BS朝日『 ウチ!断捨離しました」は、月曜日夜8時からの放送に変更になりました。
うっかり見逃しましたが、TVerで見ることができたので、感想をお伝えします。
驚いたのは、前に出演された58歳の奥様が今度は、実家の片づけにチャレンジされたこと。
87歳という高齢の父が暮らす家を、安全に快適にしたい。
やましたひでこさんの言葉が光る内容でした。
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心がふれあわない父と娘
はじめにこのブログに貼った画像は、すべてわが家の実情を撮影したものであることをご了承下さい。
3月30日(月)に放送の「ウチ、断捨離しました」相談者 は、収納上手で資格をたくさんお持ちの58歳の奥様です。
前にも登場され、亡くなった母と色違いでおそろいの訪問着を、どうしたらいいのかとお悩みでした。
母の呪縛に苦しむ長女がモノと向き合い、片づけをすすめて劇的に断捨離をする内容が前回。
さてお父様が87歳でひとり暮らしをされている、実家が大問題です。
- ベッドの枕元近くに仏壇があって、危険
- キッチンに圧迫感がある食器棚が置かれている
- 床にモノが置かれて、つまづく怖れがある
こちらの実家はマンション。
58歳の奥様さんが準備したそうで、戸建ての実家は処分しています。
その戸建てを片づけるとき、 奥様はかなり手間暇をかけて実践されたけれど、亡きお母さんからは「なぜ大事なものまで処分したの」と、詰問された苦い記憶が……。
「長女だからと雑事をあてにされるが、自分の努力は親に認められていない」と、悔しさを滲ませました。
親の期待に応えようと精一杯がんばっても、自分は大切にされなかったという気持ちがあるんですね。
相談者はこう告白します。
「父と向き合うのが怖い。暖かみを感じないし、会話もありません」
87歳と言えば、昭和8年生まれでしょうか。
戦前生まれのお父さんは、娘を褒めたことはないのでしょう。
お父さんの趣味は読書で、哲学書を好むインテリ。
サラリーマンとして勤め上げた父親と、女子大卒ですが、専業主婦として家庭を守って来た娘の物語です。
実家にあるモノの正体!
番組が進むにつれて、この実家は前に娘さん一家が住んでいたことが明らかにされます。
娘さん一家は同じマンションの別の階に、新たに中古物件を買って住んでいるのでしょう。
裕福な家庭です。
やましたひでこさんは、部屋を見るなり言いました。
「地震が起きたら、上からモノが落ちてくるのは危険。
そして安全に睡眠をとれるように、快適な空間にしましょう」
仏壇の配置換えをすると、たしかに安全となり、ぐっすり眠れそう。
さて、実家にあふれているモノの正体は、実は娘さん一家の不要品だった!
ゆゆしきことですね。
「実家をゴミ置き場にしたのは、あなたではないですか!!」
やましたひでこさんの声が響きました。
親の呪縛に悩む相談者は、自分の子どもの晴れ着用の髪飾りや、膨大な家族写真のアルバム を実家に置きっぱなしだったのです。
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寡黙な父親が前向きに
キッチンにあった背の高い食器棚は運び出され、低めの収納に改善。
仏壇はやましたひでこさんのアドバイスで、リビングへ。
弟さんも手伝いにやって来て、姉である相談者にどやされながら 、リビング収納を解体。
みるみる家が、片づいていきます。
「部屋がきれいになったら、生きる気力が湧く」
お父さんは前向きな考えをするようになり、他者に心を開き始めるのです。
自分を認めよう
高齢の父とときにぶつかりながら、片づけをされた奥様に、やましたひでこさんは語りかけます。
「親の期待に報いることにより不満がたまったり、専業主婦の自分は認められていないと感じるのは、親の観念を引き継いでしまっているからではないでしょうか」
娘だからといえ、親の期待にすべて応えることは無理があるでしょう。
また、専業主婦として子育てや家事をこなしたことは、それはそれで立派なこと。
自分がまず自分を認めることが大切。
それから、親と気持ちの折り合いをつけることもポイントだそうです。
親は自分が願うような親じゃないけれど、親なりの人生を歩んできた。
お互いが納得して、前向きにあきらめるしかない。
そして、相談者に「87歳のお父さんに歩み寄ってください」と、アドバイス。
仲の良い親子もあるでしょうが、一歩踏み込むと壮絶なまでのわだかまりも多いですね。
長女は親の観念を受け継ぎやすいやすいのかもしれません。
私も長女として加重な重荷を背負わされ、耐えきれずに距離を置いたので、今回も大変に勉強になりました。
まとめ
2020年3月30日放送のウチ断捨離しました!を視聴したので、心に響いたことを中心に感想をお伝えしました。
民放ポータブルテレビTVerにて、4月6日ころまで見ることができます。
実家の片づけは難問ですが、娘や息子の置き土産がたくさん埋まっているケースがありそうですね。
私も巣立った子ども達の学習用品や、部活の道具に手こずりました。
家が片づくと気持ちもスッキリ、前向きになれるでしょう。
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