金融機関からお金を借りることが出来ない人が、個人に融資を頼み、トラブルとなる。
2023/01/25のあさイチは「ひととき融資」のリスクについて解説しました。
掲示板やSNSを通して、女性が男性にお金を借りるケースには、ヤミ金や詐欺の危険があります。
あさイチを見た感想をお伝えします。
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ひととき融資とは?
一言でいうと、ひととき融資は貧困につけこまれ、男女の関係を条件にお金を貸してもらうこと。
- 裸の写真を要求
- LINEの友達・開示を要求
- 法外に高い金利
- ターゲットは女性が多い
ネットにはひととき融資の掲示板があり、だれでも書き込むことが可能だそうです。
詐欺やヤミ金
ひととき融資には、ヤミ金や詐欺も多い。
画像は詐欺の手口。
「金を融資するには、あなたの信用情報を消す必要がある。手数料として1万円を先に送れ」
これはお金をだまし取るための詐欺。
返済ができないと、裸の写真をネット上にさらされたり、LINEの友達に「彼女が払えないから、お前に代わりに払ってもらう」と、ヤミ金の脅迫も。
SNSやインターネット掲示板などにおいて、個人間での金銭の貸し借りをうたった書き込みがなされている実態があります。
個人であっても、反復継続する意思をもって金銭の貸付けを行うことは、貸金業法上の「貸金業」に該当します。
(注)貸金業を営む場合は、国又は都道府県の登録を受ける必要があります。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/kinyu_chuui.html
金融庁も個人間融資に注意を呼びかけています。
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女性の貧困
番組で「ひととき融資」掲示板に書き込んだ女性がふたり、体験を語ります。
- シングルマザーで正社員になったら、児童扶養手当が打ち切られた
- 離婚した50代女性は実家の親が認知症となり、働けない
そのほか、経済DVを受けて、主婦でも生活費に困るケース。
インターネットにはびこる「個人間融資」。
見知らぬ個人同士で金銭を貸し借りする行為がコロナ禍で広がっている。詐欺やヤミ金、性被害の温床になっているその実態に迫り、身を守るすべをお伝えする
「ご注意ください“個人間融資”“ひととき融資”」 - あさイチ - NHK
教育費は国の教育ローンが低所得世帯にもやさしいけれど、信用情報に傷があると、借りることが出来ないことがあります。
大学に合格したけれど、入学金およそ30万円の工面が出来ない学生さんは、実際います。
相談先
県庁や都庁に設置されている婦人相談所や女性センターに、まず話してみましょう。
問題をひとりで抱えこみがちな女性には、お金の問題を周囲に相談する人がまずいません。
上記のシングルマザーは実家の親から再三、お金の要求があり、ますます困窮。
パチンコ依存や、宗教に依存して献金問題は深刻です。
ヤミ金は警察へ相談
将来ある自分の子を取るか、お金にだらしない親に貢ぎ続けるのか。
決められないと、ずるずるとお金を出すことになるに違いない。
もしかしてヤミ金と思ったら、警察へ相談しましょう。
法定金利を超えて金を貸し出すのは、犯罪です。
都道府県、市町村等が自主的に設置している女性のための総合施設です。 「女性センター」「男女共同参画センター」など名称は様々です。 女性センターでは「女性問題の解決」「女性の地位向上」「女性の社会参画」を目的とし、女性が抱える問題全般の情報提供、相談、研究などを実施しています。
コロナ禍以降、女性が苦境に陥るケースが増えています。
家の中に居場所がない少女も少なくありません。
売春防止法第34条に基づき、各都道府県に必ず1つ設置されています。
元々は売春を行うおそれのある女子の相談、指導、一時保護等を行う施設でしたが、婦人保護事業の中で女性に関する様々な相談に応じています。
平成13年4月に成立した配偶者暴力防止法により、配偶者暴力相談支援センターの機能を担う施設の一つとして位置付けられました。
借金問題は、自治体の法テラスも対応可能です。
ひととき融資は危険なので、甘い誘惑に乗ってはいけません。
NHKプラス見逃し配信で視聴できます。
まとめ
ひととき融資のことはネット記事で読んだことがあります。
「ヤミ金より怖い」15万円のために「ひととき融資」に応じた40歳シングルマザーの証言(福田 亮) | マネー現代 | 講談社
女性の困窮につけ込む悪い奴らがいるのですね。
身を守るため、お金や金利について学ぶことが大切だと感じました。
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