2024年5月25日更新しました
夏でも、たまには「おでん」や煮物を食べたいときがあります。
ところが夫婦ふたり暮らしだと、食べきれずに余ることも。
作りおきのおかずなどは、必ず冷蔵庫で保管するのが鉄則です。
食中毒の予防について、私の失敗談をお伝えします。
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作りすぎた「おでん」
大根やちくわ・卵に山菜のワラビを加えたオリジナル「おでん」。
味がしみて、おいしく煮含めたのですが、1回の食事では食べきれませんでした。
そこで、鍋ごと冷蔵庫にしまおうと思ったのですが、まだ熱い!
大きな鍋に水を張り、冷ましたのです。
ところが……
その後、入浴したらすっかり忘れて、朝起きてから、キッチンに放置された「おでん」を発見。
早朝に目覚めた私は、あたふたと冷蔵庫に入れたのでした。
常温に放置すると、ウエルシュ菌は増えて食中毒リスクが高まる!
前にも失敗したのに、うっかりミスです。
粗熱のとり方
熱い食べ物を冷蔵庫に入れるのはNGです。
理由は庫内の温度が上昇するから。
- ほかの食品も傷みやすくなる
- 冷蔵庫に負担がかかる
- 庫内を冷やすため、電気をよけいに消費する
では粗熱をどうやってとればよいでしょうか。
- ボールに水を張って鍋を冷やす
- 氷で冷やす
- 濡れ布巾の上に鍋を置いて、何度も布巾を洗って冷やす
- ボールに水を張り、保冷剤を浸してから鍋を冷やす
- 流しにフライパンなどを置き、水を流しながら鍋を冷やす
どの方法でもOKなので、急冷させて、冷蔵庫におかずを保管しましょう。
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具と汁を別々に保管
ウエルシュ菌は熱に強い芽胞を作ります。
なので、増やさないことが大切です。
嫌気性の細菌なので、調理の際は、よくかきまぜましょう。
おでんのほか、カレーやシチューも要注意。
煮物は、具材と汁を別々の容器に保管すると良いそうです。
ウエルシュ菌による食中毒は、下痢や腹痛が主な症状です。
まとめ
夏に気をつけたい食中毒は、ウエルシュ菌のほか卵や鶏肉に多いサルモネラ菌や、生の魚に多い腸炎ビブリオなどもあるので、衛生には気をつけましょう。
まな板や包丁を洗剤できちんと洗うことで防げます。
手拭きも取り替えると、よいですね。
そして、つくりおきおかずや「おでん」は常温に放置しないで、素早く冷やして冷蔵庫に入れて下さい。
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