ムシムシの梅雨時から酷暑の夏は、どうしても汗をかきますね。
脇の下の汗染みは、酸化して黄色くなりがちですし、洗濯してもニオイが取れないことがありませんか?
私は、夫のアンダーシャツは酸素系漂白剤を60度以上の湯に溶かして、つけおき洗いにしています。
においもスッキリ取れて、快適。
つけおき洗いのメリットを紹介します。
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バスタオルの黒カビにも有効
この頃はバスタオルなしで生活する方も少なくありませんが、わが家は湯上りにバスタオルを巻いて体の水分をふきとる派です。
大判のバスタオルは雨の日など乾燥しにくく、生渇きのままだとやがて黒い斑点がつくんですよ。
その正体は、黒カビ。
酸素系漂白剤を60度以上のお湯につけおくことで、防ぐことが可能です。
また、たくさん黒カビが繁殖してしまったら、大鍋で煮洗いという方法もあります。
煮洗いは、鍋にお湯を沸かして酸素系漂白剤を溶かし、そのまま衣類を煮る。
木綿や麻の汚れに最適。
しかし、化繊が混じった布だと溶ける可能性もあるので、表示をよくご覧になって、やけどにもご注意を。
酸素系と塩素系の違い!
私が愛用しているワイドハイタ-は、花王の製品です。
粉末タイプと液体が売られていて、どちらも色柄ものの衣類に使うことができます。
一方、塩素系の漂白剤、たとえばハイタ-は色柄もの につけるとすっかり布の色が落ちてしまうため、台所の白ふきんや白タオルに向きます。
除菌効果が高いので、まな板の消毒にも。
ただし、塩素系のハイタ-は液だれして、Gパンにつくと脱色するので、気を遣うのがデメリットですね。
急須や湯飲みの茶渋を落とすなら、塩素系のハイタ-です。
キッチン用ハイタ-も売られていますが、私は衣類用で間に合わせています。
用途別にそろえると、洗剤も場所を取りますから。
液体と粉末タイプのお得度は?
粉末タイプの酸素系はドラッグストアで買っても400円ほど。
一方の液体タイプだと200円前後で買えます。
成分
液体が、過酸化水素と界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)漂白活性剤で、液性は酸性。
粉末は過炭酸ナトリウム、界面活性剤、漂白活性化剤、安定剤、酵素
こちらは弱アルカリ性
どちらも、水洗いできない衣類には、使うことができません。
値段は高いけれど、粉末タイプのほうが、量的にはお得です。
回数が多く使えますから。
液体タイプのメリットはお子さんの服についた果汁などにピンポイントで、直接ふりかけることができることでしょう。
なので、手軽にシミ落としができますね。
なお、つけおきにするときは、2時間以上は布を傷めるので、やめましょう。
時間は30分くらいまで。
それと、繊維自体が変色したものは、いくらつけおきしてもキレイになりません。
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お父さんのシャツに
ちょっと気が引ける画像ですが、これが脇汗の黄ばみです。
私は夫の汗の香りに萌えるほうですが、イヤな方がやはり断然多いですね。
男性のアンダーシャツを洗うとき、お湯に溶かした酸素系漂白剤に5分くらいでもつけおき して、そのまま洗濯機に入れて、洗剤とともに洗います。
このやり方のメリットは、全自動洗濯機の水位が高くなること。
節水機能がついた全自動洗濯機は、乾いた洗濯物を入れると低水位になりがち。
しかし、汚れを落とすにはある程度の水の量が必要です。
これは前に、NHK「あさいち」で観た情報です。
「洗濯物を濡らして、洗濯機に『重い』と認知させたほうが水の量が適正になりますよ」
そう解説した家事の専門家がいたのです。
ちなみに私は、朝のうちに洗濯をしてお日様に当てて干すことがほとんど。
夜に洗濯するときは、ベランダに干してから寝ます。
洗濯物を濡れたまま放置すると、いくら洗濯していても、雑菌が増える可能性があるので。
そうそう、酸素系漂白剤の注意点がひとつ!
玄関タイルは、中性洗剤が無難。
つなぎ目のコンクリート を傷める可能性がありますから、玄関のたたきに酸素系も塩素系もやめたほうがよいでしょう。
おうちクリーニングを研究してから、クリーニング店に出す回数 が劇的にすくなくなりました。
デリケートな衣類には、エマールを使って手洗いしています。
まとめ
アンダーシャツに染みついた汗染みやニオイを除去したいとき、お湯に溶かした酸素系漂白剤が効果的です。
塩素系との違いも紹介したので、間違えませんように。
汗をたくさんかく夏の洗濯は、たっぷりの水に洗剤を溶かして洗うのがコツ。
全自動洗濯機は節水機能がありますが、つけおき洗いにしたお湯ごと洗濯槽に入れることで、水位を高くでき、洗剤の効果を上げることができます。
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