この記事は、家の寿命を左右するサイディング外壁についてお伝えします。
私の家は1992年に注文住宅として、建てました。
29年前、サイディング外壁の2階建て住居が完成。
これまで2回、外壁塗装をしています。
屋根は雪国のためトタンで、こちらは夫が7年ごとにペンキ塗り。
マネー現代「年金暮しの人が持ち家を売ったら大損!いまの家に死ぬまで住み続けるための凄テク」を参考に、わが家を検証しました。
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サイディング外壁
持ち家は築年数を減ると、メンテナンスが必要になります。
お住まいの場所によりますが、私のように東北の雪国住まいだと、凍害が懸念されるため、 外壁は水がしみ込まないように、13年ごとに塗装をしてきました。
凍害は、壁にしみ込んだ水が凍って、膨張し、外壁材が傷むこと。
私の家の外壁はサイディング壁、継ぎ目をシーリングで埋めるタイプ。
塗装する際は、シーリングの打ち直しもします。
足場を組んで、シーリングを張り替えて、修理が必要なところを直し、塗装したら100万円超えになったのは2年前の夏。
それで、あと12年くらいしたら、3回目の塗装なのかなと思っていたら!
なんと、3回も塗るのは塗装が重なり、剥げてくるという記事に号泣(>o<)
「15年に一度くらいのペースで外壁の塗装を塗り替えるのが一般的ですが、3回目を超えると塗装が重なり過ぎて剥げてしまいます。
さらに'88年から2000年までに建てられた家では壁のサイディングボードが、湿気に弱い『直貼り』になっていることが多い。
こうした家では、壁の張り替えをしておくべきです。
30坪程度の家なら約400万円が費用相場ですが、いちど張り替えれば30年は塗装する必要がありません」(山下氏)
屋根についても「雨漏りがする」「瓦がずれている」「軒裏にシミがある」といった場合には、雨水を防ぐ機能が落ちている。屋根の下地に貼られている防水紙も劣化するため、20年を目安に業者にチェックをしてもらおう。 『週刊現代』2021年5月1・8日号より
年金暮らしの人が「持ち家」を売ったら大損…! いまの家に「死ぬまで住み続ける」ための凄テク(週刊現代) | マネー現代 | 講談社(1/2)
文中の直貼りって?
わが家って、サイディング壁の直貼りなの?
私はおろおろと、定規を手に外壁を見に外へ。
直貼りサイディングとは?
家を建てたとき、私は28歳。
結婚5年目にして娘ふたりを授かり、アパート住まいを脱却したくて、夫を馬車馬のように働かせていました。
幸いにも希望の場所に土地が見つかり、持ち主に「売って欲しい」と交渉。
向こうの言い値で、買ったのです。
わが家は、土地と建物のために、住宅ローンを組みました。
1992年当時は、高金利です。
25年間の固定金利が7パーセント。
支払総額は、5千万円超えに。
わが家が貧乏なのは、言い値で土地を買ったり、金融機関の言うがままに金利を設定したから。
さて、直貼りサイディングに話をもどしましょう。
直張りサイディングは、木造住宅の柱もしくは柱に張り付けた耐力壁(耐力面材)に防水シートを張り、その上にサイディングを張った構造です。
北海道を除く1990年代には一般的に採用されていた施工方法です。
この工法の問題は湿気による結露です。
サイディングの裏側には隙間がないため、湿気が入り込んでも逃げ道がありません。 外壁の裏側で結露が生じ、結露水がカビや木材を腐らせる原因をつくってしまいます。
直張りサイディングに外壁塗装ができない理由 – テイガク屋根修理
北海道では、通気工法とのこと。
外壁通気工法は、柱がある所に通気胴縁(つうきどうぶち)という木材を入れ、通気のためのすきまを確保しています。
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確認するには?
自分の家が直貼り工法か、通気工法か、確認できる方法があります。
- 水切り板金と外壁の間にすき間があるか
- 指が入るくらいのすき間があるか
- クリアファイルが入るか
YouTubeにも確認方法があり、数分の動画です。
わが家は、幸い通気工法のようでした。
建物の上部には、通気孔もちゃんとあります。
直貼りだと、壁の内側で湿気が発生し、外壁が傷む原因となります。
その場合は、外壁の張り替えが良いとのこと。
費用は30坪の住宅で、およそ400万円~
わが家は、あと10年したら夫は72歳。
外壁の張り替えができるかどうかは、なんとも言えませんが、メンテナンスをしながら住み続けたい。
持ち家は固定資産税がずっと掛かります。
私の家は古民家ですから 、年間10万円に届かなくなりました。
家賃はかからないけれど、固定資産税も10年単位で考えると、莫大ですね(@@;)
お金のことを考えると、心臓がバクバクしますが、橋の下に住むわけにはいきません。
冬に凍え死にますから。
家の寿命を持たせていこうと思います。
まとめ
昨夜の皆既月食は、夫が望遠レンズを付けて一眼レフで、ベランダから撮影。
夜中には、白く輝くスーパームーンでした。
次に見ることができるのは、2033年10月。
そのときまで、わが家は持つのか(@@;)私は70歳です。
『年金暮しの人が持ち家を売ったら大損!いまの家にずっと住むための凄テク』記事を読み、定規を片手に外壁を確かめた次第です。
サイディング壁の場合は、直貼りか通気工法かで家の持ちが違ってくるので、自分でできる確認方法をお伝えしました。
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