寒い日はあったかメニューがごちそうになります。
東北各地で作られることが多い芋煮。里芋をメインに野菜がたっぷり入って、お肉からのおだしがきいて、ホクホク♪
河川敷で大勢が集まって食べる芋煮はもちろん美味しい。また、おうちご飯で簡単 に料理できるのが芋煮です。冷蔵庫の使い切り作戦で芋煮を美味しく料理できるのでお伝えします。
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芋煮とは
里芋をメインにして、肉やきのこを大鍋にどっさり煮込み、みんなでわいわい食べるのが芋煮です。
場所は河川敷などが多い。
青森をのぞく東北各地で、にぎやかに開催される秋の行事。
私の町はそんなに芋煮はさかんではありませんが、収穫祭での無料ふるまいや、イベントのきのこ汁に里芋が入っていることがあります。
山形では会社や町内会の親睦と称して、一人平均3回も行く人気の行事。
日本一の芋煮会フェスティバルが開催されたとき、そこに集まった人が何と1万2500人以上というのですから驚きです。
国産牛肉を入れて、丸こんにゃくや野菜を豪快に煮込むのが山形の芋煮なのでしょう。同じ山形県内でも、地域によって具材やレシピは異なるようですよ。
初雪が降っただ
オラの町にも、とうとう雪が降ってきただよ。さびぃずら。
はい、写真はきのう撮影した庭木です。
冬来たならば、春遠からじというけれど、来年の3月まで氷雪に閉じ込められる。
近年は「雪を観光資源に」を合い言葉にいろんな取り組みがあるのですが、寒さに弱い私は家に引きこもりがちになります。
買い物に出かける気がしなかったので、冷蔵庫使い切りチャレンジを。食費の節約にもなりますね!
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備蓄の食品で芋煮!
わが家は買い置きの食材が、多めに違いありません。
雪国の知恵として、秋のうちに日持ちする秋野菜を蓄えておくから。
里芋、ニンジン、白菜と豚肉は冷蔵庫にありました。上の写真の手前に見える凍ったものはムキタケというキノコ。
親戚が採った天然物を冷凍しておいたので、今回はマイタケとともに使用しましょう。
芋煮はキノコが入ると、味が良くなります。
里芋は下ゆで
地元で収穫された里芋ですが、皮をむいて下ゆでしました。そのまま煮ると、ぬめりがでます。とろみが好きな方はそのままでも大丈夫。
材料 ふたり分
- 里芋 2コ
- ニンジン2分の1本
- コンニャク
- マイタケ80グラム
- ムキタケ80グラム
- 白菜 2枚
- 豚モモ 200グラム
- ネギ 2分の1本
- 豆腐 半丁
豚肉を使うので、仙台風芋煮となる。
ところで豚汁と仙台の芋煮の違いは?
芋煮はあくまで主役が里芋!
野菜たっぷり
マイタケとムキタケ、白菜やニンジンも煮ます。
山形の味付けは砂糖と醤油で、甘みが強いそうです。わが家のおうち芋煮会は豚肉を使うし、甘いおかずは夫が好みません。
ふだんから料理に砂糖は使わないため、調味料は以下の通り。
- 酒大さじ1
- 醤油大さじ1
- 赤味噌大さじ2
- カツオだし調味料 少し
材料さえ切ってしまえば20分ほどお鍋で煮るだけ。
私は深型の鍋を使うと、鍋に応じて料理が大量に出来上がるため、フライパン調理にしました。
夫婦ふたり暮らし、食べきれる分だけ作りましょう。
家にある白菜の漬物とイカの焼き物と一緒に頂きました。
ふだんの豚汁は味噌味ですが、お醤油を入れたことで風味が増しました。体が温まる芋煮は、野菜もたくさん摂れるのでヘルシー。
お子さんのいるご家庭にもおすすめです。
まとめ
初雪が降って本格的な冬の到来です。
わが家は少人数なのでフライパン調理しましたが、4人家族だと多めに作っておくと、帰宅の遅いお父さんのために温めるとすぐにテーブルに出せますね。
本場の山形の芋煮は国産牛肉を使うけれど、豚肉でもおいしく煮上げることができます。
今回、冷蔵庫にゴボウがなかったので入れませんでした。ゴボウをささがきにして加えると、一段と風味が増すでしょう。
冷蔵庫の食材を使い切るチャレンジでも簡単に作ることができるので、メニューに困ったときはぜひお試し下さい。
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