台風19号の水害に遭われた方々が、復旧に向けて自宅の再建に取り組んでいらっしゃる様子を、テレビ報道で見ています。
本当に大変だろうと察しております。
自然災害のときは火災保険に加入していれば、保障されることがあり、その場合はまず被害の状況を克明に画像に撮ることがポイントとのこと。
さて、私の家では県民共済の新型火災共済に加入しています。
新型火災共済の風水害・見舞い共済を中心にお伝えします。
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新型火災共済
私の家は築28年となり、当初は安田火災海上保険、現在の損保ジャパンの火災保険・長期総合に加入。
年間15万円くらい払ったと記憶しておりますが、満期の10年後に120万円ほど戻ってくる内容でした。
当時の長期総合は風水害にも対応し、手厚いとのことで払い続けたのですが、住宅ローンが多額のため、満期後は県民共済に乗り換えて、今に到ります。
メリット
県民共済新型火災共済のメリットは、掛金が割安なこと。
わが家は建物と家財と地震特約を付加し、2019年3月に年額分の38,280円が引き落とされています。
また、割戻金があるので、実際の掛け金はさらに安くなることがほとんど。
割戻金については、後述します。
そして、幅広い保障内容もメリットですね。
県民共済火災等共済
- 火災
- 消防破壊・消防冠水
- 破裂・爆発
- 車両の衝突
- 落雷
- 他人の住居からの水漏れ
- 突発的な第三者からの直接加害行為
- 建物外部からの飛来・落下
見舞い共済金等
- 臨時費用
- 焼死等
- 持ち出し家財
- 失火見舞い費用
- 貸家修復
- 冠水見舞い費用
- 地震等
- 風水雪害
参照元
https://www.tomin-kyosai.or.jp/product/fire/guidance.html
デメリット
風水雪害については見舞い 共済のため、家を再建できるほどの費用はおりない。
10万円を超える損害を受けたとき、最高で600万円までのお支払いとのこと。
2019年の台風19号では川が氾濫して、全壊のほか床上浸水し、泥の撤去作業に多大な苦労が予想されます。
場合によっては、もう自宅に住めないケースもあるでしょう。
多くの県民共済では、最高で600万円の見舞金とのことですから、全壊だと厳しいのではないでしょうか。
ただし、大手の火災保険各社でも、水害に対しては付加していないと保障されないことがほとんどですから、ご自分がどこの火災保険に加入して、どういう保障をつけているのか、いまいちど確認したほうが良いでしょう。
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新型火災共済の割戻金
県民共済では毎年3月の決算で余剰金が生じたときは、割戻金として加入者の口座に振り込んでくれます。
8月になってからの振り込みですが、2019年は私の自宅の場合929円でした。
最初、私は目を疑ったのですよ。
というのは2018年8月には、7,713円を割り戻されたから。
ちなみに2017年は9,426円の割戻金でした。
この数字だけみても、いかにこの数年に大きな自然災害が頻発して、しかも被害が甚大になっているかがわかりますね。
台風被害も火災保険で補償される!意外と知らない被災時のお金の話 | 老後のお金クライシス! 深田晶恵 | ダイヤモンド・オンライン
保険や共済はお守り
保険はわが家の場合、県民共済の新型火災保険共済と夫が終身保険と医療保険、私がコープ共済の女性コースに加入しています。
お守り代わりですが、保険貧乏という言葉があるほど日本人は保険好き。
私の家でも、保険のセールスが勧めるままに、高額な死亡保障をつけたことがありました。
大損です(-_-;)
私の家では、火災共済はこれまで共済金を受けたことがなく、夫の保険もほとんど保険金をもらいませんでした。
それは大病をせずに、家が火災に見舞われることなく無事に過ごしてきたということにほかなりません。
これだけ自然災害が増えているので、火災共済の割戻金がごくわずかになっているのは納得!
被災者が早く日常をとり戻せるよう、祈るばかりです。
まとめ
火災保険や県民共済の新型火災共済で、台風のときも保障されるのかしら?
改めて加入状況を調べた次第です。
わが家で入っている県民共済の新型火災共済では、最高600万円までの風水雪害の見舞い共済が支払われるとのこと。
お守りとして加入していますが、割戻金が年々少なくなっているのも近年の災害により、多くの方が被災しているからなのでしょう。
被災された方が一日も早く普段の生活を取り戻せますように、心より祈念しております。
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