娘が暮らす東京へ出かけてきました。
新米ママの娘は育休中で孫は8か月半。ハイハイをして、つかまり立ちをします。
歯も上下4本が生えて、離乳食を食べ、順調に成長。
赤ちゃんの成長は早いですね。
すっかりママぶりが板についた娘ですが、「子育ては辛い。乳児とふたりで部屋にこもっていると、鬱々とするから、早く仕事がしたいわ」ですって。
この記事は、実家の母親の視点から孫の成長と育児についてお伝えします。
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実母の干渉がうざい
孫が誕生したとき、娘は産前産後の8週間余りを実家で過ごしました。
出産後はピリピリとして、感情の起伏も大きかった娘。
www.tameyo.jp おばあちゃんになりたての私は、新生児の扱いをすっかり忘れて、抱くときは緊張しました。
赤ちゃんの沐浴は娘の担当。
産後の女性は、動物の本能で「私の赤ちゃんに手を出さないで!」と、警戒心が強くなります。
私の娘は勝気な性格なので、その傾向が強かったみたい。
実母の干渉がウザいといわれたけれど、ぶじに産後の養生も終わり、新幹線で東京の新婚家庭に帰りました。
娘婿が迎えに来て、親子3人暮らしがスタートしたのです。
育児サークルに参加
私の娘は現在、東京都に住んでいます。
娘が暮らす区は、「子育てに優しい街」を謳い文句にして、公民館で育児サークルのような集いがあります。
娘は参加しているため、ママ友がけっこうできたとか。
「20代後半から30代前半のママは参加者の4割くらいかな。30代後半から40代のお母さんの方が多いよ。みんなね、やっと授かった赤ちゃんなのと話して、大切に育てている」
娘は東京、私は東北に住んでいるので、いつもラインで動画や写真を送ってくれました。
半年あまり経ち、やっと直にご対面。
人見知りをするようになった孫は、初めはギャン泣きしましたが、そのうち慣れて、ニコッと笑顔をみせるように。
可愛い!
私と夫はメロメロです。
新幹線で移動
東京の浅草と上野・アメ横などを見物し、娘夫婦の部屋に一泊しました。
お家賃は13万円!
勤務先の会社から住宅補助が出ていますが、東京はやっぱり家賃が高いですね。
ちなみに広さは1LDK。駅まで徒歩7分なので仕方がないのでしょう。
帰りは娘と孫も一緒に新幹線に乗り込みました。
久しぶりの里帰りなのです。
移動時間は4時間弱。
荷物は私と夫が持ち、娘は赤ちゃんをエルゴのだっこひもで。
少し泣いたけれど、車中でお昼寝もして、ぶじに雪国に到着。
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悩みは孤独感
娘婿はけっこう育児に協力的です。
でも、勤めていますから朝から夜8時頃までは、娘がひとりで育児や家事をこなしています。
久しぶりの実家、娘が語るまま、ふだんの育児の様子を聞きました。
「買い物も抱っこひもでしょう、どこへ出かけるにも赤ちゃんが9キロ近くの体重だから、肩が張るのよね」
それと、アパート暮らしなので夜泣きをされると、非常に隣室に気を遣うそうです。
「でも、一番は誰にもわかって貰えない孤独感なの。部屋に赤ちゃんとこもりきりで、母乳をあげても泣き止まないときはストレスを感じる。
後追いが激しくて、トイレの前でギャン泣きされるし、お風呂もひとりで入れるのは大変よ」
実母は傾聴のみでOK
悩みがあるときは誰かに話すことで、気が楽になりますね。
実母である私は、聞き役に徹して、アドバイスはしないことにしています。
母と娘は、距離感がけっこう難しい。
ささいなひと言を、「母さんはいつも押しつけがましい」と 娘は受け取るのです。
そして育児のやり方は、私が母親になったときとは全然違います。
- 30年前は乳児を保育園に預けて働くと、母親が非難された
- 子どもが生まれたら母親はひたすら子を世話し、舅や姑に仕えるべきという考えがあった
いまは、男女が協力して家事や育児をすることを国が推進しています
そして子育てしながら女性が働くことが「ふつう」になりました。 育児サポートもけっこう充実し、自治体は虐待の防止を万全にしようとしています。
良好な関係の秘訣は?
「ありがとう」
この言葉を娘から、よく聞くようになりました。
- 私と夫が孫をあやしているとき
- 夫が運転して買い物へ連れて行くとき
親としては「ありがとう」の言葉があれば、胸がすーっと明るくなる。
ふり返れば 私も子育て中は、辛いことがありました。
子育ての先輩として、新米ママを見守っていこうと思います。
まとめ
娘が10日間ほど私の家に滞在します。
赤ちゃんを育てるママの悩みは孤独感。
人は皆、孤独なのですが、密室に赤ちゃんといるとストレスになるのでしょう。
実母の私は聞き役に徹して、愛らしい孫と過ごせる幸福を噛みしめています。
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