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壮絶な服の山!都会に見切りをつけた女性の再出発「ウチ断捨離」感想

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

洋服の山が雪崩の状態

「田舎から都会に出て23年、仕事はうまくいかず孤独だった」

10月11日(月)放送のBS朝日「ウチ、断捨離しました!」は、コロナ禍の影響を受けて失業した、42歳女性のお部屋が舞台です。

毎日違う服でオフィスで働いてきたため、部屋中に服が山積み。

とても考えさせられた内容なので、感想をお伝えします。

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服が密林の汚部屋

ウチ断捨離しました・やましたひでこ・片づけ

2Kの賃貸がモノで埋め尽くされた

このブログの画像は、私がカメラ撮影したものであることをご了承下さい。

神奈川県横浜市の賃貸に住むユキさんは、42歳。

玄関のドアを開けると、モノがあふれて、4畳のキッチンまでたどり着けない状態です。

  • モノがじゃまとなり、冷蔵庫を開けられない
  • 洋服の山が雪崩を起こしている。
  • 田舎から出てきて23年。
  • 奥の寝室は、洋服のジャングル状態。

ユキさんは派遣社員として都会のオフィスで働き、20カ所も会社を渡り歩いてきました。

小柄で美人な女性です。

あと1週間で引越しをして、田舎へ帰る予定。

膨大な服やバッグ、靴をすべて持って行くことは不可能なので、番組に応募とのこと。

仕事で挫折

東京駅・通勤

東京駅の通勤客

19歳で田舎から出てきたユキさんは、元々スタイリスト志望で、服が好き。

百貨店のアパレルに勤務をしていたときは店舗の売り上げを伸ばし、「天職だね」と周囲から認められ、充実していました。

キャリアアップのために、一流スタイリストの下で働いてから、人生の歯車がきしみ始めます。

なんと給料なし!

スタイリストは「授業料をこっちが欲しいくらいよ」といい、ただ働きをさせたとのこと。

ユキさんはやむなく銀座の夜の蝶となって、生活費を稼ぎました。

ちなみに夜の蝶とは、ホステスさんです。

そうしているうちに、スタイリストの夢やぶれ、派遣社員になったというのです。

壮絶な現場

ウチ断捨離しました・やましたひでこ・片づけ

服や靴を捨てたことがない

モノを手放したら、自分がなくなる気がする。

ユキさんは派遣社員だったこともあり、親しい友人はできませんでした。

パートナーと出会い、家族を作ることもないまま40代に。

都会の片隅で孤独に暮して、通勤のために着飾るのがただ一つの楽しみだったのでしょう。

服が何百着も山積みとなって、テーブルも椅子もモノの下敷き。

断捨離トレーナーのヤマグチさんが、人間不信のゆきさんに寄り添います。

www.tameyo.jp

ユキさんの事情をヤマグチさんが汲み取ります。

生きる気力を奪う汚部屋

ためこみ症・

あまりにモノが多いと気力を削がれる

あと1週間で引越す予定のユキさん。

仕事が見つからないので、田舎に帰ることにしたのです。

誰とも話さない日々が続いて、9カ月前から無職。

スマホに残したのは「毎日、違う服を着ているよね」と、言われた派遣社員時代の自分の姿。

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本当は宝の山だけれど、ゴミ同然。

「自分を大切にしていないのではないですか?」

ヤマグチさんの問いかけに、ユキさんは、小声で答えます。

「生きるのをやめたいとまで、思うまでになりました……」

実はユキさんは、もの作りが好きで、キャンドルやポーチ作りが趣味。

希望をもの作りにあてて、片づけ開始です。

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ワクワクするためのモノ選び

片づけ・捨て活・断捨離

わくわくするモノだけ選ぶ

リビングにテーブルがあるけれど、モノの山で見えない状態です。

「蝶がさなぎを脱ぎ捨てるように、要らない服を処分しましょう」

その言葉にうながされて、服の山を片づけることが可能に。

すると、テーブルに大量のアクセリーが見つかるなど、自分が何を見失っていたのか、気づき始めるのでした。

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「ウチ、断捨離しました!」には、いろんな事情を抱えた相談者が登場します。

心を開いて

片づけ・心理

片づけが進むと心が晴れる

「すごい進歩です」と、褒めるヤマグチさん。

ゆみさんは気をよくして、心を開く。

サンダル靴など200足あり、劣化した22年前の靴も押し入れの奥から発掘。

初日でゴミ袋10個を捨てることができました。

断つために

引っ越し

荷造り

田舎での新生活は、着飾らなくていい。

そう気づくと、さくさく処分。

ユキさんは携帯も最新のものを追い求めてきたため、古い携帯電話が何個も手元にありました。

この23年間が胸によみがえったのでしょう。

夢ぶれて、服に依存し、モノに浸食された部屋で生きてきました。

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買い物をやめて、モノを「断つ」ことを意識すればいいと、アドバイス。

総勢6人の引っ越しのプロが、あっという間に2トントラックに荷物を運びます。

やましたさんの言葉

詰め込めば詰め込むほど、大切なモノを見失う。

やましたひでこさんは、リモート出演をして語ります。

「モノを溜め込んだ人ほど、人生を諦めている」

断捨離は、自分の人生を新陳代謝させる手段。

一時退避、一時退却して立て直しを図ることは大切と、やましたさん。

ホテルでアパート暮し

ホテル暮しは月24円円

小林ふみこ断捨離トレーナーが取材したホテルでアパート生活が、番組の終盤に紹介されました。

  • 港区 ホテルレジデンス
  • 住居スペースがあるサービスアパートメントを併設

家具や家電の設備があり、ホテルサービスを受けながら暮らせる。

  • キッチン付き1ルーム。
  • シンプルなデザインの部屋。
  • 最低限の食器。
  • 洗濯機とトイレ
  • バスルームはテレビ付き
  • 清掃が週に1回入り、洗剤などを補充

食費は別で、1カ月24万円でホテルライフを満喫できます。

ランチやディナーのルームサービスあり

数を少なくすることで快適な暮らしができる。

その体験できる機会ですね。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日

この回は10月18日(月)までTVerで視聴できる予定です。

 

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番組感想

ユキさんのお部屋は見ている側にとって、胸が痛くなる状況でした。

コロナ禍で女性の自殺が増えたという報道がありましたから、派遣が更新されず、生活に行き詰まる事情があったのだろうと、私は気づいた次第です。

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ユキさんは服の買い物依存だったと思われますが、アルコールや薬物の依存でなかったことは幸い。

日本はアメリカのように、麻薬が多く含まれた鎮痛剤は売られていません。

それでも咳止めなどの市販薬の依存になるケースが、若い人に広がっています。

服を山のように買い込んだらお金は貯まりませんが、少なくとも健康にそんなに害にならない。

そのことは救いでしょう。

お若いから、いくらでも再出発できますね。

 

 

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