2024年4月6日更新しました。
医学博士の島野雄実さんが書いた「やせる生活」を読んでいます。
肥満治療の専門家である島野さんは北海道大学の医学部と大学院を修了し、現在は北星クリニックの理事長。
全国を飛び回って、やせたい人の相談に乗り、「やせる生活」の本は、台湾でも翻訳され出版されています。
本の感想を伝えします。
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ゆっくりやせる
まず本には、急激にやせてはいけないと書かれていました。
食べたいものをぐっと我慢しても、減るのは水分で、やせたわけじゃないというのです。
私はこの1カ月で、やっと1・5キロだけ体重が減少。
50代後半となり、なかなか思うようにはやせられません。
体重は54・7キログラムから、53・2キログラムに。
背が低いため、あと2キロは落としたい。
やせたい理由は、血液が濃すぎるから。
コレステロール値や赤血球、中性脂肪が年々、増加(@@;)
貧血はめまいやだるさがありますが、多血症も血管を傷つけるので、良くない。
ということで私は2キロ、体重を落として検診までに、数値を改善したいのです。
この本はやせて、その状態をキープするためのポイントを解説 。
- 急激にやせると、リバウンドしやすい
- 刹那的で新しい情報に踊らされる人は、やせにくい
- 本気でやせたいなら、小手先のダイエットでなく、生活習慣と思考を変えよう。
人間は太る環境に置かれている
野生動物に、肥満体はない。
そうですね、例えばはち切れそうに太ったライオンは俊敏さを失い、えさにありつけないでしょう
でも、人間は太る。
脳が発達して、味覚が快感となり、必要以上に食べてしまうのが原因です。
背脂こってりラーメンには、中毒性があるという説があります。
- ハンバーガーやソーセージにも脂質がたっぷり。
- 人は脂質に魅了されやすい。
- スイーツや果物の甘味にも惹かれてしまう。
太る環境に置かれていることを意識しましょう。
薄味に慣れると、濃い味は食べにくくなります。
正しいやせ方
「やせる生活」の本によると、正しいやせ方があるそうです。
- 体重が減る効果があること
- 減った体重をキープ
- 健康に対して安全
- なぜ体重が増えたか、原因に向き合っていること
1カ月で1~2キロの減量がベスト。
理由は、たとえ1カ月1キロでも年間で12キロになるから。
まさに継続が大切。
私が太ってしまうのは、夫と晩酌をして、ついつい食べ過ぎたからに他なりません。
アルコールが入ると、自制心がぶれてしまうのですね(>o<)
その積み重ねが、検診結果のデータに表れてしまうのでしょう。
反省です。
なお、本によると「やせ薬」に頼るのは、全くおすすできないとありました。
なぜなら薬に頼ると、ずっとその「やせ薬」を飲み続けないといけなくなるからです。
薬をやめると、とたんに体重が増えて血糖値も上がってしまうのなら、行動や食習慣で改善しましょうと、著者は力説。
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体重計は朝
私は朝に、ほぼ全裸で体重計に載っています。
だって、パジャマが重いんですもの……。
島野雄実さんが本で語るには、増減に一喜一憂すると神経が疲れるから、朝に1回だけの計測が良いとか。
タニタ 体重 体組成計 50g ホワイト BC-314 WH 自動認識機能付き/立掛け収納OK
50グラム単位で表示される日本製タニタの体重計が欲しくなります。
やせるためには、毎日の体重の増減をモニタリングすることから始めましょう。
私の次の目標は、52キロ台です。
10月は、52キロをキープしたい。
食事の質と量
食べた量がきっちり体重に反映する。
それが真実ですから、食事の質と量を考えるのが、やせる生活を続けるコツ。
著者は、ラーメンや焼きそば、オムライスなど一皿料理でなく、幕の内弁当のように数種類の副菜を少しずついただく食べ方を推奨。
忙しいときはコンビニ食でいいから、サラダや野菜のおかずを食べるようにしましょう。
- 朝はご飯を茶碗に半分・焼き魚一切れ・納豆・キャベツの千切り大皿盛り
- 昼はスーパーの野菜サラダ・コンビニのおにぎり1個・和風惣菜4種パック
- 夜はレタスとブロコッリーのサラダを大皿で・ご飯は茶碗半分・鶏肉と大根とコンニャクの煮物・ほうれん草の白和え・刺身3切れ・薄めのお吸い物
参照元:やせる生活159ページ
著者が食べているメニュー例だそうで、男性にしては小食!
肥満外来のノウハウが詰まった1冊。
なお、本によれば、毎日おやつを食べる人は、やせられないそうです(@@;)
まとめ
先日、知人とばったり会ったら、「やせたんじゃない?」と、言われました。
たった1キロで見た目が変わる?
たぶん、知人はコロナで激太りして気にしていたので、そういう言葉が出たのでしょう。
知人は膝が痛いので、ウォーキングせずに家にこもって、お取り寄せスイーツを堪能していたとか。
「やせる生活」の本には、生活習慣と思考を変えて、一生太らないコツが書かれています。
太ると検診結果も悪くなり、投薬を増やされるので、私は地道に続けようと思います。
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