
バブル世代とは1965年から1970年ごろに生まれた60歳前後の方を指します。
私は1963年生まれですから、バブル世代の2歳上でしょうか。
公民館で開催された敬老大会のお手伝いをして、感じたことをお伝えします。
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敬老の日

私の町では75歳以上が敬老大会の対象者なので、会場にお見えになった方は、団塊世代と80代の方々がほとんどでした。
自分の足で歩ける方が参加され、欠席者のほうがずいぶん多い。
会場でもっとも元気だったのは、看護婦長として働いてきた80代の女性のおふたり。
ご主人は公務員や大手メーカーに定年まで勤務し、夫婦共働きだったから、年金は潤沢で、旅行や趣味にアクティブだったようです。
自治体は敬老大会への予算を削減したいでしょうから、今後は徐々に80歳以降が対象となるか、取りやめる可能性があるでしょう。
バブルを経験した私たちの世代が後期高齢者になるのは、13年後くらい。
その頃にはご長寿はめでたいものでなく、社会のお荷物になるのではないかと、私は心の内で危惧しています。
バブル世代は使えない?

バブル景気の頃に社会人になって、好景気の恩恵を最も受けたとされる世代ですが、少し前から 「使えない」と見なされることが💦
- デジタル化への対応の遅れ
バブル世代は、職場で対面や口頭でのコミュニケーションが重視される時代に働き盛りの時期を過ごしました。
そのため、デジタルツールやオンラインでの仕事の進め方に不慣れな場合がありますね。
- 長時間労働の肯定的な捉え方
バブル期には長時間労働や、仕事相手との接待(食事やゴルフなど)が一般的だったので、現代のワークライフバランスを重視する考え方とのズレが生じます。
- 消費行動への積極性と「わがままさ」のイメージ
バブル期に豊富な収入で消費行動を楽しんだ経験から、欲しいものは惜しみなく購入できる、という消費行動の傾向があります。
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逃げ切れるか?

私たち夫婦は生涯年収が低いのですが、ふり返れば恵まれた時代を生きてきたのでしょう。
理由は今の若い世代が結婚せず、子を持たず、高額になり過ぎた持ち家をあきらめるニュースが多いから。
住宅ローンの完済は夫が60歳、私が55歳の時。
それまで娘2人の教育費がかかる時期と重なり、四苦八苦したのです。
自営業のわが家、失われた30年でもなんとか詰まなかったのは、3年前まで物価が安かったことと、節約のおかげでしょうか。
若い方々に憎まれないように、60代以降は謙虚に慎ましく過ごしていきたい。
結論としてバブル世代は、裕福な暮らしに慣れているでしょう。
収入の範囲内で暮らす節約を心がければ、老後も安泰な方が多めと思います。
まとめ
私はブランドバックや海外旅行など、バブルの恩恵を受けていないと思っていました。
でも、ふり返ると恵まれた時代を生きていたことに気づかされたのです。
食事に事欠かないお金を仕事で得られたこと、女性が夜に出歩いても、安全な国だったこと。
私自身は年金が低いため逃げ切れるとは思いませんが、これまでの日本の治安に感謝しています。
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