消費増税は2019年10月から、予定通り10パーセントに増税となります。
政府は景気が悪化しないように対策を検討とのこと。ふくらむ国の借金返済と子育て支援を軸とし、商店街などでキャッシュレス決裁した消費者にポイント還元なども浮上。
それにしても消費税が8パーセントに上がった2014年4月は景気が落ち込みました。わが家のような低年収の世帯には消費税が上がることは非常に痛い!
ところで車やテレビ、冷蔵庫など大型家電の買い替えは増税前のほうがお得でしょうか?
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消費税10パーセントなぜ?
少子高齢化による社会保障費の増大は、もはや直視に堪えられない状態です。国の借金は2016年末で1066兆円。国民一人当たり840万円となりました。
わが家は50代夫婦ふたり暮らしですから、1680万円の借金という計算。まあ、この数字は政治家とお役人が自分たちの無能ぶりを隠して、国民に押し付けたものではないでしょうか。
だって、自分たちはたんまり退職金と年金を国からもらうのですから。中小企業が多い地方では、公務員しか「ゆとりある老後」が保障されていないのは常識です。
しかし、これからますます高齢者がふえて、若年層が減るわけです。
消費税は高齢者であっても、逃れることができません。徴収しやすく、しかも不景気になると税収が減る所得税と違い、景気に左右されないで常に一定の額を見込むことができます。
広く租税できて、脱税されにくいメリット
消費税はぎりぎりの収入で暮らす世帯ほど直撃を受けます。
食料品は軽減税率が導入され8パーセントに据え置き。
一方、外食は10パーセントに。
しかしこのところ、食料品はずっと値上がりしています。台風の影響で秋野菜が品薄、国産の豚肉や鶏肉も上がっているし、オリーブオイルなども高くなりましたね。
安値だった米もじわりじわり値上りしていることに、お気づきですか?
それは日本の農家が減っていることや、世界的な異常気象の影響もあるのでしょう。
消費税が上がって食料品の価格も上昇すると、食べられない貧困層が日本でも増えるかもしれません。
私も他人事ではないのですが、子ども食堂の必要性など、特に子を持つ世帯の相対的な貧困が問題になっています。
貧困度には絶対貧困と相対貧困があり、インドのスラムなど1日1ドル以下でしか暮らせない人のケースは絶対貧困と呼ばれています。
消費税のデメリットは?
消費税が上がると、購買欲が下がり景気が悪くなるというのが、最大のデメリットです。
食べ物はある程度だれでも買わざる得ないけれど、おしゃれ用品や高級コスメ、衣類は影響を受けるにちがいありません。
日本は、若い人がモノを欲しがらなくなったと言われて久しい。それはバブル世代の若いときと比べているからです。
そうですね、東北に暮らす私が20歳だった1980年半ば、同じ年頃の男性は出稼ぎに出てお金を貯めて、好きな車を買うのがトレンドでした。
ビル工事の仕事などは当時、高給だったらしくクラウンとかセドリックとか乗り回す20代がいましたね。
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景気対策の案は?
政府が検討中の増税に向けた景気対策が地方紙に載っていました。
- 商店街などでキャッシュレス決済した消費者に、購入額の2パーセント分を還元
- 年収775万円以下の住宅購入者に最大50万円を支給する「すまい給付金」を拡充。
- 住宅のリフォーム費の補助
- 自動車購入者に対する税金の軽減
家を買ったりリフォームしたり、車を購入したりできる人はお金持ちじゃないですか。
それに年配者は現金主義がいまだに多いですよ。低年収の世帯にはメリットがないでしょうね、やっぱり。
やっぱり増税前に車を買うべき?
画像は無料素材pixabay.comから借りた1枚です。
うちの車はこんなふうにぼろい(-_-;)
しかし、11月にまた車検を取ろうと思っていました。地方なんで、交通の便が悪いため、車がないとほんとうに不便(泣)
見栄なんて張れません。
とりあえず、2019年10月までには中古でいいから買い替えようかと考えます。
冷蔵庫は17年めに突入
さて、うちの冷蔵庫は2000年に買ったシャープ製品。
いまのところ故障はしていませんが、家電もとことん使い倒していますから、いつ心停止するかわからない状態です。
消費税が上がることは、わが家のような地方でささやかに生息している庶民にとって、打撃であることは間違いありません。
車は2019年10月前に買い替えを予定。その他の家電などは、壊れたときに考えることにします。
余談
夫に「消費税が上ったら家計が苦しくなって食べられない」と話すと、なんと返したと思います?
「お前は少し食べないで、痩せたほうがいい」ですって……。
ストレスでムチャ食いしそうですよ、全く。
2018年10月15日修正し、更新しました。
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