2022/03/11更新しました。
BS朝日「ウチ断捨離しました!」は、断捨離の提唱者であるやましたひでこさんが、悩める相談者にアドバイスをする片づけ番組です。
8月31日の放送分は、沖縄移住を決意して、引っ越し費用を安くするために大幅にモノを減らす5人家族。
住む場所も仕事も決まらないのに、移住の日だけは決めているという夫婦のユニークな生き方!
そのなかで、「経済的な不安があると、服を手放せない」というやましたさんの言葉が、私の胸に響いたので、番組の感想をお伝えします。
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趣味人の夫婦
このブログの画像は、わが家の実態を私が撮影した写真であることを、ご了承ください。
8月31日に登場のご一家は、40代の夫婦に小学生の男児が3人という家族構成です。
ともに再婚同士で、上の男の子は奥さんの連れ子。
ご主人は、アフリカ音楽の講師をされて、本業はサラリーマン。
おふたりはアフリカの太鼓が縁で、結婚されました。
軽快なリズムで、楽しそうな音の響きです。
一方の奥さんは家具職人。
着物好きで、絵を描くのも趣味です。
アフリカの打楽器や、お子さんたちの玩具、洋服に着物と家の中には、たくさんのモノがあふれています。
沖縄移住のために、車2台に積めるだけの荷物にしたいという相談なのです。
「沖縄の家も決まっていないのに、どうするの?」
上のお子さんが不安そうに親たちを見上げているのが、まず印象に残りました。
「ウチ断捨離しました!」のテレビ番組は、やましたさんのアドバイスが役に立ちます。
そしてそれ以上に、出演されるご家族が、濃い。
前回のファンタジー世界にひたる27歳の独身女性は、まあ自分の趣味だから良いでしょうが、今回はお子さんが3人いるわけです。
しかし、ご夫婦は夢に向かって突っ走る。
「自然農法でマンゴーや、パイナップルの栽培農家になりたい」
ご主人の夢が大きいではありませんか。
農業経営は、軌道に乗るまで最低でも5年はかかると思います。
だいじょうぶですかあ!
私はTVerを映す、パソコン画面に叫びました。
選び抜く
子ども達3人は、あっさり沖縄に持って行く玩具を選びました。
それには奥さんの目が丸くなります。
「子どもが喜ぶと思って、オモチャを一生懸命そろえたのに」
UFOキャッチャーでしょうか。
魚のシリーズもののオモチャに、子どもは見向きもしません。
私の目には、奥さんはけっこう散財するタイプに映ります(@@;)
それでも、奥さんはがんばって、自分のモノを減らします。
- アジアの少数民族の布地
- 大切な着物
ところが、ご主人はアフリカグッズに手を付けません。
アフリカの太鼓がいくつもあるんですね。
そのうち、奥さんはオモチャの足りないピース集めに夢中になる。
理由は、ピースがそろったほうが、高く売れるから。
しかし、引っ越しまでそんなに時間がないのに、手間暇がかかりますね……。
不安と葛藤
奥さんは自分の服も減らせませんでした。
やましたひでこさんが、「服は心の奥の象徴ですよ」と、助言。
なぜ、手放せないか。
深く深く自分の胸に問いましょう。
- 時間がないのに細々とオモチャを探すのは、細かい部品が移住へのブレーキになるから
実は、奥さんはご主人を応援していますが、心の底に大きな不安がありました。
そりゃそうです。
子ども3人を連れて、住み慣れた土地を離れて、新生活に入るのですから。
豊かな暮らしができる確証は、どこにもありません。
ご主人は収入のメドが立たない、自然農法のチャレンジャーですし。
「経済的な不安があると、服を減らすことができません。
しかし、どうしても移住したいなら、豊かになるために手放しましょう。」
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新天地へ
怒濤の断捨離の末に、引っ越しを完了させたご家族です。
奥さんは建具の会社に就職が決まり、ほっと安心してから、手放せるようになりました。
アフリカの打楽器は、沖縄へ配送することに。
生きがいをむりに断捨離する必要はないそうです。
「新天地へ連れて行くモノだけ選び抜いて」
やましたさんがアドバイス。
いま沖縄に巨大な台風が近づいているので、気がかりですが、夫婦の絆がしっかりと結ばれた番組のエンディングです。
無料ポータブルTVerにて、9月7日まで視聴できます。
まとめ
経済的な不安があると、服を減らせない。
その言葉が、私に胸に響きました。
私は何十年も前の服を後生大事にしてきたのですが、不安がそうさせたのでしょう。
50代のうちに、さらに絞り込もうと思います。
「ウチ断捨離しました!」テレビ番組の感想をお伝えしました。
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