スマホうつをご存じですか。
長時間、スマホに熱中するあまり、姿勢がゆがんで、首や肩が凝る。
ストレートネックにより、心身の不調が進行する症状です。
『イライラ、モヤモヤのその正体 スマホうつ』の本は、現代人がいかに長時間、スマホの依存して、ストレートネックになっているかを解説して、予防をアドバイスしている一冊。
何だかやる気が出ないスマホうつの正体について、本の感想とともにお伝えします。
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☆便利過ぎるスマホ
50代半ばの私がガラケー女を卒業したのは、1年前の2019年2月でした。
遅かったです、はい。
それにしても購入したiPhone8の便利さと、快適さにびっくり。
夫はずいぶん前からAndroidを使用していましたが、娘が「iPhoneのほうが操作が覚えやすいよ」というので、私はiPhoneを選択。
孫の写真や動画をラインで見ることができて、それが楽しみになりました。
私が感じているメリットは主に5つでしょうか。
- Google Chromeと同期させたので、PCの情報を共有できる
- ペイペイを利用
- TwitterやFacebookをスマホで見ることができる
- メールも確認できる
- ラインで海外移住した娘とも無料電話が可能
この1年、スマホは私の生活を変えました。
とはいっても、節約のため1ギガの契約です。
契約内容
- ドコモのカケホウダイ・ライトプラン
- パケットパックはベーシックパック
- 月200円のあんしんセキュリティ
- ケータイ補償の「あんしんパックモバイル」
- dokomoWI-FI(spモード)
家ではWI-FIを飛ばしているので、家にいるときは使い放題ですが、パケット量が気になるので、外では使用を控えています。
私のスマホ料金は5,241円。
これには本体の月割り返済も入っています。
ちなみに、わが家はドコモ光の契約。
固定電話とプロバイダー、WI-FI、スマホ2台で月々17,600円の引き落とし。
私がガラケー女だったときより、2,000円ほど通信費が高くなりました。
通信費をもっと安くしたいので、契約を見直そうと考えています。
でも、プロバイダーもドコモですし、固定電話も外すことが難しいため、劇的に安くすることが難しそう(@@;)
☆スマホ依存
さて、そんな便利な スマホなので、暇さえあれば、ついつい見入ってしまいます。
『スマホうつ』の本は、サラリーマンが歩きスマホで、メールやニュース、SNSをチエックしている様子から始まります。
電車に乗ればゲームの続き、あるいはお得なクーポンゲットと、脳は情報の収集に懸命です。
ちょっと笑えてしまうんですよ。
あら、やだ、私もこんなふうにスマホに依存しているわって。
それで、うつむく姿勢で肩や首がパンパンでも、気づかないんですね。
しかもそれが毎日、毎日つづく。
おまけに深夜遅くまでゲームがやめられない。
☆ストレートネック
日常生活がもはや、ITと切り離せません。
パソコンに向かうとき、つい顔を近づけて猫背になっていませんか。
首と頭を前に突き出してPC作業に没頭。
このIT猫背により、ストレートネックになりやすい。
首コリの原因となって、血液循環も滞りがちに。
頭はけっこうな重さなので、筋肉が緊張し続けて、神経も圧迫される事態にとなり、体の不調を招きます。
スマホの時間が多いと、頬がたるみ、二重あごにもなりやすいと、先週の「あさイチ」で紹介されました。
首の骨と肩甲骨の周辺が凝り固まると、美容にも良くない。
30分に1回は天井を見上げて、首の骨まわりのコリをほぐしましょう。
☆首こりチェック
スマホの見すぎで、ストレートネックが慢性化すると、頚性神経筋症候群( けいせいしんけいきんしょうこうぐん)につながります。
チェック項目はAとBがあります
A
- 頭が痛い、頭が重い
- 首が痛い、首が凝る
- 肩が張る、肩が凝る
- かぜをひきやすい
- めまいやふらつきがある
- 立っているときや歩行中に不安定感がある
- 吐き気がする
- 夜、寝付きがわるい。途中で目が醒める
- 血圧が不安定
- 暖かい場所や寒い場所に長い時間居ることができない
- 異常に汗をかく
- 静かにしても心臓がドキドキする
- 目が見えにくい、ぼやける
- 目が疲れる、目の奥が痛い
- まぶしい、目を開けていられない
- 目が乾燥する、涙が出やすい
- 唾液が出やすい、または出にくい
- 微熱が出る
参照元:スマホうつ61ページ
何だかやる気が出ない、薬じゃ治らないその症状
スマホうつは、川井筋系帯療法センター院長・川井太郎氏の監修
チェックB
- 胃腸の調子がわるい、腹部膨張感がある
- だるくて横になりやすい
- 疲れやすい全身に倦怠感がある
- やる気が出ない
- 天気が悪い日やその前日は体調がわるい
- 気分が落ち込む
- 集中力が出ない
- 不安感
- イライラする
- 根気が出ずに仕事に影響
- のぼせ、手足の冷え、しびれ
- 胸の痛み、圧迫感、しびれ
さて、該当する項目がいくつありましたか。
AとBの合計をだしてください。
項目はぜんぶで30ありますよ。
わたしはAが6つ、Bが5つなので11でした。
4つ以下が正常
5~10は軽症
11~17は中症
18以上は重症です。
私は肩が凝り、めまいと起立時のふらつき、疲れやすいなどが気になっています。
50代主婦は疲れが、出やすいかもしれません。
更年期を脱した私ですが、体力の衰えに悩んでいます。
☆薬で治らないスマホうつ
スマホうつの厄介なところは、薬では治りにくいことだと、『スマホうつ』の本にありました。
産後うつ、老人性うつ、激務のため発症したうつとは違い、スマホうつは20代~30代の世代に多い。
LINEやFacebookのSNSや、オンラインゲームやYouTubeなどに楽しみを求めて、うつむいてスマホに集中することが、自ら「スマホうつ」に落とし込んでいると警鐘を鳴らしています。
座りっぱなしで、うつむく作業は実は体にわるい。
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スマホうつ 予防策
スマホに依存しないことが最も大切です。
本では、余りに重症ならスマホでなく、ガラケー変更も考えたほうがよいと断言。
そして、首まわりのストレッチや、呼吸法を薦めています。
ところで娘婿は29歳ですが、わが家に帰省中も暇な時間があると、すぐスマホゲームをしていましたね。
ド近眼のためコンタクトをした目で、まばたきも少なくなるため、目の疲れも相当だろうと、心配になりました。
スマホをポケットにしまい、自然にふれあうように公園や水辺を散策すると、スマホうつの予防になるでしょう。
青い空をぼーっと眺めるのも、脳神経を休めるために大切なことです。
スマホうつの本の監修をされた川井太郎氏は、あんまやマッサージの指圧師。
体のゆがみを「モアレ写真」から分析し、骨盤を中心にゆらゆらと揺さぶる独自の施術で改善へ導いているそうです。
まとめ
スマホうつの本を読んだので、感想をお伝えしました。
現代病といえるスマホうつ、いはま若い人に多いけれど、シニア世代にもじわりと広がりそうです。
それでなくても、肩が張る年代なのに、スマホに夢中になって銅像のように動かない!
天井を見たり、自分で骨盤を中心に体をゆらゆらさせて、ストレートネック予防をしたいですね。
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