2023/05/04更新しました。
年金をいくら受給できるのかしら?
若い頃は全く考えていなかったのですが、のんびり屋の私でも50代になると老後のことが気に掛かります。
わが家は娘ふたりがそれぞれ結婚して遠方で暮らしているので、私は死ぬまで自立して生きる必要がある!
そんなとき『老後貧乏にならないためのお金の法則」田村正之著を読みました。
老後貧乏にならないためのポイントをお伝えします。
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年金と預貯金が目減り
女性の4人に1人は、95歳まで生きる。
『老後貧乏にならないためのお金法則』本の冒頭にそう書いてありました。
100年近く生きるのか!
長生きをすればするほど、お金の枯渇というリスクがあります。
充分に蓄えている世帯はもちろんあるでしょうが、あまり貯蓄がないお宅も多いはず。
はい、わが家は金ナシ族(@@;)
しかも年金財政は悪化して、物価上昇ほど年金の受給額が上らないとも言われています。
そしてマイナス金利のような金利の抑圧が続けば、預貯金も目減りが避けられません。
自営業者の妻である私は、低年金で退職金もなし。
心細いかぎりです(@@;)
ところで老後には4大リスクがあります。
- 年金受給額が目減りする
- 預貯金がマイナス金利の影響を受けている
- さらなる長寿化
- インフレ
あなたは対策を実践されていますか?
投資は?
株式は、自分が耐えられる下落率を考えて資産配分をしたほうがよいと、『老後貧乏にならないためのお金の法則』の著者・田村正之氏は本の中で語っていました。
値動きの激しい株式は精神力を要すると私は考えますが、著者は「国破れて企業ありの時代、生き延びるために不可欠」と、力説。
投資信託はコスト差で老後資金の増え方は3倍、変わるそうです。
経済を勉強して、損せず賢く運用することが、老後貧乏にならないために大切なのでしょう。
外貨投資について、お得なはずが損だったというケースが本書で紹介されています。
手数料には注意が必要ですね。
初心者が買ってはいけない「5つの投資信託」 | 投資 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
投資信託も手数料が高いものがあるので、よく比較することが大切です。
なお婦人公論の2019年3月12日号で、経済ジャーナリスト荻原博子氏はこんな警鐘を鳴らしています。
「低金利の今は預金だけでは資産を増やせないと、銀行などがしきりに投資をすすめますが、銀行の窓口で投資信託を買った人の46㌫が損をしていると、金融庁が調査の結果を発表。
年金だけでは暮らせないと、シニアの初心者が投資に走るのは慎重にしたほうがよいですよ」
うーん、資産を膨らますためにリスクを取るか、安全だけれど少しずつ目減りする道を選ぶか、難しいですね。
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持ち家と賃貸はどちらが正解?
持ち家は65歳までに、できるだけ住宅ローンを終わらせる。
それができないときは残債を軽くする。
上記は「老後貧乏にならないためのお金の法則」から。
また、賃貸だと、家賃が老後においても必要のため、持ち家の人よりも資金が多く必要とのこと。
ただし、賃貸だと小さな住まいに引越すと、固定費を抑えることができますね。
その点、持ち家は住宅ローンを老後まで抱えがちです。
ローンは借金、精神的な重圧はたいへんなものがあるので、今は金利が低いので、賢く借り換えするのがベター。
さて、私は住宅ローンの返済中に収入が目減りしたことで、暮らしをダウンサイジングしました。
食事は毎日おうちご飯。
外食は週に一度、ランチに味噌ラーメンを食べに夫婦で出かけるくらい。
服もスキンケア商品も、買わない生活です。
節約に節約を重ねて、何とか住宅ローンは終わりました。
しかしながら今年は、外壁工事に100万円以上が掛かる予定です。
そして、何もかも住宅ローンを優先したため、老後資金は悲しいくらいに少額なのです。
自営業者が年金を増額するには
年金を増額できたら、それに越したことはありません。
自営業者やフリーランスなど第一号被保険者でも、いろんな方法があります。
- 付加年金に加入。上積みで掛け金を払えば2年で元が取れる
- 未納期間があるときは国民年金に60歳以降も任意加入
- 免除期間があるときは10年前にさかのぼって追納できる
- 国民年金基金に加入
- 小規模企業共済に加入
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入
- 受給開始の繰り下げ(5年繰り下げれば受給開始後、毎年42パーセント増える)
自営業のわが家は夫婦合わせても、年金が月に 15万円になりません。
シビアな現実に震えて、夕べは眠れなくなりました。
まあ、健康でいられるうちは働き続けて、シンプルライフに徹していこうと考えていますが。
老後貧乏にならないためのお金の法則
田村正之著
2015年3月に日本経済新聞社から出版された本です。
図書館から借りて、私は読みました。
若いときから、老後を考えてこつこつと貯めていたら良かったのですが……。
家を新築したり、車を買ったり、子どもを大学に進学させたりと、お金に追い立てられて生きてしまいました。
夫婦でやっと生活している状態ですが、もしも夫が天に召されて独り身になったら……と思うと、ますます眠れなくなったのですよ。
早めの危機感が老後貧乏を救う
「貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント」の読者の方々は、40代女性も結構多い。
早めの危機感が老後貧乏を救うそうです。
子どもにお金がかかりがちですが、少しずつでも備えておくと、心強いに違いありませんね。
まとめ
本を読んでから、ねんきんネットで自分の加入状況を確認したら、悲観的になった貯め代です。
というのは厚生年金にこの年まで一度も加入したことがないから。
やはり、サラリーマンや公務員は年金の受給額が多いですね。
「老後貧乏に成らないためのお金の法則」には、2015年に日本経済新聞社から、刊行された本。
老後の経済について早めに危機感を持って、手を打つことの大切さが書かれています。
わが家の場合、健康なかぎり働く必要があるのは、間違いありません。
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