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癒えない悲しみ・震災の記憶、夫婦げんかが今生の別れになる

陸前高田の一本松

東日本大震災から10年

東北に住んでいる私にとって、東日本大震災が発生した3月11日は癒えない悲しみを思う日です。

画像は陸前高田の奇跡の一本松。

震災から2年後に、被災地を訪問したとき撮影しました。

がれきが撤去されたものの、大型ダンプカーが道路を行き来していた頃です。

10年が経ち、津波の恐ろしさに改めて震え、そして日常の有り難さを感じました。

夫婦げんかが、今生の別れになることがある。

被災者の体験を、お伝えします。

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 震災は突然に

東日本大震災

妻と子が避難先で津波に吞まれる

地震の予知は現代の科学の力でも難しい。

東日本大震災のとき、私は自宅にいて夫の仕事を手伝っていました。

日本海側に住んでいるので、とても長い地震だと不安になったそのときすぐ、停電となります。

1時間経っても、2時間経っても電気はこない。

わが家はプロパンガスなので、ガス火は点きます。

それで、ご飯を炊いておかずを作り、夜に備えました。

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 FF式ストーブが使えず、毛布をかぶって過ごすことに。

2011年3月11日は雪がちらつき、寒い日だったのです。

ろうそくの灯をみつめながら、ラジオを聞いた夜でした。

次の日の正午に私の町は電気が復旧しましたが、被害の大きさをテレビで知り、呆然。

夫婦げんかの後悔

震災・東日本大震災

最後とは知らずに妻を怒鳴る

あの日から10年、私が胸を打たれたのは「怒鳴りつけたのが妻と娘の最後の姿」だったという西日本新聞ニュース。

日常のありふれた夫婦げんかが、今生の別れになるなんて、誰が予見できるでしょう。 

10年たっても消えない後悔がある。

宮城県石巻市の消防士(39)はあの日の朝、妻を怒鳴りつけ、仕事に出た。

アパート1階のベランダで顔を紅潮させた妻。抱かれた1歳2カ月の娘も大声に驚き、泣きだしそうだった。

それが、2人との最後だった。

怒鳴りつけたのが、妻と娘との最後の時間|【西日本新聞ニュース】

アイロンのかけ方が下手だと、怒鳴ったご主人は消防士で、そのまま出勤。

その朝、ふりかえると顔を紅潮させた妻と、泣き出しそうな娘がアパートのベランダから、見送ってくれていた。

でも、男性は笑顔を返すことなく、車に乗り込んだのでしょう。

そのことが後悔になっていく。

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 妻と娘は、避難した先で津波に吞まれてしまいます。

予想を超える大きな津波は、町を平らげるように何もかも押し流したのですね。

ありふれた日常が貴重な思い出に

ありふれた日常・夫婦げんか

平凡な毎日

私がこの記事に涙したのは失われた命の尊さと、いま平凡な日常が続くことの有り難さを感じたから。

東日本大震災で突然に断ち切られた生命は、死者と行方不明の方を合わせて、およそ2万名。

ところで、ささいなことでケンカをするって、わが家もよくあることです。

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 直近のわが家の夫婦げんか理由

  • 夫が食べる朝食のヨーグルトに、スプーンが添えられていないこと。
  • 夫の枕カバーが、寝る前までに準備されていなかったこと。

日々の不満や、煩わしさ。

それが家族なのでしょう。

ささやかな日常が断ち切られることがあるのだと、しみじみと感じさせてくれた記事でした。

感謝申し上げます。

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余震は続く

余震には要注意

この画像は2021年2月13日夜11時7分に、発生した余震の様子。

今後10年は、余震に注意せよと、地震の専門家は言います。

災害列島を、大陸プレートの安全な位置に移動させることができたら良いけれど、まずむりに違いありません。

日本に住むかぎり、地震に備えは大切です。

 

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そして震災関連のニュースでは、避難所での性的な被害が多数、報告されています。

避難所での性被害

加害者は男性

若い母親および少女、小さな男児が避難所において、性的な被害に遭うケースがあります。

日常が破壊された不安や、イライラした気持ちが弱者に向くのはやりきれません。

トイレでのつきまといや、食料不足のとき食べ物と引き換えに女性に性的な強要をするなど、驚くばかり。

「避難所のリーダー格を含め複数の男性から暴行を受けた。

『騒いで殺されても海に流され津波のせいにされる恐怖があり、誰にも言えなかった』」(女性)

「避難所で夜になると男の人が毛布の中に入ってくる。仮設住宅にいる男の人もだんだんおかしくなって、女の人をつかまえて暗いところに連れて行って裸にする」(20代女性)

避難所で性行為を強要、DVが悪化… 被災地であった女性への暴力その後【東日本大震災】 | ハフポスト

地震が多いわが国なので、ぜひ避難所での性被害への対策もしてほしい。

「避難所でのレイプ」災害時の性暴力に光を当てたドキュメンタリーの教訓(反響追記あり)(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

阪神淡路大震災のときから、性被害の報告があったそうです。

 

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まとめ

震災の証言は、日本人ならだれでも忘れてはならない災害の記録です。

被災地の海辺は過疎化が急速に進み、原発の爆発による後始末は未解決のまま。

癒えない悲しみと、ありふれた日常のありがたさに、涙したことをお伝えしました。

 

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