2024年8月31日更新しました。
地方に住んでいると、とっても大きな家を見かけます。
かつては大農家だったとか、手広く事業を展開して大儲けしたとか、そんな話がゴロゴロあるのです。
でも、その中には深刻なゴミ屋敷になっているケースがありました。
面倒くさいのツケは大きい!
片づけを先送りしているうちに老いて無気力になってしまい、大きなツケとなっている例をお伝えします。
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捨てるのが面倒くさい
誰しも順風なときばかりではありません。
経営者なら時代の波に乗って事業を拡大できる時期があれば、倒産の憂き目にあい、夜も眠れないときがあるでしょう。
ある60歳の男性は、親が建設業を営み、2代目社長としてたいへん羽振りのよい時代がありました。
家を立派に建て替えて、親が亡くなる前から村の墓地に大きなお墓を準備。
自分のお墓を生前に建てることは「寿陵」といい、縁起が良いとされます。
けれども、父親が認知症になり、母親は介護疲れでうつを発症。
すると、その男性の会社が傾いてしまったんですね。
廃業同然となって、その男性は50代のときから無職。
奥さんがセラピストの資格を取り、起業して家計を支えています。
倉庫がゴミ屋敷
広い敷地には自宅のほかに、倉庫や作業場が建っていますが、 60歳の男性は毎日ぶらぶらしています。
廃業したので、働いていません。
「倉庫にある仕事の道具を片づけたらどうだい?」
「少しずつ捨てないと、息子達に迷惑かかかるよ」
同じ地域に暮らす夫の長兄が、ときどきアドバイス。
しかし、男性は片づけに消極的。
「また、事業を再開するかもしれないし」
「片付けなんて、いつでもできるから、そのうちにやるよ」
要するに面倒くさいのでしょう。
長兄は先日、私の夫にこぼしていたんですね。
「建設業の道具がたくさんあるだけじゃない。
かぼちゃやジャガイモやりんごが箱に入ったままで腐っている。
子ども達の古靴や着古しの服も袋に積まれて、置きっぱなし。
どうしたらよいのか、本人がわからなくなっているようだ」
奥さんが家計を支えて働いているのなら、60歳で毎日ぶらぶらしているご主人が片づければ良いだけのこと。
でも、昔はお金持ちの坊ちゃんだったので、片付け方を知らないのかもしれません。
捨てる!
その一歩を踏み出すためらいが、ゴミ屋敷になるのでしょう。
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断捨離の習慣が福を呼ぶ
断捨離やこんまり流片付けを実践すれば、幸運を引き寄せると言われますが、私は長いことピンときませんでした。
宗教みたいだなあ。
そんな気持ちでいたのです。
でも、今ならこう考えています。
- 捨ててみることで自分の過去が見えてくる。
- 片づけることで、将来の展望が啓ける
- ムダ遣いをしなくなり、お金に余裕が生まれる
片付けや断捨離をしようとする気力が自分にあることは、幸いなことだ。
今ならはっきりと、片づけたい気持ちがあるだけでも幸せだと断言できます。
その男性のケースは、業者に頼むと100万円以上はかかるに違いありません。
放置したままだと、将来的に子ども達の負担になります。
まとめ
家や倉庫が、ゴミ屋敷になっている。
地域にとっては、見過ごせない問題です。
日頃からこまめにモノの管理をして、不要品を捨てる。
これだけで解決できるので先送りせず、今すぐ動きましょう。
幸運の鍵のありかは、あなたが握っています。
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