軽くて暖かいダウンコートは、冬の必需品です。
ポイントを抑えるとおうちでクリーニングできるので、節約になりますね。
私はデリケートな衣類用の中性洗剤で押し洗いしますが、乾かすときコツがあります。
お気入りのダウンコートは10年前に買ったもので、私には一生もの。またウールコートは30年前のものが、今も現役です。
この記事は、買わない生活をしている私が、冬のコートの手入れについてお伝えします。
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5枚のコート
雪国に住んでいるので、コートは5枚持っています。
冬が長いため、順繰りに着回し。陰鬱な天気で気が滅入りがちになるので、着る物は変化をつけています。
ウール100㌫のメリット
手持ちのウールコートは羊毛100パーセントで、化繊と違い、毛玉ができにくい点がメリット。
ここ数年、羊毛が値上がりしているせいか、デパートで売っているコートでもポリエステルなど化学繊維が多くなりました。
フリースのように手ざわりは最初、柔らかいのですが、摩擦によって毛玉になりやすい。
「2年前にデザインが気に入って買ったコートだけれど、毛玉がたくさんできて、なんだか貧乏臭く感じられ、捨てることにした」というブログを読んだことがあります。
その点、ウールは長持ちします。
このキャメル色のロングコートを買ったのは23歳のとき。30年以上、経ちました。
えっ、毛布のように見える?
はい、厚手でこの頃、出始めた『着る毛布』のように暖かい。
私の町は盆地のため、最低気温マイナス7度、最高気温マイナス2度というような真冬日が1週間ほど続くことがあります。
体感的には、北極圏並みに寒い。(北極にも南極にも行ったことがないけれど)
そんな厳冬期に出番がくるのが、ロングコート。
年に2度か3度しか袖を通さないので、ドライクリーニングに出さず、ブラシをかけておきます。
保管は防虫剤を入れて、衣装箱へ。ウールは虫がつきやすいので、密閉できるケースの方が良いでしょう。
ウール素材のデメリットは、家で洗うと形がくずれてしまうこと。
紺色のウールジャケットを自分で洗って、失敗しました。
ウールはドライクリーニングですね、やっぱり。
ダウンコートは手洗いがおすすめ
全自動洗濯機には 全自動洗濯機には「手洗いコース」がありますが、人間による手洗いのほうがおすすめです。
- バケツに40℃のお湯を張って、中性洗剤を溶かす。
- 軽く押し洗いをする
- すすぐ
- 水を切って、素早くバスタオルにくるむ
- バスタオルにダウンコートの水分を吸わせ、乾燥させる
- 乾燥にはドライヤーか、エアコンの暖房を使い短時間で
- ダウンが固まらないように、軽く叩いたり、生地の上からほぐす
洗濯のプロが伝授。ダウンウェアを自宅で洗う方法 | メンズファッションマガジン TASCLAP
上の記事では、手洗い後に脱水を洗濯機で行っています。
素材によっては、失敗もあるようなので、自己責任でお願いします。ただ、私はダウンコートの手洗いでの、失敗はありません。
防水したいときは、防水スプレーでOK.
ただし、戸外でスプレーしてね。とくに小さなお子さんがいる部屋で防水スプレーを使うのは危険です。
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コートは表地の丈夫なものを
白いコートは、ポリエステル綿が中に入っています。
ダウンコートよりも洗濯は気を使いません。
毎冬2度は自分で洗って、5年ほど着ています。
ところでダウンコートや中綿のコートは、買うとき表地のしっかりした物を選びましょう。
長く着るなら、シンプルなデザインで生地の良いものを。
値段が高くても、昨今の表地はペラペラして、見るからに安っぽく映ります。町で歩きタバコの人と接触したら、たちまち大きな黒焦げになりそうなほど、生地が薄い。
摩擦にも弱く、破れそう。
コートの品質が年を追おうごとに、低下しているように感じるのは私だけでしょうか。
ウール着物は自宅で洗える
コートではないけれど、着物もウールなら家で洗えます。
写真は母からもらったウールの着物で、柄が大島紬風。
少人数の食事会くらいなら、ウールでも大丈夫と思います。
汁物をこぼしても、心理的にダメージがありません。その部分だけつまみ洗いも可能ですし。
絹は水に弱いため、自分で処理しようとしない方が無難。必ず着物洗いのプロにお任せしましょう。
この頃はデニム生地の着物が人気だったりするので、気軽にウール着物を着たいと思います。
お母さんや姑さんが、ウールの着物をお持ちではありませんか?
せっかくあるのなら、着ると良いですよ。着付けはYouTubeでも習うことができますから。
まとめ
買わない生活をしているので、コートを手入れしながら最低でも10年は着ています。
ダウンコートは家で手洗いし、夫のダウンも私が洗って、節約。
表地が裂けないかぎり、着用できます。
30年前のウールコートは、着る毛布として家で着用しようかなとも考えるこの頃です。もし汚れたら、型崩れを覚悟して、家で洗うかもしれません。
一生ものだと思うと、買わないで済む。
50代半ば、コートは使い切ってから断捨離の予定です。
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