お正月の準備にぴったりな、メスの生鮭を頂きました。
この記事は生鮭のさばき方とイクラのほぐし方、調味液、そして生鮭の美味しいムニエルについて紹介。
鮭をお歳暮などでもらった方が、参考にして下されば、幸いです。
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鮭を丸ごと料理
生鮭を今年も贈ってくれたのは、叔母です。
私からは、季節の果物を11月に送り、その返礼なのですが、ここ数年、鮭はとても不漁ですから 、期待していませんでした。
「大きな鮭で、お腹にイクラがぎっしり詰まっていた、ありがとう」と電話をすると、
叔母は「遅くなってごめんね」と、言うではありませんか。
とんでもない!
高級品を頂いて、ホントうれしい。
叔母にはいつも、母のことでお世話になっているので、申し訳なく感じます。
イクラの取り出し
ちょっとグロい画像ですが、鮭の内臓とイクラです。
手順を説明しますね。
- 鮭のウロコを剥がす
- お腹に切れ目を入れて、切り開く
- イクラを取り出す
- 鮭を三枚おろしにする
- 鮭の身を洗い、塩こしょうや塩麹をまぶす
イクラのほぐし方
イクラは少し熱めの50℃くらいのお湯の中につけてながらほぐすと、パラパラになりやすい 。
それからザルにあげて、水気を切ってから、調味液につけます。
- 塩 小さじ2
- 日本酒 大さじ1
- 本醸造しょうゆ 大さじ1
- めんつゆ 小さじ2
味をみながら、醤油や塩を足すと、失敗しません。
私は、だし昆布を調味液に加えました。
おしょうゆは激安よりも、本醸造しょうゆのほうが料理の仕上がりが良くなりますよ。
調味液にイクラを漬けた後、数時間すると味がしみこみ、イクラもふっくらと丸くなります。
鮭の食べ方
イクラを取りだした身は、フライやムニエル、焼き魚やチャンチャン焼きがおいしいですね。
チャンチャン焼きは、北海道の料理。
半身をまるごと鉄板に載せて、野菜とともに味噌 焼きに。
鮭の豪快なバーベキューとして、浜辺のイベントで食されることも多い。
私は今回、4分の1をフライ用に塩こしょう、あとは塩麹をまぶしました。
塩と麹を直接、鮭に刷り込んだのです。
ムニエル
イクラを取りだした生鮭は、あっさりとした味わいなので、ムニエルにするときはバターを仕上げにプラスすると、こくがでます。
2人用の材料
- タマネギ 2分の1コ
- プチトマト
- 鮭 2きれ
フライパンはスウェーデン製の鋳物フライパン・シェップスフルトを愛用。
とても重さがあるのですが、油をなじませたら使いやすくて。
日本の南部鉄器のフライパンも人気です。
テフロン加工も良いけれど、鉄フライパンは焦げ目がつくし、お肉や魚をジュージュー焼けますね。
鮭のムニエル、あつあつを頬ばって、夫と晩酌を楽しみました。
ささやかおうち忘年会。
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生鮭の注意点
サーモンのカルパッチョもおいしいですね。
生鮭から作るときは一度、冷凍させてからのほうがアニサキス症の予防になります。
鮭には白い糸くずのようなアニサキス線虫がいるんですね。
私はアニサキス症を経験しました。
生鮭を酢に漬けて、頂いたのですが、夜中に胃が痛くて痛くて。
翌日、クリニックに駆け込んで胃カメラを受けたんですね。
ドクターが胃カメラの先にピンセットを取り付けて、ぶじにアニサキスをつまみ出してくれましたが、数日、胃の調子は悪かった。
生鮭やスルメイカを刺身やカルパッチョで食べるときは、冷凍 してからのほうが安心ですよ。
まとめ
海苔を敷いて、イクラをたっぷりのせたイクラご飯を頂くのは、至福のひととき。
瓶につめて冷凍保存すれば、お正月に利用できます。
塩麹をまぶした鮭も、冷凍しました。
お歳暮でメスの鮭を贈られたので、さばいてイクラとムニエルに料理したことをお伝えしました。
正月準備を少しずつ進めています。
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