遺品の量の多さが、嫁としての重圧を表わしていたのでしょう。
8月15日のBS朝日「ウチ断捨離しました」は、「どうでもいい」が口癖の74歳の母を心配して、48歳の娘が片づけの背中を押します。
60歳で父が亡くなり13年、祖父母の遺品に囲まれて暮らす母。
考えさせられる内容だったので、番組の感想をお伝えします。
スポンサーリンク
夫が亡くなり13年
ブログ画像は私がカメラで撮影した、わが家の実態であることをご了承下さい。
東京都文京区の広いマンションが舞台です。
- 母 まきこさん 74歳
- 娘 ともこさん 48歳
マンションには元々、まきこさんにとって義理の両親が住んでいました。
まさこさんと亡きご主人は、老舗の飲食店を経営し、自社ビルの3階が住居。
息子夫婦に店の経営を任せた際、このマンションに移り住んだそうです。
マンションには亡くなった家族の遺品が満載。
「すごく居心地が悪そうなまま、10年以上もひとり暮らしをしている母が心配で、番組に応募しました」
動かない置き時計を修理して、また使いたいの?
そう聞いても、母の答えは「どうでもいい」
その投げやりな言葉が悲しいと、ともこさん。
娘のともこさんは、華やかな雰囲気の美人です。
自分を取り戻すための断捨離
マンションに移り住んでから、義理の両親を看取り、そしてまさかの夫の急死で、悲しみは癒えなかったのでしょう。
義理の両親のベッドがそのまま残され、廊下には義母が好きだった日本人形のコレクションがいつくもあります。
玄関に置かれた立派な置き時計は、故障して動きません。
なんとトイレや洗面台には、寝具が山積み。
やましたひでこさんは、「自分を取り戻すために片づけましょう」と、アドバイス。
スポンサーリンク
3人がかりで運び出し
大量の寝具を洗面所から運び出すのは、74歳のお母さんだけではムリだったに違いない。
やましたさんと娘のともこさん、お母さんの3人で運び出し。
寝具がたくさんあるのは、娘や息子が泊まりに来ても大丈夫なように、お母さんの心遣いでした。
「古い寝具やシーツを捨てよう」と、お母さんも前向きに。
そうしたら洗面所の引き出しから、ご夫妻の結婚指輪が見つかります。
ご主人が亡くなり、心にぽっかり穴が空いて、結婚指輪をしまい込んでいたのでしょうね。
片づけが進むと、74歳のお母さんが若い頃はモデルだったことや、亡くなったご主人がアメフトの選手だった写真が出てきます。
嫁としての重圧
ともこさんは夫の赴任先だったベルギーで、第二子のお子さんを出産しています。
お母さんは産後の手伝いに、日本から来てくれたそうで
「とっても助かったのです。異国でのお産ということもあり、メンタルが弱り、辛かったから」
と、母に感謝をしていました。
「娘が後押ししてくれて、荷物とさようならできて良かった。義理の両親から商売を受き継ぎ、嫁として家業を盛り立ててきました。
なので、その遺品を捨てるのに、遠慮があったのです」
結局、動かない時計は処分。
花を飾ることに。
自分の人生を歩く
片づけてお母さんの心に、意欲がうまれます。
「若い頃からメソポタミアなどの遺跡に興味がありました。
また行ってみたい。そのために少しずつ英語の勉強を始めています」
74歳といえ、まだまだ人生を謳歌できますね。
この放送はTVerで8月22日まで視聴できる予定です。
まとめ
うちにも寝具が多いので、身につまされました。
娘たちの帰省のために、布団を保管しているのです。
番組を見て、もっと減らそうと考えました。
仲の良い母娘で、お互いに感謝している様子にほっこり。
「ウチ断捨離しました 母の口癖はどうでもいい・13年の悲しみから救出せよ」の感想をお伝えしました。
スポンサーリンク