私は子どものころ、ギャンブル依存の父親にとても粗末に扱われて育ちました。
子どもは親の言動や行動を無意識のうちにまねて、成長します。
還暦を過ぎてふり返り、けっこう自分も父親と同じ行動をとっていたことに気づかされたのです。
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ギャンブル依存の親
83歳の実父は健在です。
パチンコが若いころから大好き。
私は保育園児だった時分、親に連れられてパチンコ店によく行きました。
55年前は子どもがパチンコ店にいても、店員も客も注意をしません。
ところで私が育った家庭は、すでに崩壊。
実父は年若い愛人を妊娠させ、私の母を追い出したから。
その愛人である継母もパチンコにハマり、親たちは2人で出かけることが高齢になるまで、50年以上も続いたのです。
そうそう借金の尻ぬぐいを親戚がしたので、親は破産を免れたけれど、貧乏には違いない。
ちなみに借金を肩代わりすると、ますますギャンブルの深みに落ちるので、代わりに払ってはいけません。
私は親からの借金の肩代わりを断り、継母の怒りを非常に買いました。
甘えの心理
旧ツイッターのXの投稿に、ハッとしました。
俺は身近にいる自分のためになってくれる人をぞんざいに扱い、誰かに紹介された二度と会わないような人には奢ったり親切にして見栄をはってきた。
今ならわかる。逆なんだよな。
だけどぞんざいに扱うことが、親密さの表れだと思っていたし、外に見栄を張るのが男の甲斐性だと思ってたんだよな。アホくさ
— 高知東生 (@noborutakachi) 2024年5月24日
元俳優の高知東生さんは薬物依存で逮捕され、快復プログラムにより更生された方。
身近な人間をぞんざいに扱い、他人には親切にするって、私の実父と同じだわ!
そう感じたのです。
家族や身近な人なら、粗末に扱ってもいいだろうと思うなら、それは甘え。
ギャンブル依存の渦中にいる人は、身勝手な嘘をつき、借金も平気。
病気とは言え、周囲に甘えているのでしょう。
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気づかない自分の幸せ
親から事あるごとに「お前が悪い」と責められ、見下されて育った私。
ふりかえれば、無意識のうちに夫や娘をないがしろにした面があると、気づかされました。
自分の幸せって、気づきにくいですね。
身近に寄り添い、支えてくれる人を大切にして、感謝したい。
ありがとう!
まとめ
父と継母から距離をとって、暮らしています。
理由は「この恩知らず!もう家に来るな」と、継母に言われたから。
親たちはとても興奮しやすい人なので、刺激しないように。
77歳の継母とは、心がふれあえる時は来ないかもしれませんが、仕方ないと思います。
周囲にも気遣いが大切なことについて、お伝えしました。
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