6月21日放送のBS朝日「ウチ断捨離しました」を、視聴しました。
夫の介護を担う79歳の主婦が、相談者です。
5LDKの豪邸に夫婦ふたり暮らしの住まいは、モノがあふれて、床にも散乱。
助っ人の断捨離トレーナーに対する、やましたひでこさんの助言が印象的だったので、お伝えします。
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介護と家事の79歳
名古屋市のすてきな豪邸が舞台です。
- 夫83歳は腎臓病と認知症のため、あまり動けない
- 妻のはるよさん79歳が、夫の介護と家事をしている
- 3人の子供達は独立し、別に暮らしている
- 家は5LDKの戸建て
わが家も5歳違いの夫婦なので、自分の20年後を想像しながら、視聴しました。
ソファや調度品が上品にまとめられ、お金持ちなのだろうと感じさせるリビング。
そこにはモノがあふれて、床にはミシンや裁縫箱が転がっているし、転倒リスク!
台所も冷蔵庫も、モノがぎっしり詰まって、はるよさん独りでは、家事の手が足りないのでしょう。
80歳近い主婦のはるよさんは、それでも気丈にこう言います。
「どこから手を付けたらわからない。
仕舞ったら忘れてしまうから、出しっぱなしにしてしまうんです」
もったいないと言っている場合じゃない
そうそう、このブログ画像はすべて、私が自宅を撮影したものであることをご了承下さい。
やましたさんは、「床のモノをきれいにするのは、むずかしくありません」と、明らかな不要品やゴミを処分。
ダイニングテーブルに載ってある、食べ残しや賞味期限切れの調味料も選別します。
台所は、フライパンや鍋がいくつもあるので、取り出しにくい。
食べ残しは捨てて、使っていない鍋は処分します。
「いつか使うと思い、収納に仕舞った」と言うはるよさんは、「捨てるのは、もったいないから」と口にします。
「もったいないって言っている場合じゃないですよ。
この素敵な家を、モノであふれさせていることが、もったいないのです」
やましたさんが歯切れ良くアドバイスし、スピーディに片づけていきます。
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助っ人が苦戦
その後は、名古屋市にお住まいの断捨離トレーナーが、はるよさんに伴走します。
40代と思われるトレーナーさんは、とにかく減らさなきゃという思いが強かったのでしょう。
はるよさんが、ちょっと反発し「自分のペース でやりたい」と、拒絶する場面も。
「捨てろ・減らせ」と言われると、やんわりとした口調でも責められるようで辛くなりますね。
このトレーナーさんの自宅も、テレビに映りました。
ご主人と幼稚園児のお子さんとの3人暮し。
庶民的なアパートは、すっきり片づいています。
断捨離トレーナーといえば、離婚したシニア女性が多い印象を私は持っていましたが、この方は家庭を切り盛りしながら、トレーナーの資格を取得したみたい。
これから仕事として、断捨離トレーナーをされるのでしょう。
寄り添うことが最優先
テレビ電話で、トレーナーはやましたひでこさんに報告し、うまくいかなかった点を伝えます。
「相談者のお母さんは、孤独のなかで介護と家事の毎日を送ってきたはず。
断捨離トレーナーは、あなたの味方ですよということを、まずわかってもらうことが先決。心を開かせ、寄り添う姿勢が何より必要なのですよ」
やましたひでこさんは、そう弟子にアドバイス。
流派はいろいろあれど、片づけサポートを志す方が多いこの頃、大切な基本だと感じました。
そして、はるよさんはぶじに断捨離をして、空間をよみがえらせたのです。
この回はTVerにて6月28日ころまで視聴可能。
この番組を見ると「捨てなきゃ」と強く思うので、モチベーションアップのために、ほぼ毎週、視聴しています。
まとめ
高齢者の住まいについて、考えさせられました。
わが家は、仕事場と併用住宅なので、部屋は3つですが、外構や駐車場の掃除もあるので、きれいをキープするのは骨が折れます。
あと20年を経ると、築50年となり、私は78歳。
家を取り壊して土地を売り、マンション住まいがいいのか。
番組のはるよさんは、定期的に介護サービスを利用して、掃除や片づけをしてもらうと負担が少なくなると感じた次第です。
BS朝日「ウチ断捨離しました」のテレビ番組感想を、お伝えしました。
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