46歳の跡取り娘は、大量の遺品が気に掛かっていました。
なにせ作業小屋の6部屋に祖父母や父親・19歳で事故死した兄の愛用品がそっくり保存されていたのです。
田舎でよく目にする大きな農作業小屋に、モノがぎっしり。
6月20日のBS朝日「ウチ、断捨離しました!」感想をお伝えします。
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跡取り娘の決心
岩手県久慈市が舞台のBS朝日『ウチ断捨離しました』を視聴しました。
ブログ画像は、私がカメラで撮影した写真であることをご了承ください。
- よしこさん46歳
- お母さん 81歳
よしこさんは、亡くなった祖父母や父、兄への思いが深いやさしい娘さんです。
その優しさ故に遺品が捨てられない。
住まいは8年前に建て替えてすっきりと暮らしていますが、作業小屋には古い家の家具や食器、大量の遺品がそっくり残っている。
田舎は敷地が広く、農作業小屋があります。
6つの部屋がある作業小屋は、思い出の品々に埋もれて、巨大な物置場に。
膨大な量の遺品整理は、遺族の重荷になるのに違いありませんね。
遺品の中身は?
1軒分まるごとモノが保管された作業小屋
山と海の自然に恵まれた岩手久慈市。
遺品の中身です。
- 19歳で交通事故により亡くなった兄のドラムセット
- 亡き父が愛用したボロボロのソファ
- タンスに入ったままのスーツや服
- けやきの臼や杵
- 大量の鍋や食器
- 段ボールが積み上がった部屋が6つ
仲間が手伝ってくれて、ものの運び出しができたところで、やましたひでこさんが登場。
「亡くなった方のモノが大量にあるのは、故人のためにも良くないでしょう」
理由は手入れされずに放置され、ホコリを被ったままだから。
管理できないほどモノが多いと、気持ちがふさいでしまうでしょう。
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断捨離の目的
「しがらみだらけなので、過去の遺物を処分して将来の暮らしを考えたい」
そう話すよしこさんですが、いざとなると捨てることをためらってしまう。
「これからの自分のための宝を発掘しよう」
モノだらけの作業小屋のなかで、やましたさんが背中を押します。
迷ったときは、なぜ断捨離をするのか、その目的を思い出すことが成功の秘訣。
お宝探し
- おじいさんの毛皮のベストがでてきて、これは飾ることに。
- 兄の文集やノートなどは大切に保存。
大量にある写真に対して、よしこさんの行動に、やましたさんが一言。
「写真のネガはいる?」
さらにこう続けます。
「二度と手に入らないと思うと処分できないが、なぜ自分に必要なのかを考えて」
親戚から写真が欲しいと言われることがあるから、保管しておきますと、よしこさん。
義理堅いのです。
よみがえる空間
ゴミ袋30袋の断捨離で、和室がよみがえると、これからの希望が湧いてきます。
よしこさんはかつて、北海道で自分の夢を追っていましたが、お父さんのガンがわかって帰郷。
もっと一緒に過ごせたらよかった……。
後悔がありました。
それでお父さんが愛用していたソファセットなどを、捨てられなかったのですね。
片づけて空間が甦ると、意欲が湧きます。
「あれもやりたい、これもやりたい」
仲間のチームワークで片づけが進み、地元で生きる決意も新たにする、よしこさん。
46歳の跡取り娘の奮闘記に、いろいろ考えさせられました。
この放送回は6月27日(月)までTVerで視聴できる予定です。
81歳のお母さんと仲がよいよしこさんに、エールを送りたい。
私は娘たちの負担になりたくはありませんが、母親の気持ちは重いようです(>o<)
まとめ
田舎は敷地が広く、蔵や小屋があるお宅が多いのですが、不要なモノを押し込みがち。
もったいない病も未だにあるし、捨てることに罪悪感を抱くケースも。
よしこさんは人徳がおありなので、地域の仲間たちが手伝ってくれました。
前向きになれて良かったと、感想を抱いた「ウチ、断捨離しました」です。
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