教育費が足りなくても、貧困家庭でも国立大学には学費免除の措置があるので、学ぶことは不可能ではありません。
ただし、学力が高めでないと申請が出来ないことがあります。
安倍元首相を銃撃した被告が、服役した後は大学で学びたいとのこと。
教育費がなくて大学へ進学できなかった恨みは、かくも深いのかと驚いたので、私見をお伝えします。
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共通テスト
私は40年余り前に、共通一次試験を受けました。
マークシートをえんぴつで塗りつぶす試験です。
点数が取れず、大学で学ぶことが叶いませんでした。
実家の父と継母は、私に大学教育は必要ないと考え、国立大学1本の受験だったから、玉砕です(>o<)
下の娘は、共通テストを2010年に受験。
ところが娘は1時間目の国語で失敗。
共通テストの結果は、泣き崩れるほど悪かった……。
合格後の手続き
高校の先生が、「最後までがんばりましょう。二次試験の配分が大きい大学に絞りましょう」と励ましてくれ、奇跡的に国立大学に合格できた娘です。
うちは教育費が潤沢でないので、国立大学1本。
合格したらすぐに、入学金を振り込んだ記憶があります。
そのほか現地に飛んで、アパートを決めたり、家電をそろえたり。
お金に羽が生えて、飛んでいく。
希望が叶わないとき
大学で学びたくても、どうしても叶えられないことがあります。
- 親が病気
- 親がいない
- 虐待のサバイバー
- 親の借金
- 親の無理解
- すぐ働いて家に給料を差し出せ
去年7月、奈良市で演説中の安倍元総理大臣が銃で撃たれて殺害された事件で起訴された山上徹也被告(42)。
山上被告の伯父によりますと、被告は、接見した妹に対して、服役したあとは「大学へ行きたい」などと話したということです。
安倍元首相銃撃事件 被告“服役したあとは大学へ行きたい”|NHK 関西のニュース
私はこの記事を見て山上被告は、自分は何年の刑になると考えているのだろうと、驚きました。
無期懲役ではないかという識者や、10年~20年というコラムニストがいますが、仮に20年間の刑期だったら、出所したら62歳を過ぎるでしょう。
- そこまで大学に固執するのか。
- 学業を終えて、どうしたいのか。
日本は確かに学歴社会だけれど、被告の場合は大学が生きるための希望なのでしょうか。
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ひきこもり
親子で衝突し、希望する美術学部への進学が叶わず、経済学部を中退。
ひきこもりとなった31歳の男性が、自らFPに相談したという記事もあります。
卓也さんは、高校は進学校と言われる学校に進学し、両親も将来を期待していました。本人は美術が好きで、美術系の学校に進学を希望していました。両親に打ち明けると、父親からは言下に否定されたそうです。
「芸術なんかで生活が成り立つわけがない。ちゃんとした学部に行って、きちんと就職しなさい」
「あなたが80代になるまで、親の資産は続くかもしれない」
家計の専門家がそう診断したら、父親が「アンタはひきこもりを奨励するのか」と、いちゃもん。
独善的で世間体が大事な父親が、息子を潰すケースです。
美術系は広告会社のデザイナーなど、就職の機会はあるでしょう。
日本人に人気のゴッホは、生きている間は貧しさに苦しみ、発狂しました。
悲惨な人生です。
名画 油絵 ひまわり ゴッホ 手彩仕上 高精細巧芸画/インテリア 額入り 額装込 アート リビング プレゼント アートフレーム おしゃれ 飾る グッズ ギフト Lサイズ 巣ごもり
死後に評価が高まるのが、真の芸術家なのかもしれません。
53億円で落札される「ひわまり」です。
複製画なら1万円以内なので、おうちインテリアにも最適。
YouTubeには40代のひきこもり大卒息子を心配しつつ、甘やかしてしまう70代母の相談もあります。
まとめ
親に教育費がなくても、大学進学は可能です。
奨学金や教育ローンを借りれば。
ただし、親の協力が不可欠なので、叶わない若者もいます。
その挫折をバネに、強く生きて下さい。
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