
認知症になると床にモノが散乱し、家中が物だらけになります。
脳血管性の認知症になった実母が、まさにそうでした。
認知症のサインについて考えます。
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モノを捨てる判断できない

ひとり暮らしなのに靴は10足以上、さらにお菓子の空箱が積まれた家を見たことがあります。
認知症が疑われますが、持ち家で独り暮らし。
そういえば生前の実母はお世辞にも、片付け上手ではありませんでした。
認知症になってからは、捨てられないことに拍車がかかり、モノに埋もれて暮らしていたのです。
母は軽費グループホームで晩年を過ごしました。
それにしても捨てるか、保管するか。
判断を留保することが多くなったら、認知症の入口かもしれませんね。
認知症が進んだ方のご自宅は、とにかくモノであふれていることが多いです。
もともとはきれい好きだった人でも、家の中が雑然としはじめ、徐々に足の踏み場がなくなり、ひどい場合はゴミ屋敷レベルまでモノがたまっていきます。
認知機能が衰えると、上手にモノを捨てられなくなるようです。
《認知症の危険サイン?》終活の専門家「日常生活で"3つの兆候"を見逃さないでほしい」 | 教育 | 東洋経済オンライン
介護業界で働く友人の話では、「冷蔵庫にカビだらけの食べ物や、腐って汁がでた野菜が突っこんである状態は、認知症を疑う」と。
金運と密接なつながりがある冷蔵庫、古くなったキュウリなどがないか、庫内の片づけを心がけたい。
料理が億劫

火事をだすといけないからと、実母は叔父に料理を止められ、ますます認知症が進行。
そうでなく料理が面倒になって、菓子パンやお弁当の食事が毎日、続いている方もいるでしょう。
料理は買い出しや、手順などけっこう頭を使います。
面倒で、やりたくない。
簡単なものでいい。
そう思うことが続くなら、認知症のサインかも。
便利な総菜の詰め合わせ。
脳トレのつもりで、おみそ汁など1品を手作りすると、認知症対策になりそうですね。
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「足が痛い」を予防しよう

高齢者のなかには、お金や健康の不安が高じて「うつ」傾向となる方が少なくありません。
それでなくても外出が億劫となり、家にこもりがち。
足指やひざが痛くて、歩けなくなる方もいます。
足裏マッサージや、足指運動で元気に歩けるようにしたいですね。
私は足の指が変形し、甲が拡張しているので、長く歩くと辛い👣
それで足指の体操をしています。
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性格の変化

高齢になって、怒りっぽくなる方は多い。
- 前頭葉が衰えて、感情に歯止めがかからない。
- 怒りスイッチが入ると、攻撃的になる
- 自分が正しいと頑なになる
日頃、ガマンしている人ほど、他人のことが許せないという思いになることもあります。
「今の若い者は」
「ウチの嫁は気が利かない」
若者世代を批判したくなるのは、認知症の初期症状のサインかもしれません。
トラブルが起きる前に、地域包括支援センターに相談し、適切な支援を受けることで、進行を遅らせることは可能です。
まとめ
老いると、身体の機能が衰え、脳の働きも若い頃のようにいきません。
気力が失われがちですが、あまりにモノを捨てられず汚部屋になったり、料理をしたくなくて栄養失調になったりするのは、認知症のサインである可能性が!
そのサインを見逃さず、地域包括センターに相談し、早めに対処すると、進行を遅らせることができることをお伝えしました。
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