寝室は睡眠を採るためのプライベートルームです。
その一方で、掛け布団やタオルケットから綿ぼこりが出やすいですね。
掃除しやすくするために私は壁際に寄せていたベッドを、部屋の真ん中に置きました。
そうしたら劇的に、フローリングの掃除がしやすくなったので、ヘヤカツのポイントをお伝えします。
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清潔にしたいベッドルーム
夫婦で寝室を分けて1年になります。
「お前のいびきがうるさい」
夫から、そう言われたことがきっかけでした(-_-;)
花粉症のひどい季節だったので、とりあえず避難的に子ども部屋に移ったんです。
しかし、30年間も同じ部屋で寝ていましたが、別室は快適。
おたがいが納得して、別室は継続中です。
私が使っているベッドは、次女が高校生まで寝ていたチープなシングルベッド。
パイプベッドなので、使わないときは折り畳むことができます。
軽くて移動も簡単。
高級ベッドの寝心地には遠く及びませんが、ベッド下は支えのパイプ脚があるだけなので、簡単にふき掃除ができます。
なにしろ部屋の片づけに関心がなかった頃は、「ホコリまみれでも、人は死なない」とばかりに掃除機をかけたり、床をみがいたりすることが少なかったのですよ。
ホコリの中で寝ていたせいでしょう、私と長女は鼻炎がこじれてしまいました。
ホコリって、怖いんですね。
さて、「もしドラ」で有名な岩崎夏海さんが主宰のヘヤカツ(部屋を考える会)には、『50からの老いない部屋づくり』のなかでこんなふうに述べています。
- 部屋が私たちの人生に与える影響は大きい
- 成功している人や笑顔の多い人の部屋を見ると、流れがあって明るい空気に満ちている
- よどんだ部屋でも余計なモノを捨てて、滞りをなくしていくと、だんだんに運気が変わってくる
- ヘヤカツとは、部屋を活性化させる方法
風を感じる部屋づくり
1日15分の掃除を毎日、続けると汚部屋でも床が広くなりました。
床にモノを置かないように、気を付けるようになるんですね。
そして、雨の日以外は窓を開け放す。
私が住むのは空気が澄んだ北国なので、部屋にいても風を感じます。
「わあ、気持ちいい」
このごろは北東から涼しい風が吹き込むので、家に居ながら高原の避暑地で過ごしているかのような気分。
ヘヤカツは、まず何よりも掃除のしやすさを最優先に家具を配置します。
掃除を最優先にすると、リバウンドを防ぐことができるからというのが理由なんですね。
片づけても片づけても散らかるのは、リバウンドのせい!
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課題は本棚
私が寝ている部屋は10畳の広さで、10年前は娘ふたりのためにアコーディオンカーテンで仕切っていました。
ベッドカバーはタオルケット で代用して、サイドテーブルも子どもの机の引き出しチェストを使っています。
ところで、部屋の奥にあるのは本棚です。
あまりに見苦しくてカーテンでふだんから目隠しをしていました。
この本棚の片づけが、私の今後の課題です。
上記事の写真の部屋が、現在は私のベッドルームとなりました。
ほんとうにひどい汚部屋だった……。
見せる本棚
私は本が好きでしたが、2年前からずいぶん処分。
ところで『50からの老いない部屋づくり』の本には、本棚は実用的なものよりも人に見せるレイアウトにすることを提案しています。
人に見せる?
そうですね、書棚に並んだ本は、持ち主のレベルや考え方をもろに反映するにちがいない。
他人様に見せて恥ずかしくない本を並べて、あとは処分がいいかも。
また、ヘヤカツの本には「自分の半生を振り返るミュージアム」をつくると良いとも書いてありました。
収納スペースの大きさを決めたら、入らないモノを捨てるのがヘヤカツの基本です。
厳選したモノを見せる収納に。
絵画や骨董も箱に入れっぱなしでなく、美術館のように展示してみると新鮮かもしれません。
まとめ
ベッドは長い辺を壁につけてしまうと、掃除がしにくくなります。
私はふき掃除のたびにベッドを移動させていましたが、『50からの老いない部屋づくり』を読み返して、壁から離すことにしました。
確かに掃除がしやすくなります。
最初はスペースがもったいないと感じましたが、ベッド周りをぐるりと歩くことができ、使いやすい部屋になりました。
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