世代間ギャップなのかな?と思う話を、知人から聞きました。
私よりちょっと年上の60代女性が、「息子が不憫でならない」と、泣きそうな顔で訴えたのです。
その息子には妻子がいて、仕事から疲れて帰ってくるなり、子どもの世話をさせられるというので、イクメンパパについてお伝えします。
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古い考えの60代女性
息子の結婚のときから、お嫁さんが気に入らなかった60代女性です。
- 息子より高学歴
- 息子より年上
- 息子より年収が高い
ハイスペックな伴侶を得た息子さん。
息子さんは顔立ちが、さわやかなんですよね。
知人女性にとっては、目に入れても痛くないほど、かわいい息子。
お嫁さんに息子を、取られた気がするのかもしれません。
時代の流れが早すぎて、シニアはついていけません。
嫁姑
息子さんが25歳のとき結婚し、お嫁さんは32歳でした。
でき婚で、いまでは2人のお子さんに恵まれ、新築の建て売りを購入。
そのことも、60代女性には不満のようです。
「うちに同居すれば良いのに。部屋はあるんだからさ」
ムリでしょうよ。
お嫁さんはフルタイムで、高給取りだし。
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イクメンパパ
「それにしても息子が不憫で仕方がない。
仕事で疲れて帰宅したら、家事も育児もさせられて」
知人は涙をこぼさんばかりに、言いました。
この女性は嫁姑で苦労をして、姑にどんな意地悪されたかを、延々と語る方でしたが……いざ姑の立場になったら、嫁にはやっぱり厳しめ。
「かわいいお孫さんを生んでくれて、働きにも出ている妻を、サポートする夫は立派じゃないの」
私は、あたりさわりなくそんな言葉を掛けたのです。
「いくら働いているからって、家事や育児をもっと優先させるべきでしょッ」
険しい顔でそう語る知人。
(だって、あんたの息子は転職を繰り返し、いまは非正規だべ?)とは、心で思っただけで、私は口には出せませんでした。
家のローンも、お嫁さんの信用で組めたでしょうし。
母親って息子を溺愛するあまり、冷静に物事を見つめられないのかもしれません。
いや、その知人が子どもに依存的なタイプなだけでしょうか。
うちの娘たちの子育てに、私は口出しません。
遠くで暮らして、何も手助けできないから。
自分の子どもを信じるほかないです。
まとめ
60代になると、考え方が固定化されてしまうのかなと、感じた次第です。
働いていても嫁が、育児と家事をすべき。
今どきそんなことを……。
ちょっとびっくりしましたが、胸の不満を語った知人は、おだやかな表情に戻りました。
お嫁さんは母の日プレゼントに、知人が好きなコーヒーと高級なお菓子を贈ってくれたそうです。
気遣いがあるお嫁さんじゃないですか。
結婚して別世帯になった子どもに、干渉し過ぎると、良い結果にならないと感じています。
大人になった子どもへの執着を、断捨離ですね。
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