私はこの春に実母を亡くした後に、初めて相続問題に直面しました。
80代の母の財産は300坪の農地と少しの預貯金、ネットは使えず、スマホはなし。
でも、今はほとんどの方がスマホを持ち、ネット銀行やネット証券、スマホ決済などを利用しています。
「夫が死ぬ前に確認すべき10のコト」の記事を元に、配偶者あるいは老いた親が亡くなる前にやっておくべきことを考えます。
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確認しておきたいこと
60代になると終活について考える方は多いですね。
では、具体的に何をすべきでしょうか。
- 配偶者や高齢の親が加入している生命保険
- 銀行口座
- ネット証券
- 貸金庫の有る無し
- クレジットカード
- 不動産
- 借金
- 名義預金に注意
- 子どもがいない妻は夫側の家系図
- PCやスマホのパスワード
夫が利用している銀行はいくつあるのか?
どんな生命保険に加入しているのか?
夫の財産に関する情報を知らないと、夫の死後、せっかく遺してくれたお金を受け取れなかったり、相続税の申告漏れで追徴課税されたり……大きな損失を招きかねない。
「夫が死ぬ前」に確認すべき10のコト!保険金や預金がパーになって大損する場合も | 週刊女性PRIME
私はこの記事に考えさせられました。
夫が利用するネットサービスのパスワードなど、把握していない事柄がけっこうあるからです。
さらに自分自身、すべてのパスワード管理ができているかと言うと、自信がない(>o<)
財産目録
私はいつも使う夫名義の口座や不動産については、知っているつもり。
借金については住宅ローンを完済しているし夫婦ともに、どこからもお金を借りていないはずです。
夫の生命保険・終身保険は払い済み、ただ医療部分に月に1万円ほどの支払いを続けていました。
生命保険や銀行口座など、財産目録を夫婦ともに作成すべきでしょう。
私が利用しているネット銀行
- 住信SBIネット銀行 残高3,000円
- 楽天銀行 残高215円
あとは地銀を利用しています。
相続
配偶者に万一のことがあったとき、銀行口座から勝手に引き出せないので、注意が必要です。
ネット証券に株券を保有している方は、その内容を記して変更の都度、親族と共有したほうが良い。
大切な人を亡くした後、残された家族には、膨大な量の相続手続が待っています。
葬儀であれば、故人が亡くなった4~5日の間に、 ●死亡届の提出 ●葬儀社の選定 ●葬儀の打ち合わせ(場所等) ●親族、会社関係者への連絡 ●通夜 ●葬儀、告別式 ●火葬、納骨 などのことを一気にやらなければなりません。
ひと区切りついたと思いきや、今度は保険証や免許証の返納、銀行の解約手続、準確定申告などが待ちかまえています。
故人の「ネットバンクのパスワード」がわからないときの対処法 | ぶっちゃけ相続「手続大全」 | ダイヤモンド・オンライン
遺族は悲しみにくれる間がなく手続きに追われるのでしょう。
母が死去したあとで、父親の違う弟が行政書士に依頼。
遺産分割協議書が私の元に送付されました。
腹違いや父親の違う兄弟がいるときは、相続で揉めるかもしれません。
実の兄弟で骨肉の争いも耳にしますが……。
うちは夫婦ともに、親から遺産は譲り受けず、清貧の暮らし。
借金がなかったことだけで、御の字です。
負債の相続には注意したいですね。
不意に備える
ラテン語で「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という格言が、メメントモリです。
100歳の長寿まで生きることができるか、それとも若い身空で散るかは予測不能。
寝ている間に、配偶者が死ぬことがあるし、逆に自分があっさり呼吸を止めるかもしれません。
縁起でもないことを言うな。
そう叱られるかも知れませんが、命はいつか尽きるのです。
どのくらいベッドのそばに立っていたかはわかりませんが、「とにかく警察に知らせなきゃ」と、我に返りました。
しかしとりあえず消防署に電話しました。
やってきた救急隊員は、夫を見るなり警察に連絡し、刑事二人が我が家にやってきたところで帰っていきました。
朝起きたら、横にいる夫が突然死んでいた日の話(小谷 みどり) | FRaU
私の葬儀はごく身内で、祭壇は質素にということを夫に伝えています。
家や土地は夫の名義ですから、私自身の財産は自分の口座にある預貯金だけ。
はっきり言って家族葬をして、小さなお墓石を買えるくらいの残高です。
知らせておくべきこと。
- 銀行の通帳
- ネット銀行の口座とパスワード
- はてなブログproの解約
- ドメインの解約
- サブスクとしてワンドライブの解約
- 死亡保険金がコープ共済から下りること(65歳までに死亡で200万円)
あまり深刻に考えずに、不意のできごとに備えるつもりで、家族に伝えておきたい。
まとめ
週刊女性の「夫が死ぬ前に確認すべき10のコト」記事を読んで、不意に備える事が大切だと感じました。
わが家の財産が娘たちにもわかるように、お盆を前に一覧表にしたいと思います。
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