顔見知りの60代女性と道ばたで会ったら、「お願いがあるの。2千円でいいから貸してくれないかしら」と、頼まれました。
いきなりでびっくり。
とっさに私は「いま手持ちがなくて、ごめんなさい」と断り、足早に立ち去りました。
借金を頼まれたときの対応について、お伝えします。
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借金を頼まれたら
その顔見知りの方は、年金を使い果たらしく、誰彼の見境なく、ご近所中に声をかけているようでした。
少し前のことです。
私が断わると、認知症がある80代のおばあさんが庭の片づけをしているところにも入り込んで、話しかけていたのです。
私が2千円を貸さなかった理由は、トラブル回避のため。
女性は夫と離婚した後、90歳の親を数年前に亡くして、いまは持ち家に独り暮らし。
- パチンコ店に入り浸っている
- 親の遺した資産を、数年のうちに使い果たした
- 年下の男性との付き合いがある
親の遺産をパチンコと男性に貢いだ女性。
元々は財産家のお嬢様でしたが、60代後半となり、子どもとも疎遠なのでしょう。
お気の毒ですが、私は「持ち合わせがないから、貸せない」と断ったのです。
マネーリテラシーがないとあぶく銭も残らない
お金は、扱う人の器量の大きさに従って動く
渋沢栄一の言葉です。
器量が小さいと、お金はその人に留まってくれません。
いくら財産があっても、湯水のように使っていたら足りないのです。
私は親がパチンコ依存者。
いまなら入院しての治療が可能ですが、80代父と70代の継母がパチンコ沼にハマっていた頃は、「パチンコくらいは大人の遊び」という感じで、世間も大目に見ていたのです。
治りませんでした、破産寸前になるまで。
2008年ころに親に呼び出され、借金の肩代わりをさせられそうになったのですが、私は断ったのです。
住宅ローンと娘たちの学費で、全く家計に余裕がなかったから。
結果的に、継母に今も恨まれています。
「娘を大学にやる金があるなら、困っている親に回すのが普通だろう」と。
いやいや、ギャンブル依存者にお金を貸すのは、共依存だし。
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お金の問題はシビアに考える
借金が癖になっている人は、心の病気と言えるでしょう。
平気な顔で浪費による借金を繰り返すのは、倫理のタガが外れている。
実母の遺言が「あなたのお父さんと継母とは距離を置いて、自分の家族を大切にしなさい」でした。
親にも金を貸さなかった鬼娘の私が、他人様に貸せる訳がなく断ったのですが、気まずい気持ちは残ります。
「2千円でいいから貸して」
クレジットカードのキャッシングができないなど、ブラックなときは最寄りの社会福祉協議会に相談しましょう。
まとめ
今月15日は年金の支給日なので、ご近所の女性もお金をゲットでき、ほっとするはず。
年金は2カ月分が振り込まれるので、老いても金銭感覚は大切です。
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