2024年1月30日更新しました
家で洗濯するときの正しい方法を、ご存じですか?
私は水道代の 節約のために、これまでお風呂の残り湯を洗濯機に入れて、使っていましたが、先月からやめました。
理由は入浴した後のお湯には、皮脂などが溶け出して洗濯の効果が薄れることを知ったからです。
『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』の本を読んで、これまでの自分流の洗い方は汚れを落とし切れていなかったことに気づきました。
洗濯について、お伝えします。
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毎日の 洗濯
わが家の洗濯機は、2016年製造のHITACHI全自動。
容量は6キロです。
わりと小さめですが、夫婦ふたり暮らしのため、不自由はありません。
脱水ボタンのとなりに、お湯取ボタンがあるので、浴槽から残り湯を汲むのが便利でした。
それで、毎回のように残り湯で洗濯。
そうそう、私は節約のために、家で洗えるものは全て「おうちクリーニング」をしています。
ダウンコートは自分で手洗いして10年以上、愛用。
さて、毎日のお洗濯を、みなさんは何時になさいますか?
私は朝ご飯を食べて、夫をリビングから送り出してから洗濯をすることが多い。
なので夜に入浴し、浴槽にふたをして、翌朝、残り湯を洗濯機に入れていました。
それから、標準モードで回すことがほとんどだったのです。
風呂のふたがカビだらけ
一晩、浴槽にふたをしておくと、黒カビがふたに発生するため、それが悩みでした。
私は入浴後にスクイージーで浴室の水滴を払ったり、タオルでふき取ったりして、カビが繁殖しないように努力をしてきたのです。
築28年を経て、家は古びてきましたが、まだまだ住むつもり。
ところで夏場でも私は、浴槽に低めにお湯を張り、温まるのが好き。
先月からそのお湯を、捨ててしまうことに。
理由は風呂の残り湯は、人の皮脂が溶け出しているし、夏場は菌も増えて、洗濯に向かないことを知ったのです。
それで、洗濯は水道水だけを使うことに。
残り湯デメリット
お風呂の湯には、人の皮脂やタンパク質が流れ出ているため、衣服や肌着の皮脂による汚れを落とそうとしても洗浄力が落ちる。
残り湯なんて捨ててしまえ!
洗濯は毎日していますが、意外と思い込みでやっていて、正しい洗い方をしていませんでした。
正しい洗濯とは?
毎日のお洗濯方法を間違えると、服の黄ばみやニオイが取れなくなります。
- 脱いだ衣類は、洗濯槽に放り込まないで、洗う直前まで通気性のよいカゴで保管
- 水と洗剤を混ぜてから、衣類を入れたほうが布地が傷まない
- 外干しより、部屋干しをおすすめ
これらは、理由がちゃんとあります。
- 洗濯槽は通気性が悪いので長時間 、入れっぱなしにするとモラクセラ菌が増えるから。
- 真水は意外と、布地を傷める。
- 直射日光に長くさらすと、服の色褪せやゴワゴワにつながる。
私はベランダに干していますが、部屋干しが良いとはびっくり。
酸素系漂白剤は40度で!
私は汗のニオイを衣類から一掃するために、酸素系漂白剤をお湯に溶かしています。
60度のお湯をバケツに汲んで、ワイドハイターを溶かした溶液を洗濯機へ。
水と中和され、ぬるくなるのです。
『間違いだらけの洗濯術』の本によると、酸素系漂白剤は40度以上の湯で、効果が出るとのことでした。
洗濯槽の水は多めが○
日本の全自動洗濯機は、標準モードで充分に節水機能が働いています。
しかし、汚れを落とすのは水の力が大。
水は多めに洗濯槽に張って洗うのが、スッキリ洗い上げるコツです。
しかし、全自動洗濯機は、洗い物の量に応じて自動的に水の量が決まってしまうじゃないですか。
そこで私は洗濯物を酸素系漂白剤を溶かした溶液に浸して、重くしてから洗濯機へ入れていました。
そうすると、高の水量になります。
本を書いたのは洗濯ブラザーズ。
横浜でクリーニング店を経営しながら、ナチユラル洗剤の開発や舞台衣装の洗濯を請け負っています。
本によると、革製品やキュプラ・レーヨン以外はおうちで洗える可能性があるそうです。
ウールやカシミヤ、アンゴラ、シルクは手洗いが可能。
ただ、水に弱い素材と光沢やシワ加工がされたデザインはNGとのこと。
www.tameyo.jp学生服やスーツも上手に家で洗えば、 汗や皮脂汚れも落ちるそうです!!
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ダウンコートの洗い方
洗う前の準備がポイントです。
スプレー容器に、弱アルカリ性の洗濯用液体石けんをキャップ1杯入れて、同量の水を加えて、振ります。
- これをダウンコートの襟汚れや、シミのあるとことにスプレー。
- ブラシで叩きながらなじまる。
- 3分から15分ほど経てから、ダウンを小さくして空気を抜く。
- それから洗剤液を吸わせ、軽く押し洗い。
- 手で絞り、汚れた水を押し出す。
汚れがひどいときは、4と5を数回繰り返すと、きれいに。
私はこれまでエマールだけで、ダウンコートを洗っていました。
おしゃれ着はもちろん、ダウンや大島紬の胴裏と八掛を外して、自分で洗ったことも。
でも、ダウンコートの襟汚れが落ちなかったのですよ。
そうか、弱アルカリ性の洗濯用液体石けんを同量の水で薄め、スプレーしての予備洗いがポイントとは!
それから中性洗剤のエマールで、やさしく押し洗いですね。
自分でダウンコートを洗うと、クリーニング代を大幅に節約できます。
ただし、ウールのジャケットは手洗いして、型崩れさせた体験があります(>o<)
ダウンコートは、型崩れしないで洗うことができたので、おすすめです。
ティッシュペーパーまみれ
もしもポケットにティッシュペーパーがあって、知らずに洗濯すると粉々になった紙が衣類にくっついて大惨事(@@;)
そういうときは、柔軟剤でゆすぐとよいとか。
そして、洗濯ネットで衣類を撫でても、ティッシュペーパーまみれが解決するそうです。
まとめ
洗濯は家事のなかでも好きな方でしたが、正しく洗えていないと残念ですね。
- 洗濯機の水の量は「高」
- 洗剤を溶かした水に洗濯物を浸したほうが服が傷まない
- 部屋干しのほうが色褪せしない
洗濯ブラザーズが書いた『間違いだらけの洗濯術』を読んで、自己流の危うさを知りました。
おうちでの洗濯をすっきり、快適にするコツをお伝えしました。
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