2019/04/12更新しました。
先日初めて、BS朝日『ウチ‘‘断捨離”しました!』の番組を見ました。
12月23日は午後1時に第2弾が再放送され、午後9時からの第5弾が新作。
師走にじっくり視聴しました。
感じたことは、番組に出演されたご家庭のモノの量と家族の困惑です。
やましたひでこさんがレクチャーしながら、断捨離と片づけを進めていきますが、私は身につまされる思いで見た次第です。
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50代の家庭それぞれ
第2弾で特に印象に残ったご家庭は、ご主人が買い物好きで趣味のものがリビングに散乱のケース。
奥様はフルタイムで働いているため、家事の段取りを良くするためにも物の量を減らしたいとお考えでした。
しかし、ご主人は「もったいなくて捨てたくない」タイプ。
娘さんたちの喜ぶ顔が見たくて、無駄にぬいぐるみを買い集め、着る物もたくさんお持ちです。
徐々に捨てていきましたが、私は正直なところ「お金持ちなんだろうな」と、感じたのです。
- 収入があるから買い物につぎ込める。
- 子供とコミュニケーションをとりたくて子供の好きそうなものを買う
- 仕事が忙しくて、買い物が息抜き
結果として、家中に物があふれて収拾がつかない。
断捨離がブームなのは、中高年の家庭をターゲットにして成功したからに違いないでしょう。
やましたひでこさんは、優秀なビジネスウーマン。
つい本を手に取り、読んでしまいます。にこやかに笑顔をつくっても、目が少しも笑っていないやましたひでこさんの表情が、私はちょっと気になりますが。
さて、番組の中でご主人は奥様の気持ちを汲み取って、物を捨てます。
仲良く遊歩道を散歩しながら、「新婚旅行で出かけたヨーロッパへもう一度行きたいね」と、ハッピーエンド。
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人形が自分の身代わり
第5弾で強く記憶に刻まれたご家庭は、すてきな欧風の家にお住まいの50代 ・専業主婦。
ご主人は葬儀会社にお勤めで、男の子がふたりいるそうです。
めっちゃセレブなおうちで、奥様はおしゃれなジャケットに身を包んでいました。襟元にフリルのついた紺の洋服が、ヨーロピアン調の調度品とマッチした女性。
「片付いているお宅にあがるのは久しぶりだわ」と、やましたひでこさんが言うほどスッキリ。
こちらの奥様の悩みは人形が捨てられないこと。
- 白無垢の花嫁人形
- 市松人形
みるからに高そう。
たぶん5万円以上はするはず、いやもっとか。
拙ブログに貼った藤娘なんか、ぜんぜん比べ物になりません。
ガラスケースにきちんと保管された美しい人形です。
「大学卒業してすぐ結婚し、主人のふるさとで暮らしています。
知人のいない土地で、子育て中も不安のなか過ごしてきましたが、主人は仕事が忙しく寂しかった」
どうやらそれで、ブランド品や好きな人形を買い、気持ちを慰めていたようです。
高級食器などはフリマアプリを使い、ずいぶん売ったとか。
このご家庭をテレビを通して見て、感じたことがあります。
浪費家の妻を持った夫の方が、たいへんなのでは?
出演の奥様にはわるいけど、正直なところそう思った私。
豪邸に暮らして、高級品を買い、家計は大丈夫ですか?と、要らぬ心配を。
我が家の世帯年収 が低いだけなのでしょうね。
番組では夜勤明けの夫に、奥さんが「1泊でいいから東京のホテルに宿泊して、銀座を闊歩したい」と、直談判。
どうやらご主人が、奥さんに専業主婦でいてほしかったみたい。
奥さんは外で働くキャリアウーマンに憧れていたのかもしれません。
最後は、白無垢の花嫁人形を白いレースのスカーフに包んで、ごみ処分場に捨てるところが映し出されました。
そして、銀座を歩く彼女の姿で、締めたわけです。
番組のメインテーマ・実家の断捨離については、原田さよさんがアップしています。
『ウチ、断捨離しました!』はしんどい番組だけど、得るものも沢山ありました - さよのシンプルライフブログ ~ 片付け・収納・家事 ~
さよさんがツイッターでお知らせして下さったので、番組を見ることができました。ありがとうございます。
まとめ
世の中の50代夫婦の家庭は、なんて富裕なのだろうと「#ウチ断捨離しました」の番組を見て感じました。
一方、現実のわが夫は「お前は要らない物が多い。片付けろ」が口癖。
でも、大掃除もふだんの家事も一切、手伝ってはくれません。
お風呂そうじをしてくれたのは5年以上前……
仕事はもちろん町内会のことも全て私の担当なので、ぶち切れたくなります。
そんな師走にテレビを4時間も見てしまったのですが、参考にして不用品を処分しようと思います。
夫の理想の家は、禅の思想のように片付いて何もない空間ですから。
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