2022/05/28更新しました
家を建ててから25年目のわが家では、まめに屋根のペンキ塗りをしています。
屋根は無落雪という中央がV字になっている雪国仕様。
下から見上げると、フラットに見えます。
わが家は瓦ではなくトタン屋根でして、これは積雪の重さに耐えるためです。
屋根自体の重量を軽めにする理由で、私が住む地域ではほとんどが錆びにくいとされるガルバリウム鋼板屋根。
しかし、錆びにくいといってもトタン板は手入れが必要。
DIYを夫婦でやってみましたよ。もちろん節約のために!
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無落雪の屋根とは?
ペンキを塗って5日後のわが家の屋根。
雨の水滴をはじいていました。
屋根の中央に樋(とい)があってV字になっているのが、わかるでしょうか。
内側にゆるやかに勾配しているので、屋根の上に立ってもわりと安全です。
雪が自然に融けてこの樋を流れ、排水口から下水へと排出します。
屋根には外階段用のはしごを取りつけています。
高所恐怖症の私は1階の屋根どまり。
夫だけ2階の屋根へ上りました。(総二階の建物ではありません)
トタン屋根は地震のときは瓦屋根よりも被害が少ないとされます。
ただし、屋根の上に50センチ以上も積雪があるときに地震に遭うと、家がつぶれるかもしれません。
雪は降り積もると、1トンくらいは軽く超えますから。
ペンキはアクリルよりもシリコン
ペンキはホームセンターで買うことができます。種類がけっこうありますが、アクリルよりもシリコンのほうが長持ちします。
そうですね、アクリル入りなら3~5年くらい。
シリコン入りのペンキだと5年~7年くらいでしょう。
ペンキはシンナーで伸ばして塗ります。
夫の話では、ペンキの量の半分くらいのシンナーを混ぜると良いとか。
材料費はわが家の場合は、ペンキとローラー、デッキブラシ、刷毛を入れて13,000円ほど。
業者に頼むと、30万円はかかるため、DIYは節約になります。
外壁塗装もしました。
塗る手順は?
①一般的には錆び落としが必要。
わが家は錆びていなかったのですが、デッキブラシで汚れを落としました。
黄砂がやっぱり付着していたので、水を掛けて洗うという方法もありますね。
屋根の上までバケツで運ぶのは疲れるため、今回はこすっただけ。
ペンキ缶には「錆び取り不要」とあるので、大丈夫でしょう。
②ふちを塗る
ペンキ塗りは夫が全面的にやりました。
ちなみにペンキ職人が本業ではありません。
トタン板の無落雪屋ですが、外壁との接合部がありまして、それは屋根の上に腹ばいになって、塗らなければなりません。
けっこう大変そうですが、私は高いところが苦手のため、夫にすべてお任せ。
玄関の三角屋根は危険でした(-_-;)
わが家は玄関先だけ三角屋根です。
家のデザインとして、設計のとき夫と建築関係の仕事に就いていた夫の実兄とで決めたのですが、いま思うと三角屋根にしないほうが良かったかも。
ペンキが塗りにくい。
はしごをかけて作業したのですが、見ていてはらはらしました。
私ははしごを抑える係です。アスファルトやコンクリート地面ははしごがすべりやすいので、必ず下で抑えましょう。
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作業時間
(イメージ画像)
朝8時前からずっと作業をして、お昼を挟んでまたペンキ塗り。
結局午後6時までかかりました。
10時間近くかかりましたけれど、わが家はこじんまりとした建物なので、1日で終了。
ぶじに終わってよかった。ほっと胸を撫で下ろしたのです。
はしごを抑えていただけなのに、気を張っていたせいか疲れました。
外壁のコーキングも
点検すると、外壁に傷みがありました。
DIYでとりあえず修理しました。今年はむりですが、5年以内には全塗装を考えています。
変性シリコーンシーラントという商品をホームセンターで買い、傷んだ部分に塗りこめます。
これを押し出すピストンみたいな道具は実兄が貸してくれました。
実兄は夫よりも10歳も年上なので、定年退職しましたが、アドバイスをくれるので助かります。
助言があるからこそ、素人でもできたペンキ塗りでした。
まとめ
持ち家は築年数を経るほどにメンテナンスが必要になってきます。
今回は無落雪のトタン屋根のペンキ塗り。
夫は筋肉痛がひどくて、3日間は辛そうでした。
あと数年したら、外壁の全面塗装を業者に頼まければなりません。
たぶん100万円はかかりそうなので、貯金したいところです。
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