日米の金利差が、円安の原因とされます。
そしてアメリカの住宅ローン金利が、6%を突破したという記事を見ました。
私たちが家を建てた1992年当時は、日本も金利が高く、住宅ローンを7%の固定金利で借りています。
住宅ローンについてお伝えします
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住宅ローン7%なぜ?
次女が生まれた翌年の1992年に土地を取得し、家を建てました。
53坪の土地に安普請の注文住宅の合計額は、2,800万円。
金利が高い時期です。
400万円を頭金に入れて、2,400万円の住宅ローンを地元の信用金庫から組みます。
なんと金利は25年の全期固定型で、7パーセント。
金利を含めた総支払額は、5,000万円を超えました。
月々の支払いは約17万円。
年間200万円を払って、ほとんどが金利に消え、元金はほとんど減りません。
カツカツの暮らしに悲鳴。
当時20代だった夫と私は、金利の計算に疎かった「たわけ者」です(>o<)
その後、金融機関を換え、借り換えします。
今と違い、ネットが普及していなくて、金利比較サイトはありません。
金融機関が、超強気だった時代。
半沢直樹のドラマさながら、貸し剥がしにあって、自殺する社長が実際にいたのです。
ところで現在アメリカは、14年ぶりに住宅ローン金利が6パーセント越え。
米住宅ローン金利が6%上回る、ほぼ14年ぶり-大幅利上げ観測で(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
米国は住宅を手放す人が増えそうです。
高金利のメリット
わが家は住宅ローンを血の汗をたらし、苦しみながら払い続けて、2018年に完済。
いまでも後悔ばかりの住宅ローンです。
でも、高金利は借金がある人には壮絶なデメリットでも、預貯金が多い人にはメリット。
例えば退職金を銀行に寝かせておくだけで、利息が年に5パーセントも付くなら、リスクを取って投資しなくても、お金が殖える。
ドルが買われるのは、アメリカの金利が高くて、銀行に預けたら黙っても5パーセントくらいの利息がつくから。
雪だるま式に資産が殖えます!
まあそれは、お金を持っている人の話で、変動金利で住宅ローンを借りている人は、支払額が増えて大変になるでしょう。
ちなみにリボ払いは超高金利なので、お気を付けて。
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日本の金利は?
黒田総裁は「金利を引き上げるつもりは全くない」と明言。
なので、日本の金融緩和策はしばらく続くのではないでしょうか。
いつまで?
これが一番の問題ですね。
荻原博子さんはこう述べています。
住宅ローンは変動金利で借りている人がほとんどですが、金利が上がっても返済が増えない『5年ルール』や『125%ルール』があり、いずれも返済を先延ばしすることができます。
ただ、返済額の合計は大きく変わりません。黒田(東彦)日銀総裁が退任予定の来年4月までは日本の金利は動かないと思いますが、この間に家計の見直し、ローン返済の対応を考えることは必要でしょう
個人の住宅ローン残高は増加傾向 住宅ローンの借り手は「金利上昇」にいかに備えるべきか|日刊ゲンダイDIGITAL
来年4月まではマイナス金利が続くという見立てです。
日本も物価上昇し、ラーメン一杯3千円の日がくるかもしれません。
アメリカはインフレ抑制のために、金利を上げる政策を選択。
日本からアメリカに留学すると、仕送り額はめっちゃ高くつく(@@;)
アメリカ移住は現在、たいへんです。
まとめ
30年前に住宅ローンを組んだわが家は、金利が高くても、なかなか借り換えができませんでした。
結果として大損し、老境を迎えた今、後悔しています。
マイナス金利が続きましたが、来春以降は徐々に金利が上がる可能性も。
金利の動向に注意して、家計改善に努めたいですね。
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