2023/09/19更新しました
私は来月に60歳の誕生日を迎えます。
小さな暮らしやシンプルライフを意識したのは、50代になってから。
子どもたちが進学や就職のため巣立ち、家計の現実にショックを受けたことがきっかけです。
小さな暮らしと人間関係について考えます。
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バブリーな女友達
36年前に結婚してから、夫の友人と家族ぐるみの付き合いをしていました。
私より5歳上の夫ですから、夫の友人と奥さんは私より年上。
バブル時代を謳歌した経験からか、ブランド品と宝飾品がすきな奥さんだったのです。
- ルイヴィトンのバッグや長財布
- 宝石好き
夫の友人は2代目社長なので、妻に贅沢をさせられる経済力がありました。
その奥さんはヴィトンのバッグを手に「ブランド品を持つと、自分に自信がつくのよ。貯め代さんもぜひ買ってもらいなさいよ」と、よく私に話したものです。
ルイヴィトン バッグ レディース LOUIS VUITTON ネヴァーフルMM M40995 モノグラム ベージュ
一目でルイヴィトンとわかるモノグラムが、彼女のお気入り。
ブランドバッグのほか、高価な補整下着を買うように勧められたこともあります。
身体を締め付けずに、気持ちの良いボディスーツだからと。
これまた30万円コースの下着でした。
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距離をおいた理由
いくらオススメされても30万円以上のバッグや下着を、おいそれと買えませんでした。
家を建てるための頭金を貯めたり、住宅ローンに追われたりしていたので。
今と違い金利が高かった30年以上前に固定の住宅ローンを組んでしまい、金利は驚愕の7パーセント。
元金が2400万円なのに、総支払額は5千万円超えです。
友人の家庭とは生活レベルが違いすぎて、彼女に会うとコンプレックスが刺激されました。
それで徐々にフェードアウトしたのです。
モノより大切なもの
暮らし方は人それぞれで。
その友人夫婦は、今もお元気。
なのでときどきお目に掛かれば、近況を伝え合うくらいの会話をします。
相変わらず派手めな奥さんは、40代の息子さんの嫁探しをしているとか。
「貯め代さんとこの娘さんをひとり、うちにくれれば良かったのに」と、言われることも(@@;)
娘たちはそれぞれ家庭を持ち、幸せに暮らしているから、できない相談です。
たとえ独身だとしても、これだけは縁なので丁重に断ったでしょう。
親孝行な息子さんですが……。
それにしても私はそれほどお金をかけずに、楽しむ術を持っている友達が好きです。
- 自然散策
- 美術館めぐり
- 親の着物を着て楽しむ方
見栄を張って付き合うのは、ぐったり疲れてしまいますね。
小さな暮らしを続けたいなら、自分のペースを大切にしましょう。
まとめ
身につけている服やバッグで、他人を判断する方がいます。
私は小さな暮らしを始めるにあたり、もっと自分を信じようと思いました。
人の価値感に惑わされることはありません。
私は私らしく。
あなたはあなたらしく。
毎日を過ごせればそれで充分ではないでしょうか。
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