2019/06/06更新しました。
私は「もったいない病」だったため、何でもかんでも溜めこんできました。
片づけや捨てることに目覚めたのは、貯め代ブログを始めた少し前の2016年から。クローゼットからあふれる衣服と、本棚に入りきらない書籍をだいぶ処分しました。
今後は暮らしの質を大切にしたいと考えています。
きょうは夫の布団を取り替えて、古い敷き布団を燃えるゴミに出したことをお伝えします。
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30年間も使い続けた布団
私は自分が思っている以上に、悪妻だったに違いない。
夫の寝具がくたびれているのを知りつつ、そのままにしていました。
結婚したとき、婚礼道具のひとつだった寝具を私は3組、6畳二間のアパートへ持ち込んでいます。
- ダブル布団1組
- シングル布団2組
昭和62年に結婚した当時、花嫁は盛大にタンスや家電など道具を紅白の幕に包み、トラックの荷台に積んで新居に運んだものでした。
結納金に見合う以上の家具と着物と寝具を持ってお嫁に行くことは、女性にとって人生の門出にふさわしいというような考えがあったのですね。
私は和服がすきなので、嫁入りのタンスはもうしばらく持っているつもり。
さて、夫はタンスのある和室に、寝起きしています。
私のいびきがうるさいとのことで、夫婦別室に。
ところで、去年の夏はこんなことがありました。
「体がかゆい。どうやら寝ている間にダニに喰われたようだ」
夫の背中が赤く腫れて、蚊に刺されたような感じ。
「あら、そうなの」
いま振り返れば、私の反応は至って薄かった。
なぜなら、私はかゆくないから。
私は娘のベッドに寝て、娘の布団を使用。
夫のせんべい布団を夏のお日様に干しながら、そのうち治るだろうと、気に留めてなかったのです。
結婚した当時から使い続けて30年の布団、ダニ退治をその時はしませんでした。
熱に弱いダニは密封した袋に入れて車の屋根か、車中で死滅させることは可能。
上の記事は、秋になってから「あさいち」で知ったのです。
そして、東北に住んでいる私は、先人たちが物不足のなか生き抜いたことに共鳴し、モノの命を大切にすることをモットーとしていました。
昔の人は、何世代にも渡り、寝具を使い続けたとか。
「もったいない」は世界に通じる言葉です。
お客さん用の布団
わが家には実は、お客さん用の布団がありました。
それは夫の実家で支度してくれたもの。
なんとこれも30年前に作ってくれていたのですが、家が狭いので実家で保管。
それを去年、娘夫婦が滞在するので、持ってきたのです。
「予備の布団だから、仕舞っておかなきゃ」と、考えた私。
押し入れはぎゅうぎゅう。
昔の布団なので、綿が重い。ですが、寝心地は良いですね。
それを今回、夫の布団にすることにしました。
ようやく、夫の寝具を見直したのです。
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1日1捨の本で驚いた布団の断捨離
先日、ミニマリストすずひさんの「1日1捨」を読みました。
厳選したお気入りだけに囲まれて、日常を暮らす極意が書かれています。
私が最もびっくりしたのが、布団をシーズンごとに買い替えるというページ。
ちょっとドッキリ。
だって、30年も使い続けているわが家の寝具事情だったから……(@@;)。
シーズンごとに布団を捨てることは、私にはできません。
費用もそうだけれど、環境に負荷をかけるので。
でも、この本のおかげで、夫のことを大切にしていなかったことに気づくことができました。
わが家は年が離れている夫婦のため、夫はすでに還暦……ということは平均寿命まであと25年ほどでしょうか。
いつまで一緒に居られるかどうかは、神さまだけが知っている。
そして眠りは大切、健康の基本。
心地よい睡眠を夫にもたらすように、布団を替えました。
ちなみにいびきをかく人は、横向きに寝るのが良いそうです。
仰向けはいびきをかきやすく、眠りが浅くなりがちになると、週刊ポストの今週号に載っていました。
長生きしたければ、”横向き”で寝なさい。
布団の捨て方は?
私の町では布団を折り畳んで小さくして、紐で縛れば、燃えるゴミの日に出してもOK。
自治体によっては有料のケースがあるそうですから、お住まいの地域のルールに従いましょう。
まとめ
布団を1枚、断捨離しました。
ついでに夫に無関心という悪妻ぶりも断捨離したい。
不要なものを抱えたままだと、身動きがとれません。
客用の布団を、ふだんに使うことにしました。
これで、少し押し入れのスペースが空いて、楽に出し入れができます。
断捨離によって、暮らしのリズムを整えたいですね。
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