がすまない。
- 責任感が強く、仕事に手を抜くことができない。
- いつも時間に追われている感じがする。
- 1日の喫煙数×喫煙の年数=400以上である。
- 血圧が高い
- 運動らしい運動をしていない
- 最近、物忘れが多い。
- 手足が冷たく、しびれた感じがある
- コレステロール値、あるいは血糖値が高い
- 親や兄弟に心臓病や脳卒中で倒れた人がいる。
当てはまる項目が多いほど、血管の老化が進んでいる可能性が大!
0~4は年齢相応の血管年齢です。
5~8は実年齢+10
9~12は実年齢+20歳以上
私は5個あてはまりました。
電話が鳴ったら、駆け足ですぐ取りますし、仕事に手を抜くことができないほうです。それに加えて母親ならびに母親の親族も脳疾患がとても多い家系なので、リスクは高い!
それで血管をこれ以上、老化させないためのコツを紹介しますね。
野菜をよく噛んで食べる◎
生活習慣により、血管をしなやかに保つことは可能です。
まずは色とりどりの野菜を食べること。そのときは調味料を少なめにして、よく噛んで味わう。
野菜を多く摂ると、悪玉コレステロールを減らせて、動脈硬化の予防になります。
青魚やタマネギを摂る!
青魚のEPA(エイコサペンタエン)、タマネギの含硫アミノ酸、チョコレートのカカオのポリフェノールには、動脈硬化を予防する作用があります。
タマネギは、酵素反応を促すために、スライスして30~60分ほど室温で放置してから調理すると効果的。
ストレスを減らすにはアバウトなほうが良い
几帳面で、何ごともきっちりしていないと気がすまない。
そういう方は血管が緊張し、血圧があがります。高血圧は塩分の摂りすぎのほか、ストレスからなりますので、リラックスを心がけたいもの。
「〇〇してはダメ」と抑制が働くだけで血管は緊張しますから、多少はいい加減に暮らしましょう。
せっかちやイライラも血管にとっては良くありません。
「なるようになるさ」と、思うことも大切。
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血流をよくするための運動を心がける
背中を丸めて、パソコンやスマホに向かい、何時間も調べものや執筆をするのは、体のために良いことでありません。
同じ姿勢でずっと椅子に腰かけていると、血流が悪くなりますよ。
時どき立ち上がり、かかとを上げ下げしながら体をほぐすだけでも血流が良くなります。
20~30分で伸びをしたり、ゆっくりストレッチすると肩こりや腰の疲れにも効きそうですね。
私の母は2度 、脳こうそくで入院しています。
1回目が軽かったので、しばらくするうちに油断してムリをしました。2回目の入院から、新聞を読もうとしても根気が続かなくなって、足の歩幅が小さくなって歩くことが難しくなったのです。
脳の血管が詰まることで壊死した部位があり、徐々に生活に支障を及ばしました。
私は家系的にリスクが高いと思われるので、ホント気を付けていきたいです。
まとめ
ふらつきやめまいは、熱中症の症状ですが、脳こうそくのときも出ることがあります。片手にしびれがでたり、急になにか話そうとしてろれつが回らないときには特に注意が必要。すぐに病院で診察を受けてください。
動脈硬化が進むとリスクが高まりますから、自分の血管年齢をチェックして、青魚やタマネギを食事に取り入れつつ、運動をすると予防になります。
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