娘たちが帰った次の日、夫はいらだっていました。
連休中はほとんど仕事でしたが、中休みを取り、娘と孫のために運転したので疲れていたのかもしれません。
「部屋が片付いていない。物が出しっぱなしだ」
いつものように叱られたけれど、私は孫の世話や食事作りで疲れ果て、体が動きませんでした。
理不尽な夫の仕打ちに、私も思わず言い返して、冷戦状態です。
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家事協力ゼロの夫
もうすぐ65歳の夫は、家事協力ゼロのまま今に至ります。
モラハラ言動に「私も疲れたのよ。あたなだって、文句ばかりでなく茶碗の一つも洗って欲しい」というと、夫はこう怒鳴りました。
「なら、お前が仕事を全部やれ!
そうしたら家事をやるから」
私が仕事のできる女で、経済的に自立できたなら、とっくに離婚してるでしょう。
外で働こうとしても、決して許さなかった夫。
勝手な言い草に、私もカッと頭に血が上ります。
不満の原因とは?
娘や孫が帰ってやれやれという思いで、夫も疲れていたに違いない。
近場ですが、あちこち遊びに連れ出して、車を運転したから。
夫婦ゲンカは言い争いが主で、叩かれたことはありません。
夫のイライラは、やはりアルコールの飲み過ぎも原因と私は考えます。
実は先月、主治医から多量飲酒のことで、キツくお灸を据えられたのです。
「もうあのクリニックには行かない。
バカみたいにオレを叱ったんだぞ」
週に1本、4リットルの焼酎を飲み干す酒豪だと、主治医にチクったのは私。
1カ月に大きなペットボトル4本の消費は、近い将来、透析患者になるのでは?と、心配だったのです。
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アルコールの害
晩酌を欠かさない夫の問題行動は、フラフラになるまで飲むので家のなかでも転倒し、たまに骨折すること。
この20年間で2回、骨を折ったので、10年に1度ですね。
寝ぼけたりすることは多々あります。
アルコール依存症とは、アルコールを繰り返し多量に摂取した結果、アルコールに対し依存を形成し、生体の精神的および身体的機能が持続的あるいは慢性的に障害されている状態をいいます。
老若男女を問わず、長期間多量に飲酒をすれば誰でもアルコール依存症になる可能性があります。
夫は結局、かかりつけ医を変えました。
このまま飲み続ければ、腎臓や肝臓にも障害が出るから、注意してくれたのに。
ちなみに私の知人女性はお酒におぼれて、夫婦ゲンカの最中に、ご亭主に包丁を向けたそうです。
そして、その包丁をソファにグサッと(@@;)
「辛い現実を忘れるために毎晩、飲んでいた。
その夜はワイン1本と缶酎ハイを2本空け、酔うほどに夫のギャンブルによる借金が許せなくなった」
翌朝、裂けたソファを見て、自己嫌悪に陥り、夫婦で酒やギャンブルを断つための依存症対策の会につながります。
殺人事件にならなくて良かった。
離婚もやむなしのケースが増えているのでしょう。
去年は18万組以上が離婚。
3組に1組が離婚しています。
熟年離婚も増加中。
離婚1位は男女ともに、性格が合わない。
まあ、性格がピタリと合う相性なんて、あり得ないけど。
まとめ
連休明けは夫婦ゲンカで始まりました。
疲れが溜まるとイライラして、相手を許せなくなります。
結婚生活36年目のわが家は、波間に揺れる小舟のように嵐に沈没。
その瀬戸際かもしれません。
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