2020/10/29更新しました。
キャッシュレス化が進んでいるので、私も今月から食品スーパーでの買い物にクレジットカードを利用しています。
レシートを保管して、引き落とし日には忘れずに銀行口座に残高があるように気をつける。それがポイントですね。
ところでキャッシュレス化とは何?
はい、電子マネーやクレジットカード決済、デビッドカードなどで買ったモノやサービスの代金を支払うことです。
このクレジットカードですが、日本では65歳以降の方が新規に発行を希望する場合、審査が通りにくい傾向があります。
クレジットカードをお持ちなら、安易に解約しないほうがよいかもしれません。
シニア世代とクレジットカードについてお伝えします。
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国がキャッシュレス決済を後押し
クレジットカードは賢く使うとメリットがあります。
- ネットショッピングを気軽に楽しめる
- 購入額に応じてポイントを付加してくれる
- 多額の現金を持ち歩く必要がない
- 入会の際に特典がある
それに政府は2019年に消費税を10パーセントにするにあたり、キャッシュレス決済をした消費者に購入額の2パーセント分をポイント還元することを検討とのこと。
国がキャッシュレス決済を後押し!
でも、シニア世代は現金払いを好むし、クレジットを昔の月賦払いと考えて、カードを持っていない方もいます。
そして、65歳を過ぎて新規にクレジットカードを申し込むと、過去になんの落ち度がなくても、審査が通らないことがある。
せっかく本人がクレジットカードを持つ気になったのに、審査が通りにくい 。なので、終活でクレジットカードを解約した方は、注意が必要。
50歳からのカード選び|クレジットカードを解約した人の末路 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
65歳ならまだしも70歳を過ぎると、クレジット会社はカードを作ってくれないことが多い。
年金生活者は収入が限られるし、将来的に認知症の予備軍かもしれず、返済が滞るデメリットのほうが大きいだろう。
そんな先入観があるのかもしれませんが、現実的に発行を見合わすケースがあるそうです。
たしかに70代で認知症になる人はいます。私の母がそう……。
何枚クレカを持っているだろう
私が持っているクレジットカードは現在4枚と思っていました。すべて年会費は無料です。
- 楽天カード:JCB
- yahooカード:JCB
- 三井住友Every-plas:VISA
- SAISONCARD:VISA
JCBはアジアの国で使えることが多く、VISAはアメリカで強いと聞いています。カードは国内外を旅するとき、頼りになる心強い味方でもありますね。
しかし、突然に切れないことが!
クレジットカードの磁気・不調で使えないと焦ります。
A8・netから申し込んだ三井住友エブリプラスは、リボ払い専用だった(@@;) しかもセルフバックに失敗してがっかり。
上記のカードのほかに 、ファミリーマートのカードにJCBがついていました。
クレジット機能付きなので、私は5枚を持っていることになるのでしょう。
正直、管理が大変です。
お財布にクレジットカードと免許証を一緒に入れておくと、落としたとき大変なことになる。それを知っているのに、原付バイクを運転するため、何枚か財布に入れたままでした。
危ないなあ!
クレジットスコア
さて、クレジットスコアをご存じですか?
クレジットカードを使うことで、過去にどんな借り方をして、返済をしたかが一目瞭然となり、個人の資産状況がすべて解ってしまう。
逆に、いま所得が高くても取引履歴に何らかの問題があれば、カードは発行されないことがあります。
クレジットスコアは、個人与信の格付け。アメリカでは当たり前とのこと。
ところで年収の低い私でもクレジットカードを4枚も5枚も持てるのは、過去にローンなど返済の滞りがないからです。
しかし、かつて私は住宅ローンの連帯保証人でした。
夫が住宅ローンを借りて、妻の私が連帯保証人。
この連帯保証人は責任が重くて、たとえ離婚に至っても、よほどのことがない限り免れることができません。
連帯保証人という危険な橋を渡り切り、なんとか生きています。
ときにお金は命より重くなる。
冷静に考えると、お金は幻想に過ぎないから命より重いはずがない。
けれど、借金に追われるとどんどん視野が狭くなって、正常な考えができなくなるのです。
借金は怖い。
私の父親は、まざまざと借金の重さを教えてくれました、自分の身を挺して。
父のクレジットスコアは低いに違いありません。しかも高齢になっているため、クレジットカードは希望しても発行してくれないでしょう。
リボ払い
クレジットカードのリボ払いは利率が高いので、私は使っていません。
リボ払いの設定にしている方は、残高がいくらあるか確認を。
焦げ付くと、クレジットスコアに傷がつきます。
滞納や延滞
クレジットカードの返済が遅れると利用を停められて、催促される。
それを無視すると強制解約という流れになることも。
裁判沙汰のほか、ほかのカード会社にも情報が共有されて、カードが作れず、住宅ローン等の申し込みにも悪影響を与える可能性があります。
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シニア世代には冷たいのか
クレジットカードはこれまで若い世代へ向けて、契約が進められてきました。
18歳になればクレジットカードを持つことが可能。
「さあ、たくさんのモノを手数料が高いクレジットカードで買ってね」
カード会社は、ウハウハ儲かるという図式です。
クレジット払いは2回までは手数料がかかりませんが、3回目以降から場合によっては14パーセントくらいの手数料がかかる。
最近までクレジットカードを新規で発行しようとするシニア世代は、あまりいなかったようです。
シニア世代に冷たいというより、社会の消費行動が急速にネットを介した買い物に移行して、対応が遅れたのかもしれません。
ただ、これまでクレジットの履歴がない方が、65歳になった時点で申し込むと発行してもらえる可能性が少ない。
クレジットカードは時々は使わないとクレジットスコアが上りません。
持っているだけではあまり意味がない。
時々は使って、きちんと引き落としに間に合うように口座の残高を確認し、返済することが大切です。
そして、カード利用に返済が追いつかないカード破産には、くれぐれも注意。
カードは便利で大きな買い物もしやすいため、加盟店は手数料をカード会社に払ってもカードを利用できるようにしているのですから。
まとめ
キャッシュレス化を推し進める動きがとまりません。
これまでは現金払いで済みましたが、クレジットカードやデビッドカードなど電子決済が主流になるでしょう。
終活のためにクレジットカードを解約する方が少なくありませんが、65歳以降は発行が難しくなります。
55歳以降から徐々に新規発行が困難になるという記事もあるので、解約は慎重にしたほうが良い。
私も注意深くクレジットカードを利用しています。
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