2020/10/12更新しました
ブロガーRinさんのご著書『子育てが終わったら見直しどき 50代からの暮らしの整え方』を読みました。
整理収納アドバイザー1級の資格を持ち、居宅介護支援専門員でもあるRinさんの2冊目のご著書です。
住み慣れたマンションから、小さな平屋のおうちを建ててお引っ越し。そのご様子をブログにて拝見していても、本を手に取ると片付けや掃除について、さらに参考になります。何より前向きに気持ちになれるのです。
この記事は『50代からの暮らしの整え方』の感想です。
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小さな暮らし
これまでは大きくて見栄えの良い、立派な家が庶民の憧れの的でした。
しかし、最近では親の遺品整理に多額の費用がかかった体験談や、親の家を売りたくても買い手がつかない負動産となっている話題が多い。
Rinさんは子育てが終わった50代に向け、暮らしの実情にあった生活の仕方を提案されています。
画像はアマゾンからお借りしました。
介護のお仕事に就かれて、お嬢さんを出産された前後をのぞいて、ずっと働いてきたRinさんは、ものがあふれたお年寄りの家を実際に見てきたそうです。
床にモノが散乱すると、足を取られて転び、それが骨折に結びついて寝たきりの原因になる。
本にはそんなことにならないように、家の中を整える大切さとポイントが書かれていました。
親の家を片づけたいとき
「50代からの暮らしの整え方」で、私が覚えておきたいと思ったのが、「もらっていい?」という言葉。
これは親御さんが家に不要品を山積みに抱えているのに、捨てるのを拒むときに使うと、効果バツグン!
とっておきの言葉なのです。
「使わないものを捨てましょう」とか「こんなものはいらないだろう」とか言われると、惜しい気持ちが生じたり、「私の必要なモノだから捨てたくない」と頑なになったり。
- 使いやすくしよう
- きれいにしようよ
- 私が使いたいからもらっていい?
そんなふうに声を掛けるとよいそうです。
そうですね、私はいただき物をして感謝されたことがあります。
「10年前に亡くなった母親の着物が捨てられない。毎年、虫干しをして畳んで仕舞うことに疲れたから、もらってくれないかしら」
写真とは違う着物ですが、そんなワケで帯や着物を頂きました。
親のモノを捨てるって、大変なこと。
ましてや着物は高価だったし、思い入れもある。
私は着物が好きだから、生かそうと思いますが、モノは人よりずっと長生き。
150年前の麻や木綿の着物は今も、朽ちていません。
92歳の姑からもらった帯です。50年ほど前のもの。
姑は孫が新築した家に移り住むにあたり、モノを大量に処分しました。
タンスも長持ちも冷蔵庫も、しまい込んでいた贈答品も。
いずれ、私も思いきってモノと不動産の全てを処分し、雪国を離れて都会の片隅に建つシェアハウスの住人になるかもしれません。
戸建ての家を独りで管理するのは負担が大きいものです。
もっとも、それは数十年後に未亡人になったときかな……?。
50代の暮らしの整え方は、将来の変化に対応するためにも、大切なことに違いないでしょう。
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15分の片づけタイム
ブログでは、いつもスッキリなRinさんのおうち。
本には毎日15分の片付けや、洗濯の仕方、お風呂やトイレの掃除についても解説しています。
これから年末にかけての掃除にとっても役立つヒントに違いありません。
『子育てが終わったら見直しどき 50代からの暮らしの整え方』は、子どもが巣立ち空の巣症候群の家庭で、夫婦ふたりで読みたい一冊です。
前作につづき、2冊をご上梓したRinさん、おめでとうございます。
まとめ
子どもが巣立って夫婦ふたり暮らしとなる50代に向けて、参考になるのがRinさんがお書きになった『50代からの暮らしの整え方』です。
夫婦がお互いを信頼し、仲良く暮らす秘訣もポイントもかいてあるんですよ。
娘たちがそれぞれ結婚して、空の巣となった貯め代家、来年もやっぱり夫婦で仲良く暮らしていきたい。
本を拝読して、汚部屋の解消に向けてがんばろうと、前向きな気持ちになれました!
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