私の実母と義母は病院で亡くなりましたが、昨今は家での看取りを希望する方が増えているそうです。
「あさイチ」でエッセイストの内田也哉子さんが、お母さまの最期の様子を語りました。
在宅で看取られたとのこと。
番組の感想をお伝えします。
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親を家で看取る
医療スタッフの不足などから、国は在宅で親を看取る方向に舵を切っているとのことで、ちょっとびっくりしました。
在宅看取りでは、ケアマネジャーを中心に医師や訪問看護師、ヘルパーなどが連携。
本人や家族が穏やかに最期を迎えられるように、過ごせる方法を考えるそうです。
樹木希林さんは全身ガンにより、呼吸が苦しいときがあったと、あさイチで内田也哉子さんが語りました。
入院先で「そろそろ家に帰りましょう」と、樹木希林さん本人が言うので、也哉子さんが医師に相談。
「今のタイミングを逃したら、自宅に戻ることは難しくなる」という言葉に、也哉子さんは決断します。
介護ベッドや呼吸器を準備し、希林さんを自宅へ。
「母は周囲を気遣う性格なので、『私に気を遣い過ぎないで、家族も医療スタッフもそれぞれやりやすいように過ごしてほしい』と、希望を話したのです」
そう話す也哉子さん。
「ありがとう」を3回くりかえした希林さんは、夜中に急変し、孫たちも枕元に駆けつけます。
別居している内田裕也さんの声を携帯電話のスピーカーフォンで聞かせると、孫息子の手をぎゅっと握りしめたとか。
穏やかな旅立ちだったことでしょう。
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生前の関係性が最期の時に
一方、内田裕也さんが亡くなったときは、事前にどう死を迎えるかについて、話し合うことがなかったと、也哉子さんは語ります。
一緒に暮らしたことがほとんどなく、酔うと暴れることがあったという内田裕也さんです。
「その人の性格や考えにより、死や介護について話すのが難しい」
親を家で看取ったら…ドラマのように穏やかなお別れ、とはいかない想定外があるかも。
「家で看取ると決めたのに容体が急変」
「看取りが長引き、心身ともに疲れが」さまざまな経験談から『看取り』を考えるきっかけに▽内田也哉子さんが両親の看取りを語る
私は家で看取るという経験がなかったので、勉強になりました。
なお、家で看取ると入院より費用は抑えられるそうです。
ただ、自分で看取りたいか、病院に任せた方が安心とか、ケースバイケース。
詳しく視聴したい方は、NHKプラスで見逃し配信があります。
まとめ
家で看取ると言っても、何の準備もなく不意に高齢者が亡くなると、警察に事情を聴かれるので、その点は注意が必要です。
実際、うちの近所で自宅介護されていた70歳男性が亡くなったとき、奥さんは死因などについて詳しく聞かれましたから。
親を家で看取ることについて、あさイチの番組を見た感想をお伝えしました。
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