2023/09/20更新しました。
2018年1月から3月期までの国内総生産GDPの速報値がニュースで流れました。
前年比0.2パーセント減、年率換算で0・6パーセント減とのこと。
野菜やガソリンの値上げが響き、個人消費が低調だったことや、住宅投資も落ち込んだのが原因。
折しもシェアハウスの過剰融資で、スルガ銀行が叩かれています。
それにしても地方の片隅に暮らして株も持っていない身には、好景気の実感はありません。
50代夫婦ふたり暮らしの家計についてお伝えします。
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節約生活
私は結婚してから31年目の50代主婦。
ふり返れば最も家計が苦しかったのは、ふたりの子どもが高校・大学と教育費が掛かる時期に、住宅ローンも1000万円ほど残債があったとき。
家を建てた1992年当時は、金利がべらぼうに高くて自営業のわが家は当初2400万円の借り入れで、7パーセントの固定金利25年として組みました。
7パーセントですよ、奥さん!
倍以上の返済総額となり、約5000万円を超えます。
しかもバブルが崩壊した時期でしたが、まだ土地神話が根強く、土地の値段も高かったですね。
もちろん金利の見直しをして、金融機関を変更しました。
でも金利はさいごまで2.8パーセント(>o<)
金融リテラシー が低く、金融機関にぼったくられました。
地域の信金も冷徹なビジネスとして成り立っている。
取れるところから搾り取るのだと今になれば理解できるのですが、家を建てたのは夫が33歳で私が28歳のとき。
世間を知りませんでした。
冬場の暖房費をけちり、寒さに凍えながら暮らして、住宅ローンを完了。辛かったです。
教育費を節約するには
私はふたりの子ども達を、小、中学・高校と地元の公立に通わせました。
私立に比べると、学費は断然安い。
ポイントは子どもの希望と照らし合わせて、その地域で伝統ある公立高校で学ばせることかもしれません。
公立高校は偏差値によって振り分けられ、底辺校はヤンキーな生徒が在籍している可能性があります。
朱に交われば赤くなる。
悪い仲間と出会い遊びでつるむと、問題行動を起こす可能性が高くなります。特に女子生徒は一生を左右されかねません。
さて、大学です。
国立大学は親の年収が低くて、授業料を納めることが困難なときは免除を受けることが可能。
学部内での成績が半分より上位なら、申請すれば半額や全額などの免除となることがあります。
奨学金を借りたけれど払うことができない。
そういう問題が起きていますが、授業料の免除を受けたいときは奨学金を借りていたほうが有利なケースがあるでしょう。
教育費は子どもが成長するにつれて、桁違いになるので、私は0歳から郵便局の学資保険を積み立てました。
住宅ローンの金利も高かった時代は、保険の利率もまた良かったのです。
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買わない生活
子どもたちが進学や就職でふるさとを離れると、空の巣症候群になった私。
空しいのです、何をしても。
それでプチプラの服や百均やブックオフで買い物をしまくって憂さ晴らし。
家がモノであふれて、ブラックスボックスに。
買わない生活に目覚めたのは、下の子が就職したころです。
自分の金銭感覚がおかしいことにも気づきます。
親の経済観念を知らず知らずに真似するため、借金癖のある親をお持ちの方はご注意を。
さらに、スキンケアもやめました。
肌断食をしています。
買わない生活をすることで、いかに自分が消費の奴隷だったことが解かります。
スキンケアをやめても、肌がぼろぼろでしみだらけにはなりません。
マッサージやパックのほうが肌の負担になり、それは石油由来の合成物質が刺激となるからです。
食べない生活?!
最近、食べ過ぎています。
産後の娘のために食事を作り、大皿に盛ってしまうからに違いありません。
娘は赤ちゃんに飲ませる母乳を出していますが、私は体脂肪になるだけ。
忙しいわりにちっとも痩せない(-_-;)
買わない生活の次は、不食はむりでも腹7分と断酒を目ざしてみたい。
そうすれば夫婦ふたり暮らしで月に6万円の食費とアルコール代が少しは減るでしょう。
景気の波及効果なんて全く感じない地方暮らし。投資経験なしでアベノミクスの恩恵もありません。
そんな3重苦の主婦にできることは、服とスキンケア用品を買わないことと、満腹まで食べないこと。
過食をやめて、できるだけ健康寿命を伸ばしていきたいです。
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