料理研究家の藤野嘉子さんは、60歳で大きな持ち家を手放して、賃貸に住み替えました。
「手放す・探す・作る・整える すぐに始められるお金を掛けずに楽しむ楽しむ暮らし・60歳を過ぎたらコンパクトに暮らす」の本を読んだので、感想をお伝えします。
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コンパクトな暮らしとは?
シニアになると単身世帯や夫婦ふたり暮らしが、大半を占めます。
料理家の藤野嘉子さんは、還暦を迎える頃に住み慣れたマンションの持ち家を売却し、賃貸物件ヘの住み替えました。
150㎡から65㎡にお引っ越し。
半分以下の面積なので、持ち物を大幅に減らしたそうです。
たいへんな決断をした理由は、住宅ローンのほか管理費や固定資産税が多額だから。
子どもたちが独立したので、夫婦と高齢の母の3人暮らしにふさわしい賃貸への移転を決断。
マンションを売ると、手元にお金が残ったので、老後資金にしたとのこと。
年齢とともに変化すること
藤野さんのご主人は、大きなフレンチレストランを都心の京橋で経営していましたが、定年を考える頃に、商売をコンパクトにします。
いまは家族経営。
そうですね、生涯現役を貫く自営業にしても、仕事の規模のサイズダウンは納得。
生き方がラクになる 60歳からは「小さくする」暮らし (講談社文庫) [ 藤野 嘉子 ]
シングル女性の老後についての本がモテモテですが、その一方で家族を大切にしながら暮らしをコンパクトにする生き方、勉強になりますね。
うちは夫婦ふたり暮らしになって10年余り。
小さな暮らしを実践し、消費支出を減らしてきました。
老後資金に不安があったのです。
シニアになっても、仕事を続けるのは経済的にも生きがいのためにも、有意義だと思います。
まとめ
うちはもともと仕事場を併用した建物です。
65歳になった夫の健康次第ですが、あと10年くらいは働くつもり。
暮らしをコンパクトにすると、支出が減るため、シニアライフを長く保てそう。
小さな暮らしについて、さらに探求したいと思います。
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