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冬物コートは長く愛用したほうが環境にもやさしい。その手入れ法

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2019年3月20日更新しました。

大寒は過ぎても、寒さはまだまだ続きます。私が住んでいるのは日本海側なので、冬がとても長い。

初雪が11月、根雪になるのは12月初めでそれからは降ったり止んだり。

気温は昼でも氷点下となるのがざらですから、3月半ばまで雪と氷に閉じ込められた生活といっても言い過ぎではないでしょう。

 冬が長く厳しい地域なので防寒着は必需品。ダウン1枚にウールコートが2枚、そのほか洗濯機での洗いが可能なハーフコートも2枚持っています。

持ちすぎなのでは? と思うのですが、ゴミだしのような少しの外出でも羽織るものが要るのです。 

 きょうの記事は洋服を買いすぎてしまう消費者の心理と、長く愛用するコツをお伝えしたいと思います。

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洋服を買いたくなるのはどうしてだろう?

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クローゼットにもタンスにもぎっしりと服が詰まっているのに、なぜ買い物のたびに買ってしまうのだろう? 

かつての私は買い物が娯楽でした。

 女性だけでなく男性も服を買うのが好きな方もいます。

70代のある男性が亡くなって、奥さんが膨大な数の背広やゴルフシャツ・ズボンの処理に数十万円をかけたという話が私の地元にもありました。

資産家ですからお高い服ばかりですが、とても小柄な方だったので他者にゆずりようがなかったそうです。

なぜ服をそんなに買ったのか? 

着る体は一つしかないのに。

その心理はずばり誰にとっても自分の日常は平凡なもので、刺激が欲しいからではないでしょうか。

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やりたくない仕事に就いて、生活のために働いている。

下げたくない頭を下げて、お客さんの理不尽なクレーマーに堪える日々。

経営者にでもなればダーティなことにも目をつむっていかなければ、社員を食わせていけない……。

 そんな日々のなかで手軽にわくわくした気持ちやちょっと優越感にひたれるものが買い物です。

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昨今はファストファションが大流行して、私が20代のころより洋服がずいぶん安く手に入るようになりました。

30年前は日本の縫製工場で作っていたせいか、スカートとブラウスで1万円以上は確実な出費。

ワンピースもちょっとしたブランド品やメーカものは5万円は下りませんでした。 

いつも刺激的で面白いことに心が惹かれるのは脳がもっとわくわくしたい! 

そんな興奮を求めているから。 

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セレブのゴージャスな暮らしがしてみたい! 

しかし、お金を得ることは苦労がつきまとい、1万円のベースアップも大変なのが現実。

その理想と現実のギャップにがっかりしているうちにはまだ良いほう。現実逃避して買い物依存症やギャンブル依存、あるいはアルコール依存などにはまるケースもありますね。 

そういうことを考えると、ちょっとした買い物で息抜きをするのはむしろ健全です。

ただ買い過ぎてしまって、家じゅう服だらけになるのが問題。

なにしろ洋服は意外と長持ちします。洗濯して毛玉はできてもなかなか破れたり、裂けたりはしません。

30年前のコート

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30年前のウール100パーセントのコート、当時2万円で買いました。デザインがオーソドックスで暖かいので、時々いまも袖を通しています。大き目のボタンがけっこうおしゃれなんです! 

近年は中国の火鍋ブームのお蔭で羊肉の需要が増して、羊毛が高騰。

娘が正月に帰省したとき着ていたコートはポリエステル製で、「東京と違ってめちゃ寒い。寒気が肌に刺さって痛い」と言っていました。

純毛とポリエステルとでは暖かさに差があるのでしょう。

 

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ウールコートは虫食いが心配ですが、春に防虫剤を入れて、密閉性の高い衣装箱に入れると安心です。

そして、秋には必ず箱から出して、風にあてて防虫剤の匂いを少なくして、着て外を歩いたほうが良い。

着て歩くと繊維が呼吸し、生地が変質しません。

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10年ほど前に買ったアルパカ毛のコート。スーツや礼服を着るときに重宝しているので、捨てられない一枚。

 私は手持ちのコートを順繰りに着ることで、新しく買うことを控えています。例えばこれがミニマリストのように究極まで持ち物を減らすと、同じコートを5カ月もつづく冬の間じゅう着ることになるでしょう。

ちょっとそれは苦痛かな。

それでなくても灰色の重く垂れこめた雪空の下で暮らすのですから、コートをたまに着替えて気分をチェンジしています。

ダウンコートは自宅で洗うことができる

ウールコートはドライクリーニングに出しますが、ダウンコートは自宅で洗っています。

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手洗いがコツで、洗剤を溶かした少し大きめの洗面器で押し洗い。すすぎを終えたらその後はバスタオルにくるんで、叩くか踏むかして、できるだけ早く水分を取りのぞきます。

  • エアコンの風にあててすばやく乾かす。
  • ドライアーを使ってもOK.。
  • 羽毛が固まるといけないので、ハンガーにかけて、生地の上からパンパンと軽く叩くようにして形を整えながら乾燥させると、意外と簡単に洗濯することが可能です。

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全捨て全買いは資源のムダ

「服には賞味期限があるから飽きたら捨ててさっぱりさせて、また気に入ったモノを買いましょう」

あるいは「布類には邪気がこもるから古くなったら捨てるべき」という意見があります。人には様々な考えがあるので否定はしません。

ただ全捨て全買いは資源のムダですし、お金をなくすことになるのではないでしょうか。

  • モノをとことん大切にする。
  • 一生ものとして長く着る。
  • 「ダサい」と言われたって気にしない。
  • 人の意見に振り回されるのでなく、自分スタイルで暮らす

まとめ

断捨離もいいけれど、羊毛が値上がりして昨今ですから、手持ちのコートをとことん使い倒してみませんか。生地の品質はちょっと昔のモノのほうが断然、上質ですよ。

 

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