2023/05/20更新しました
今月初めに胃の内視鏡・検査を受けました。
胃の上部が焼けるように痛い時があり、若い頃から十二指腸潰瘍や過敏性大腸を経験してきましたが、その症状とは違うんですね。
明け方に目が覚めるほどギューッと痛くなったり、車に乗っているときに急に痛み出したり。
開業医で診てもらうと、胃の内視鏡検査をした方が良いとのこと。
その結果は食道裂孔ヘルニア。
逆流性食道炎を起こしやすいので、食生活に注意をして下さいと医師から言われました。
この記事は、胃の内視鏡検査と逆流性食道炎、4年前の胃アニサキス症についてもお伝えします。
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胃の内視鏡検査、鼻は楽というが
胃カメラの検査を受けるには、前日の夕食は夜9時までに済ませて、その後は水も飲めません。
当日の朝も飲食は、一切NG。
肝心の検査ですが、確かに昔よりは楽かも。
それは経鼻でカメラを入れることができたなら。
私は鼻腔が狭くて、カメラが通過できませんでした。
それで口から入れ、麻酔をしても飲み込むとき「ゲッ」とえづく。
これはけっこう苦しい。
焼けるような痛みの原因は?
胃の内視鏡検査はこれまでの人生で5回くらい受けています。
そして、焼け付くように痛かったのに、実は胃の内視鏡の予約をしたら、ぴたりと収まったんですよ。
キャンセルしようかと思ったのですが、また痛み出すと困るので、受けることにしました。
ドクターがカメラを操作して、画像で私の胃を診て「ポリープがありますね、2㎜だからいますぐ切除の必要はありません」と。
私の胃のなかをカメラが巡回したのは、正味10分もなかったでしょう。
ぶじに胃の内視鏡検査を終えることができました。
ピロリ菌は前に検査して、OKです。
食道裂孔ヘルニアとは?
診断は、食道裂孔ヘルニアとのこと。
名前は重篤な感じですが、私の場合は幸いなことに軽いそうです。
この病気は要するに、食道と胃の入り口がゆるくなっているため、胃酸が食道に逆流し、胸やけ・胃もたれや焼けるような痛みを覚えるのです。
画像参照元:
食道胃接合部が語るもの その③ ~食道裂孔ヘルニア~ | 吉岡医院
私は軽かったのと、ここ1カ月ほど症状がなかったので、薬は処方されませんでした。
「食生活に気をつけて下さい。油っこいものやお酒の飲み過ぎ、食べ過ぎはいけませんよ」
食生活の指導を受けました。
胃酸の逆流を防ぐポイント
若いときと同じに食べていたので知らず知らずに、体に負担がかかっていたのでしょう。
胃酸の逆流を防ぐポイントは、ふだんの生活習慣と言えます。
- 揚げ物など脂肪の多い食品を控える
- アルコールやコーヒー、辛いものも控える
- 肥満の場合はやせる
- 一度にたくさん食べない
- 甘い物や炭酸飲料を控える
- 寝るときは上半身を高くして
- 寝る前に食べない
- 禁煙
私は大食らいなほうで、目の前に食べるものがあると、つい手が伸びてしまう。
好き嫌いはありません。何でもおいしく食べることができます。
www.tameyo.jp しかも早食い。
数回も噛めば、飲み込んでしまうのが癖です。
良く噛んで、ゆっくり少しずつ食事したいですね。
逆流性食道炎は症状が治まっても、油断すると再発しやすいそうです。
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胃アニサキス症の実物画像
私は2015年に、胃アニサキス症になり激痛に七転八倒しました。
一晩、眠ることができず胃腸科内科に駆け込み、その日のうちに胃カメラの検査をしたのです。
そのときの憎いアニサキスの奴を撮した写真を、ドクターがくれました。
正真正銘、私の胃壁を食いちぎるアニサキス。
画像の上に見える白い糸くずのような線虫がそう。
長さは5ミリくらいだったでしょうか。
しかしですね、これが胃壁に食いついて、医師が胃カメラの先にピンセットを取り付けて摘まもうとしても、なかなか取れない!
私はカメラを飲み込んだまま、苦しさに涙を流しました。
3回目のアタックで、やっと取れたんです!
原因は、生鮭を酢につけて食べたこと。
生鮭やイカ、サバ、アジはアニサキス線虫がいるかもしれないので、生食は注意して!
胃の中で飼うと、大変に痛いです。
また、知人で腸に棲み着かれて、1週間くらい入院した方もいるんですね。
もっともアニサキスは人体では長生きはしません。
3日か4日くらいで死ぬそうですけれど、胃酸にも負けない生命力って、恐ろしい。
このときは取り除いても、丸1日、傷みが続きました。
胃壁が荒れたようで。
検査の費用
今回は初・再診料や医学管理等、検査、投薬も含めて5290円のお支払い。
投薬は、いつものお薬です。
50代になると自治体によっては胃カメラ検査も補助されますが、私はその対象外だったので、国保の3割負担でした。
4年前の胃アニサキス症のときは、アニサキス線虫を除去してもらったので、当時1万8千円ほどと記憶しています。
食事を楽しめるのも、健康な胃袋があってこそ!
まとめ
私は食べるのが好きで、晩酌も夫に付き合うほうです。
けれど、年齢と共に消化する力が衰えているのでしょう。
食道裂孔ヘルニアと診断され、逆流性食道炎にならないように食生活を指導されました。
ごちそうの機会が増える、クリスマスや年末年始。
皆様も胃の調子にはお気を付けて下さいね。
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